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映画評942 ~ ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (テレビ版)

今回は、テレビ放映の「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」です。

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ロビン・ウィリアムズらが出演した『ジュマンジ』に続く物語が展開するアドベンチャー。学校の地下室で見つけた奇妙なビデオゲームの世界に入り込んでしまった高校生たちの運命を描く。監督はドラマシリーズ「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などに携わってきたジェイク・カスダン。『カリフォルニア・ダウン』などのドウェイン・ジョンソン、『スクール・オブ・ロック』などのジャック・ブラックらが顔をそろえる。

主演:ドウェイン・ジョンソン
共演:ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス
その他:ボビー・カナヴェイル、リス・ダービー、アレックス・ウルフ、マディソン・アイズマン、マーク・エヴァン・ジャクソンなど


<ストーリー>
高校の地下室で居残りを命じられた4人の少年少女は、そこでジュマンジという古いビデオゲームを見つける。プレイしようとキャラクターをチョイスした瞬間、彼らは選んだ人物に変身し、ゲーム内の世界であるジャングルへと移動してしまう。現実とは全く違うキャラクターになった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、次から次へ野生動物と遭遇。危険にさらされながら、何とかゲームをクリアして現実世界に戻ろうとするが・・・


今年は映画に集中しようと思い、その一環として、現在上映中の「ジュマンジ ネクスト・ステージ」を見ようかどうか迷っていたので、昨日テレビで放送していた前作である「ウェルカム・トゥ・ジャングル」を見ることにしたわけだ。

で、結論から言うと・・・

今作は見ないことにした。

まず、このシリーズは見たことがないな、と思っていたのだけど、実は前作が第2作で、現在上映中なのは第3作。

つまり、あまり進展していないわけだ。

第1作は、確かボードゲームで、止まったマス目に書いてあることが現実に起こる、という内容だったので、何となく面白くなさそうで見なかった。

しかし、第2作からは最初からアクション型のロールプレイングゲーム風となっているようなので、ちょっと気になっていたわけだ。

ところが、何だか中に入っていけない。

ロールプレイングゲームにしては、展開が早すぎて、主人公たちに訪れる危機がたいしたことなく、あっという間にゴールまで行きついてしまった、という感じだった。

それと、変身後のキャラクターたちは、それなりにいい(カレン・ギランはかわいいし!)のだけど、もともとの主人公はさえないオタクで、その相手となるヒロインも地味~な女の子なので、最後の場面の出会いも、まったく心に響かない。

あと、ゲーム内のキャラクターたちも、元の高校生の性格を引きずりすぎているので、何となく違和感がある。

それに、全体的にコメディタッチなんだけど、所々のギャグが今いち笑えない。

公開当時流行っていたのだろうが、「チョベリグ」の連発は、さすがに聞いていてイラっとした。

そんなこんなで、あっという間にミッションをクリアして、ハッピーエンドになるかと思っていたら、最後の最後で主人公が、ヒロインに向かって「この世界に残ろう」と言い出す。

ゲームの中のキャラクターがカッコいいマッチョマンとかわいくて強い女の子、ということで。このままがいいと思ってしまう・・・はずがない、と思えたので、ここは違和感があった。

余計なシーンだったと思う。

ということで、たいした盛り上がりもなく、あっという間に解決してしまったので、ワクワク・ドキドキ感が乏しく、最新作をあえて見たい、とは思わなかったので、評価としては「C」にしておきます。

ただ、「ネクスト・ステージ」がテレビで放送されたら、もしかしたら見るかも?
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映画評941 ~ ヒックとドラゴン 聖地への冒険

新春第一弾は「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」です。

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人間とドラゴンの友情を描いた『ヒックとドラゴン』シリーズの第3弾。人間とドラゴンが共に生きることを選択してから6年後、主人公のヒックらが新天地を追い求める様子を映し出す。1作目から監督を務めてきたディーン・デュボア、アニメシリーズを含めてヒックの声を担当してきたジェイ・バルシェルが続投している。


<ストーリー>
敵対していたドラゴンと人間は、臆病者のバイキングの少年ヒックと傷を負ったドラゴンのトゥースの奮闘により共に生きる道を選ぶ。彼らはバーク島で平和に過ごしていたが、ドラゴンが増え過ぎて島がパンク状態になる。今は亡き父の後継者となり、若きリーダーに育ったヒックは島を出てドラゴンたちと新しい世界を探すことを決意する。


このシリーズも3作目ということだが、なぜかパート2である「ヒックとドラゴン2」を見ていない。

道理で、今作の冒頭で「これまでのおさらい」として、あらすじを説明する映像が流れるのだけど、見ていて「あれ?こんなのあったっけ」というシーンがあったのは、そういうわけだ。

とは言え、それを見ていないからと言って、全体の流れにはあまり影響はなかったように思う。

第一作を見た時に持っていた違和感は、あまり引きずってはいなかったけど、かつて争って(殺し合って?)いた人間とドラゴンが、なぜか仲良く、というよりはドラゴンが人間のペットになっているのに、実は心が通じ合っている、という全体の雰囲気はやはりどうにも受け入れにくい。

今作では、さらに白いドラゴン(ライト・ヒューリー)が出てきて、かなり大きな存在となるのだけど、これが何だか感情移入しにくくて、かなり違和感があった。

まず、このライト・ヒューリーは、ヒックたちが捕らえられたドラゴンを開放するために海賊(?)を襲った時、唯一取り残されたドラゴンである。

他のドラゴンたちが黒系である中、こんなに目立つ白いドラゴンを見落とすことも違和感があるけれど、その後この白いドラゴン(のちにヒックによって「ライト・ヒューリー」と名付けられる)は、なぜかトュースの前に姿を現す。

当然のごとく、「ああ、これは悪役(グリメル)が放ったワナだな」と思うのだけど、その後そのような描写が一切ない。

結局ライト・ヒューリーは、どうやってあそこから脱出してきたのか説明がないので、最後の最後まで違和感を持ったