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映画評901 ~ マスカレード・ホテル

本日2本目は「マスカレード・ホテル」です。

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東野圭吾の小説「マスカレード」シリーズ第1弾「マスカレード・ホテル」を実写化したミステリー。連続殺人事件の新たな現場になるとされたホテルを舞台に、エリート刑事とホテルの従業員が犯人を追う。主演は『HERO』シリーズや『武士の一分(いちぶん)』などの木村拓哉、バディ役は『散歩する侵略者』などの長澤まさみ。『HERO』シリーズで木村と組んだ鈴木雅之がメガホンを取る

主演は、木村拓哉
共演は、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、濱田岳、前田敦子
その他、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、生瀬勝久、宇梶剛士、松たか子、鶴見辰吾、石橋凌、渡部篤郎など


<ストーリー>
現場に不可解な数字の羅列が残される殺人事件が3件発生する。警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は、数字が次の犯行場所を予告していることを突き止め、ホテル・コルテシア東京で4件目の殺人が起きると断定する。だが、犯人の手掛かりが一向につかめないことから、新田が同ホテルの従業員を装って潜入捜査を行う。優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴こうとする新田。利用客の安全を第一に考える山岸は、新田に不満を募らせ・・・


これは、思ったより良かったです。

東野圭吾作品ですが、珍しくこの原作は読んでいました。

今まで、原作を読んでいる作品の映画を見たことがあまりないので、特にこの手の推理サスペンスものとしては、結果が見えているだけに、「もしかして、つまらないかも?」と思っていましたが、意外と楽しめました。

ちなみに、キャストを見た時点で「犯人は、この人だろうな」と思っていましたが、これは当たっていました。

まあ、役を考えてみれば当然と言えば当然でしょうけど・・・

にもかかわらず、割と面白く見ることができたのは・・・なぜなんでしょうね?

自分でもよくわかりませんが、少なくともキャストに関して言えば、長澤まさみは、期待通りというか、うまく演じていたと思います。

常に同じような批判をされる木村拓哉ですが、演技そのものは、いつも通りというか、いつもの「スカシ演技」でしたが、特に違和感があるほど下手ではありませんでした。

とは言え、原作では30代の刑事ですし、上司の言うことをあまり聞かない無鉄砲な男を、40を過ぎたおっさんが演じるのも、ちょっとムリがあるとは思いました。

あと、キムタクが出てくる時は、わざと目を逸らす(?)ために、必ず違和感のある役者を共演させる、という妙なジンクス(?)がありますが、今回それはなかったように思います。

しいて言えば、渡部篤郎ですかね?

相変わらずと言うか、以前にも増して「クサい」演技が目立ちましたので、これを見ていると、キムタクの演技にはまったく違和感がなくなります!?

あと、最後のエンドロールのところで、突如「明石家さんま(友情出演)」と出てきたので、「えっ、いつさんまが出ていたの?」とビックリしました。

いくら何でも、あのさんまが目立たない役をするはずがないですし、出ていれば必ず気が付くはずなので、一生懸命思い出そうとしましたが、思い出せませんでした。

後で調べてみると、ちょうどそのエンドロールが流れている、まさにその時にホテルのフロントの前にいたおっさんが、どうやらさんまだったようです。

そんなのわかるわけがないだろ!

もしかして、これもキムタクの目くらましでしょうかね。

その他、原作に出ていたエピソードがいくつか出ていましたが、余計なシーンはほとんどなかったと思います。

ただ、最後にキムタク刑事が犯人がいることに気が付いたのは、原作では「残り香」でしたが、本作では机に置いてある「あるもの」の配置でした。

それについては、犯人が捕まった後にも一切説明はありませんでしたが、途中でその「あるもの」を執拗に映していたので、あれなら原作を知らない人でもミエミエでしょう。

ちょっとやり過ぎです。

それと、事件解決後の長澤まさみとキムタクとのツーショットは、私的には不要な気がしました。

事件解決でそのまま終わっても良かったと思いましたが、もしかして「ここで謎解きがされるのかな?」と思ったものの、そんなやり取りも一切なかったので、余計に不要だったと思います。

もしかして、この後二人は・・・という思わせぶりなシーンにするつもりだったのかな?

まあ、元々が推理小説としてはそんなに「スゴいトリック」というわけではないので、ビックリするような結末ではなく、そのあたりが不満だった人もいるようで、全体的な評価としてはあまり高くなかったようです。

とは言え、私としてはまずまず楽しめたので、評価は「B」にしておきます。

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映画評900 ~ Taxi ダイヤモンド・ミッション

本日は、2本立てです。

まず1本目は「Taxi ダイヤモンド・ミッション」です。

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激しいカーアクションでヒットを記録した『TAXi』シリーズの第5弾。スピード狂の警官とタクシー運転手コンビの暴走を描く。フランスのヒットメーカー、リュック・ベッソンが製作と共同脚本を担当し、『レイジング・ドッグス』などで役者としても活動しているフランク・ガスタンビドゥが監督、共同脚本、出演を兼任。エドゥアルド・モントート、ベルナール・ファルシーらシリーズおなじみの面々も出演を果たした。

主演は、フランク・ガスタンビドゥ
共演は、マリク・ベンタラ、エドゥアルド・モントート、ベルナール・ファルシー
その他、サルヴァトーレ・エスポジト、サブリナ・ウアザニなど


<ストーリー>
パリ警察で検挙率トップを誇り、高度なドライビングテクニックを持つマロ(フランク・ガスタンビドゥ)は、特殊部隊への異動を希望していた。だが、スピード狂でいつも問題ばかり起こす彼は、左遷されてしまう。マロの赴任先のマルセイユ警察は、鮮やかな手口で宝石を盗み出すイタリアの強盗団に手を焼いていた


このシリーズも、5作目だとのこと。

ただし、これまでの4作に出演していたサミー・ナセリが出ていないので、何かあったのかと思ってみたが、実は本作は4作目から11年も経っている。

要するに、これまでの作品はまったくの別物と考えていいかも知れない。

で、内容ですが・・・

実にくだらなかった!

おバカな警察官が、アホな強盗犯相手に悪戦苦闘する、というドタバタコメディですが、昔アメリカ映画で流行った「ポリス・アカデミー」の劣化版みたいな感じでした。

笑えないジョークや下品なやり取りは、まだ我慢できるとは言え、残念なのは、せっかくの改造タクシーでフェラーリとランボルギーニ相手にカーチェイスを展開しているというのに、まったくそのスピード感・疾走感が伝わってこないことです。

ただ走っているのをそばで撮っているだけ、という感じで、さすがにこの描写には拍子抜けしました。

つまり、この作品の肝となるべきシーンがつまらないので、それでなくてもくだらないやり取りまで、すべて空虚なものになってしまいます。

「ポリス・アカデミー」も、わけのわからない警官たちがたくさん出てきますが、彼らも最後にはそれぞれが何らかの活躍をします。

しかも、所々に小さな笑いがありました。

しかし、この作品には、それがほとんどと言っていいくらいない。

笑えないコメディほど悲しいものはありません。

前作のこともすっかり忘れていたので、過去の映画評を見たところ、やっぱり似たようなことが書いてありました。

リュック・ベンソン監督作品ということで、ついスピード感のあるテンポのいい映画を期待していましたが、選択ミスでした。

ただ、「さすがに、それはないだろう」という展開はなかったので、評価としてはギリギリ「C」にしておきます。

もう、このシリーズは見ないかも・・・?

映画評899 ~ 刀剣乱舞

今日は「刀剣乱舞」を見てきました。

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刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案にした実写映画。有名な刀剣が戦士に変貌した“刀剣男士”たちが、歴史の改変を防ぐために激しいバトルを繰り広げる。監督は『MARS~ただ、君を愛してる~』シリーズなどの耶雲哉治が務める。キャストは、舞台版にも出演する三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦をはじめ、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、椎名鯛造、廣瀬智紀、八嶋智人、山本耕史ら

主演は、鈴木拡樹
共演は、荒牧慶彦、北村諒、和田雅成、岩永洋昭
その他、椎名鯛造、廣瀬智紀、八嶋智人、山本耕史など


<ストーリー>
西暦2205年、歴史修正主義者たちが過去に攻撃を始める。政府に歴史を守るよう命じられた審神者は、歴史修正主義者から差し向けられた時間遡行軍と戦うためにかつての刀剣を復活させる。人の姿をしてよみがえった“刀剣男士”たちは、天正10年6月2日、歴史改変の危険が迫る本能寺の変を守り抜く。


これは面白かった。

元々はゲームらしいし、私の好きな時代劇だけど、何となくガキみたいな連中ばかりだったので、まったく期待していませんでした。

ところが、意外な拾い物というのか、発想や展開などは特に斬新というわけではなく、結構アラが目立ったけど、最後まで飽きることなく見ることができました。

そもそも「歴史修正主義者」というのがよくわからない。

過去の歴史が変われば、自分たちだって変わってしまうだろうに、やっていることがよくわからなくて、まるで「世界征服」を標榜しながら、いつも幼稚園ばかりを襲うショッカーみたいなものでしょうか?

たぶん歴史が変わるのを見越して世界を征服しようと考えているのかも知れないけど、このあたりの設定の「?」も気にならないくらいのテンポが良かったです。

役者さんは、信長を演じた山本耕史と秀吉を演じた八嶋智人以外は、知らないあんちゃんばかりだったけど、主演の鈴木拡樹は、いい男の上に声も渋くて、結構ハマっていました。

調べてみたら、元仮面ライダーだったようです。

なるほどね、と感じですかね。

テーマは「本能寺の変で自害した信長を助けようとする歴史修正主義者を排除して、信長を史実通りに抹殺する」というもの。

こう書くと、簡単なストーリーのようだけど、これをベタながらうまく展開させていて、最後までハラハラ・ドキドキ(?)させてくれました。

クライマックスのバトルシーンでも、ちょっと感動しそうなところがありましたし。

ただし、殺陣はムチャクチャに近いものがありました。

下手クソというよりは、稚拙。

もっとカッコいい振付けもできたでしょうに、萬屋錦之介が見たら卒倒しそうなレベルだったと思います!?

とは言え、ここまで面白く見られるとは思わなかったので、評価はかなり甘めに「A」にします。

何となく続編がありそうな雰囲気でしたが、もしあれば次回ももちろん見ます!

映画評898 ~ 劇場版 「Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly

新春第一弾は「劇場版 「Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly」です。

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ビジュアルノベルゲーム「Fate / stay night」のうち、“桜ルート”と呼ばれる最終ルート「Heaven's feel」を3部作で映画化した劇場版第2弾。どんな願いもかなう「聖杯」をめぐる戦争が再び始まり、衛宮士郎が間桐桜を守るために戦い抜く姿を映し出す。前作に引き続き、監督とキャラクターデザインを須藤友徳、脚本を桧山彬、音楽を梶浦由記が担当。杉山紀彰、下屋則子、神谷浩史、川澄綾子、植田佳奈ら声優陣も続投している


<ストーリー>
冬木市で10年ぶりに聖杯戦争が始まる。聖杯戦争の御三家といわれる間桐家の当主・間桐臓硯が加わり、英霊(サーヴァント)として真アサシンを召喚する。さまざまな魔術師(マスター)とサーヴァントが倒れていく中、戦いに参加する衛宮士郎もサーヴァントのセイバーを失うが、間桐桜を守るため戦い続ける


3部作の2作目である。

原作を知らないというのもあるかも知れないが、相変わらずわけがわからない。

前作を覚えていない、ということもあるけど、登場人物の相関関係よりも、出てくるヤツの名前がよくわからないので、会話に出てくる登場人物の名前が誰のことなのかよくわからず、従ってバトルが始まっても、誰と誰の戦いなのか今いちよく理解できていない。

こんなのでよく見る気になったな、と思われるかも知れないが、とにかくこういう画のアニメが好きなので見ているだけ。

とは言え、所々(街の描写とか、細かい部分の描写)が実にリアルである一方、主人公を始めとした人物描写が意外と雑(?)なのが気になった。

守護神(?)みたいな連中の画は結構いいのに、主な登場人物の顔はかなり手を抜いている感じがした。

ただ、バトルはかなり迫力がある。

何がどうなっているのかはよくわからないけど、壮絶なバトルの描写はしっかりとできている。

ストーリーは、何と言うか、かなり途中を端折っている感じで、全体感が今いち掴めない。

それと、前作でも書いていたけど、ヒロインの「さくら」にはやっぱり感情移入ができない。

何歳くらいの設定かよくわからないけど、声は完全なガキのくせに、やっていることが・・・???なので、見ていて実に違和感がある。

どうしてこの声を当てたのかはわからないが、高校生の淡い恋を描いているわけでもないの、やっていることが〇〇〇なので、余計にわけがわからない。

とにかく、わけのわからないことだらけだけど、展開としてはちょっと気になるので、最終章までちゃんと見る予定です。

ということで、評価は今回も「C」にしておきます。


2018年映画総括

2018年の映画総括

今年見た映画は46本でした。

今年も、あまり見たという印象がなかったけど、一応そこそこの本数は見ていることになります。


さて、今年見た映画の中の内訳は、洋画が27本、邦画が19本、うちアニメが14本。

今年は、S評価の映画は1本、A評価が6本でした。

一方、D評価だったものは2本だけで、E評価はありませんでした。

B評価が21本もあったということは、今年は結構面白かったということでしょうか。



まず、「面白かった」編。

今年「S」評価だったのは、次の1本だけ。

「SHOGO HAMADA ON THE ROAD2015-2016 旅するソングライター」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-889.html

まあ、大好きだった浜田省吾のドキュメンタリー映画だから、面白くて当然(?)とは言え、思った以上に感動したので、思わず「S」にしてしまった、という感じ。


続いては、「A」評価だった作品は、以下の6本。

「祈りの幕が下りる時」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-887.html

「グレーテスト・ショーマン」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-891.html

「ホース・ソルジャー」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-904.html

「ミッション・インポシブル/ホールアウト」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-911.html

「コーヒーが冷めないうちに」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-916.html

「アース:アメイジング・デイ」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-927.html


まず「祈りの幕が下りる時」

東野圭吾作品は、時々わざとらしい展開のものがあり、この作品も「砂の器」のような話ながら、ちょっとムリな設定と思われる展開もあったが、全体として見たら感動するという感じ。
阿部寛の滑舌の悪さは相変わらずだけど、それがほとんど気にならないくらいの内容でした!?


続いては「グレーテスト・ショーマン」

これは、劇中で歌われる歌がすべて!
内容というか、展開はムチャクチャな感じだった(?)けど、それを感じさせないくらいの圧倒的な歌の数々。
改めて、「ヒュー・ジャックマンっていいなあ」と思った作品でした。


続いて「ホース・ソルジャー」

実話に基づいた映画ということですが、かなり迫力のあるいい話でした。
ただ、「たった12人で5万人に立ち向かった」というのは言い過ぎで、こういう宣伝の仕方については、もう少し考えてほしいと思います。


そして「ミッション・インポシブル/ホールアウト」

これは、ストーリーも展開も結構ムチャクチャですが、とにかくテンポがいい。
とにかく「トムくん、カッコええ~」という映画ですので、それがちゃんと描かれていれば、何も言うことはありません!


次は「コーヒーが冷めないうちに」

とにかく「いい話」です。
ネットで見ても「薬師丸ひろ子&松重豊」派か「有村架純&石田ゆり子」派に分かれると思いますが、私は後者でした。
宣伝では「4回泣けます」と言っていたものの、実際には3回が限度だと思いますが、「感動した」というのと「泣けた」というのはちょっと違います。
先の「ホース・ソルジャー」と同様、宣伝にはもう少し気を使ってほしいものです。


最後は「アース:アメイジング・デイ」

これは言うまでもなく、私が大好きな自然をテーマにした作品ですし、しかもプロパガンダなしですので、当然の評価でしょう。
新しい発見もあり、すばらしい作品でした。


以上6作品は、ストーリーや展開あるいは宣伝文句には注文がつくものの、それに勝る何か(歌の良さとかテンポとか)が圧倒的だったので、トータルとして「A」にした、というものが多く、「映画って、こういうのがいいんだよな」と言いたくなるような作品だったと思います。


続いて「面白くなかった」編。

最初に書いたように、今年は「D」評価のものは2本だけでした。


まずは「検察側の罪人」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-914.html

とにかく意味のないシーンが多かったと思う。
キムタクに対する忖度なのかも知れないけど、殺人者である検事に対して、何の非難もされないような展開って、どう見てもおかしすぎる。
そして、何と言っても、まったく意味のない最後の「泣き屋」のシーンでブチ切れました!


そして「GODZILLA 星を喰う者」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-922.html

前2作で、結構期待していた作品でしたが、かなりガッカリしました。
ゴジラだけでなく、キングギドラとモスラまで登場させておいて、放っておいても盛り上がりそうなネタなのに、これがまったく面白くないとは、いったい何を考えていたのでしょうか。
と言うか、モスラはいったい何のために出てきたの?
最終作で、ここまでガッカリさせるのも、ちょっと情けないです。



以上、今年の映画総括でした。

9月に60歳を迎えましたが、映画が「常に1100円で見られる」ということなので、来年はたくさんたくさん映画を見たいと思います。

映画評897 ~ シュガー・ラッシュ:オンライン

今日は「シュガー・ラッシュ:オンライン」を見てきました。

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ヒーローに憧れるゲームの悪役キャラクターと、レースゲームで仲間外れにされていた少女の友情を描くアニメーション。初めてアーケードゲームの世界を飛び出したラルフとヴァネロペが、インターネットの世界に入り込み冒険する。『スター・ウォーズ』『トイ・ストーリー』シリーズをはじめ、白雪姫などのプリンセスら人気キャラクターが多数登場。前作の監督のリッチ・ムーアと脚本のフィル・ジョンストンが共同で監督を務める


<ストーリー>
アーケードゲームの世界に住む優しい悪役のラルフと親友の天才レーサー・ヴァネロペは、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」が故障し廃棄処分の危機にあることを知り、部品を調達するためインターネットの世界に飛び込む。見るもの全てが新鮮で刺激的な世界に夢中になるヴァネロペと、早くもとの世界に帰りたいラルフは少しずつすれ違っていく



前作では評価が「S」になっていたので、かなり期待をしていたが、それほどではなかったにしても、これはまずまず面白かった。

まずキャラクターが魅力的で、特にヴァネロペはかわいい。

ただ、前作で感じた圧倒的な面白さは今作にはあまりなく、ただただキャラクターに頼っていただけのような作品でした。

特に、悪役であるラルフはちょっと頼りないし、さらに輪をかけて残念だったのが、ヴァネロペの行動だ。

アーケードゲームを捨てて(?)インターネットの世界を選択するなんて、ちょっと違和感があったし、あの終わり方で良かったのだろうか、という気もした。

あと、途中で出てきたプリンセスたちも、思ったより出番が少なくて・・・というより、数が多すぎて、それぞれのキャラクターがあまり生かされていない感じだった。

とは言え、最後にもうひと働きするので、そういう意味では、よく考えているとは思ったけど、これまた期待しすぎた感じはする。

とにかくディズニーらしい作品だけど、前作が面白すぎたので、今作は期待しすぎたのかも知れない。

ということで、評価は「B」にしておきます。


なお、日本語吹替え版の声優は、以下の通り。

劇中に出てくるディズニーのキャラクター(お姫様たち)は、それぞれ実際の映画で吹替えをしていた役者さんが、そのまま担当している。

ラルフ:山寺宏一
ヴァネロペ:諸星すみれ
フェリックス:花輪英司
カルホーン軍曹:田村聖子
Yesss:浅野まゆみ
シャンク:菜々緒

アリエル:小此木まり
ベル:平川めぐみ
ジャスミン:麻生かほ里
ポカホンタス:土居裕子
ムーラン:すずきまゆみ
ティアナ:(鈴木ほのか
ラプンツェル:中川翔子
メリダ:大島優子
白雪姫:小鳩くるみ
シンデレラ:鈴木より子
オーロラ姫:すずきまゆみ
アナ:(神田沙也加
エルサ:松たか子
モアナ:屋比久知奈

映画評896 ~ アニー/スター誕生

今日は「アリー/スター誕生」を見てきました。

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『アメリカン・スナイパー』などのブラッドリー・クーパーが監督と製作を担当し、数々のヒット曲で知られるアーティストのレディー・ガガが主演を務めたドラマ。スター歌手に才能を見いだされた女性が、スターダムへと上り詰める姿が描かれる。ブラッドリーはスター歌手役で出演もこなしており、劇中でガガと共に歌声を聞かせる

主演は、ブラッドリー・クーパー
共演は、レディ-・ガガ、アンドリュー・ダイス・クレイ、デイヴ・シャペル、サム・エリオットなど


<ストーリー>
昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリー(レディー・ガガ)は、歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)から歌を高く評価される。アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、やがて二人は愛し合うようになるが、ピークを過ぎたジャクソンは、徐々に歌う力を失っていく


予告編を見て「おっ、これはいいかも?」と思って見てきました。

そして、レディー・ガガがすばらしかったです。

しかし・・・

ただ、それだけ!

予告編で見た、レディー・ガガが歌うシーンは、前半に出てきますが、実はこれがピークでした。

何が気に入らないって、レディー・ガガの歌はいいのだけど、物語がクソ。

そもそも、「場末のバーで歌いながら、いつかスターになるんだ、とバイトしながら頑張っていたら、たまたま見に来た大スターの目に留まり、その後必死に努力して、ついに・・・」などというストーリーを勝手に想像していたのだけど・・・

何のことはない、バーで歌っている時点で、すでにベテランの風格十分。

あんなポールダンサーみたいな歌い方をして、「私、自分に自信がないの」なんて、そんなの誰が信じるか!

しかも、バイト先ではいつも遅刻ばかりしていて、上司には悪態をつく。

そして、初めて大スター・ジャクソンに遭って、飲みに行った店では、ジャクソンに絡んできたあんちゃんに対して、いきなりパンチを食らわすようなヒステリー女。

さらに、彼女を見出した大スター・ジャクソンというのが、酒浸りでドラッグもやっていて、常にベロベロ状態のクソ野郎なので、まったく感情移入できない。

彼女を見出した時もそう、とにかくベロベロでない時がないくらい、いつも酔っぱらっていて、何を言っているのかほとんどわからない。

こんなヤツに、どうして彼女がホレたのかよくわからないが、とにかく彼女がスターダムを上り詰めるのに邪魔でしかない存在だ。

しかも、そのクソ野郎が、どうして酒やドラッグに溺れてしまったのか、見ていてよくわからないので、ただの自業自得にしか思えない。

さらにさらに、レディー・ガガの出世の速さがハンパない。

デビューしていきなりグラミー賞を取るなんて、我々は本物のレディー・ガガを見ているので、何ら違和感はないけど、よく考えたらそんな簡単なことではないだろう。

とにかく、見ていてジャクソンにイライラしっ放しで、「こんなヤツ、早くくたばってしまえ!」と思っていたら、終盤でとうとう・・・

とは言え、ここで感動するはずもなく、何となくイヤ~な気分になるだけ。

物語的には逆にハッピーな展開なだけに、かえって複雑な感じ。

ただ、レディー・ガガの歌は圧巻。

あれだけの声量がある人が、場末でくすぶっていた、というのも何だか変だけど、とにかくこの人ってスゴいなと改めて思いました。

ということで、物語がクソだったので、本来なら「D」にしたいくらいだけど、レディー・ガガの圧倒的な歌唱力に敬意を評して「C」に留めておきます。

映画評895 ~ 「アース:アメイジング・デイ」

今日は「アース:アメイジング・デイ」を見てきました。

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世界的にヒットしたネイチャードキュメンタリー『アース』の第2弾。貴重な動物たちの姿が、最新の4Kカメラで捉えられる。監督は『宇宙(そら)へ。』などのリチャード・デイル、『真珠の耳飾りの少女』などのピーター・ウェーバー、ファン・リーシンが共同で務める。製作総指揮を『ネイチャー』などの共同監督を務めたニール・ナイチンゲールが担当する。日本版ナレーターは、俳優の佐々木蔵之介


<内容>
人間にとってなじみ深いジャイアントパンダやキリン、ヒゲペンギンなどの珍しい表情を映すほか、普段なかなか目にすることのできない絶滅危惧種の姿も撮影された。これら動物たちの様子を、太陽の動きとともに迫力ある映像で捉える


これは面白かった。

同じように自然や生物を扱った作品として、2011年に公開された「ライフ」は、いい映画だったけど、最後は「地球は人間だけのものではない」という、まるで鳩山由紀夫みたいなセリフが気になったし、その前年2010年に公開された「オーシャンズ」は、はっきりと「地球の環境を壊しているのは人間です」と言い、しかも「動物たちはみんな仲良し」みたいな「バカなの?」と思えるような主張をしていたプロパガンダ丸出しの映画だったので、そういう内容でないかどうか、ちょっと心配だった。

しかし、それは杞憂に終わった。

すでに見たことがあるものもあったが、初めて見るものもあり、しかも「みんな仲良し」みたいな変な主張もなかったので、安心して見ていられた。

いくつか列挙してみる。

ガラパゴス諸島に住むウミイグアナは、テレビでもよく取り上げられるが、エサを取るシーンや、日の出直後に海辺で暖かくなるのをのんびり待っている、という画なら見たことはある。

しかし、ウミイグアナが卵から孵った直後、海辺に行くまでに、多数のヘビが襲い掛かってくる、というおぞましいシーンは初めてだった。

マッコウクジラが、直立(または逆さま)になって眠る、というシーンも初めてみた。

オオナマケモノが、川を泳ぐ理由・・・それは、メスに会うため。

いつもは超ノロいオオナマケモノが、この時だけは俊敏(?)に動いているのが滑稽だった。

竹は、植物史上最速で成長するのだそうな。

1秒間に約1mm伸びる、って相当速いだろう。

南極の孤島に住むヒゲペンギンだけど、その島に押し寄せる波がハンパない!

ハチドリは、ハチのように花の蜜を求めて、とにかく飛び回って四六時中食べている、というのは知っていたが、当のハチとバトルになる、というシーンは初めてだった。

雨粒が、ハチにとってはトンデモない衝撃を与えるというシーンには笑った。

モンカゲロウは、成虫には口がなくて、ただただ繁殖のためだけに、たった1日だけ飛び回るという、とても悲しい虫であること。

絶滅寸前であるというハクトウラングールというサルも初めて見た。


ということで、なかなか面白かったです。

評価は、もちろん「A」にします。

映画評894 ~ くるみ割り人形と秘密の王国

昨日は「くるみ割り人形と秘密の王国」を見てきました。

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童話やチャイコフスキーの楽曲で知られる「くるみ割り人形」の物語を実写化したファンタジー。少女クララの不思議な冒険を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは『サイダーハウス・ルール』などのラッセ・ハルストレム。『インターステラー』などのマッケンジー・フォイ、『プライドと偏見』などのキーラ・ナイトレイ、『クィーン』などのヘレン・ミレンらが出演している

主演は、マッケンジー・フォイ
共演は、キーラ・ナイトレイ、エウヘニオ・デルベス、マシュー・マクファディン、リチャード・E・グラント
その他、ジェイデン・フォウォラ=ナイト、ミスティ・コープランド、セルゲイ・ポルーニン、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマンなど

<ストーリー>
14歳の少女クララ(マッケンジー・フォイ)は、機械をいじることが大好きで、ほかの子と遊んだりお洒落をしたりすることが不得意だった。ある日、彼女の豊かな想像力と聡明さを認めてくれていた母親が亡くなる。悲しみの中、彼女は“花の国”“雪の国”“お菓子の国”“第4の国”から成る秘密の王国に迷い込む。そこでクララは、自分のことをプリンセスと呼ぶくるみ割り人形フィリップやシュガー・プラム(キーラ・ナイトレイ)と出会う。


あの「くるみ割り人形」の実写化ということで、当然のことながら全編チャイコフスキーの曲に乗って物語は進む、と思っていた(期待していた)のだが、全然違った。

半分くらいはチャイコフスキーの曲ではなく、いちおう似せてはあるものの、まったくのオリジナルで、しかも、チャイコフスキー自身の曲もオリジナルの編曲がされたものが多い。

つまり、聞いていて「くるみ割り人形」という感じがあまりしない。

しかも、物語そのものも原作とは似て非なるもので、ここではネズミは実は敵ではない。

だいたい、くるみ割り人形自身が主役でも何でもなく、ただの脇役だ。

展開も平凡で、クララのお母さんが「実は魔法使いなのか?」と思えるような設定になっていて、そうしないと面白くないと思ったのかどうかはわからないが、終盤の敵役とのバトルや最終的な結末が何だか残念なものになっている。

また、エンドロールのクレジットでは、最初に出てきたのは主人公クララ役のマッケンジー・フォイではなく、キーラ・ナイトレイとなっていた。

なぜかはわからないが、役柄も含めて格で言えばヘレン・ミレンの方が上だった!?ように思う。

とにかく全体的に可もなく不可もなしで、盛り上がりに欠けていたように思う。

主演のマッケンジー・フォイに思い入れがあるかどうかで、評価も変わってくるのだろうけど、個人的には「綺麗な女優さんだなあ」とは思ったものの、あまり感情移入もできなかった。

何よりもチャイコフスキーの楽曲に期待して見に行っただけに、それほど楽しめませんでした。

ということで、評価は「C」にしておきます。


ところで、クララのおじさん役としてモーガン・フリーマンが出てくるが・・・

クララの父親はもちろん白人で、母親も途中に出てくる写真を見る限り同じく白人である。

このモーガン・フリーマン演じるおじさんって、この両親とどういう関係にあるの?

叔父なのか伯父なのかわからないけど、ちょっと違和感がありましたねえ。

ハリウッド映画では、必ず黒人・アジア人などを入れなければいけない、というルール(?)があるみたいだけど、もう少し配役を見直した方がいいんじゃないの?

もしかして、ただの「おじさん」なの?

映画評893 ~ ファンタジー・ビーストと黒い魔法使いの誕生

今回は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を見てきました。

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『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが脚本を手掛け、エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者を主人公にしたファンタジーシリーズの第2弾。パリの魔法界にやって来たニュート・スキャマンダーたちの戦いが展開する。敵役のジョニー・デップ、若き日のダンブルドア役のジュード・ロウらが共演。監督は、前作に引き続きデヴィッド・イェーツが務める。新たに登場する魔法動物も活躍

主演は、エディ・レッドメイン
共演は、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ、ミラー
その他、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー、クローディア・キム、ジュード・ロウ、ジョニー・デップなど


<ストーリー>
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、学者として魔法動物を守るため、不思議な空間が広がるトランクを手に世界中を旅している。ある日、捕まっていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃亡する。ニュートは、人間界を転覆させようと画策するグリンデルバルドを追い、魔法動物たちと一緒にパリの魔法界へ向かう


このシリーズも2作目となる。

結果から言うと、まだまだ続きそうな感じだ。

たぶん6~7作くらいは軽くいきそうだ。

・・・と思っていたら、前作で「5部作」って書いてあった。

どれだけ「ハリー・ポッター」のタカるつもりなのかわからないけど、J.K.ローリングはちょっと調子に乗りすぎ?

今回は、ジュード・ロウとジョニー・デップが出てくるし、しかも二人には何やら怪しい関係がある。

そして、最後の最後には、ある人の名前が出てくる・・・

・・・って、こんな感じでスピンオフを作り始めたら、何作でも出来るわい!

だけど、最初は何がなんだかよくわからない。

登場人物の関係が不明で、「お前、いったい誰やねん」という人たちが、続々と(?)出てくる。

なので、途中でちょっと眠くなってしまったほどだ。

だって、何がどうなっているのかさっぱりわからないし、敵味方の区別さえつかない。

しかし、後半になって、ようやく敵味方がはっきりし、誰が何をしたいのかが、何となくわかってくる。

そして、最後のバトル。

まあ、魔法を描いたファンタジーだから、バトルの内容なんかどうにでもなる。

だから、迫力云々の話をしてもあまり意味はないが、ようやく映画として面白くなってきた感じだった。

そして、最後のジョニー・デップの言葉で終わる。

なるほどね、最後はこいつとあの人の戦いであることは明白だけど、その前にあの人とこの人のやり取りもあるわけね。

そんなわけで、5部作にしたわけだ。

だけど、主人公のスキャマンダーって、何しに出てきてるの?という気がしないわけではない。

だって、今回のバトルにしても、たいして活躍していないし。

ということで、ようやく話の内容がわかってきて、次回がちょっと楽しみになってきたので、評価としては、とりあえず「B」にしておきます。


ところで・・・

タイトルにある「黒い魔法使いの誕生」って、もしかしてあいつのこと?
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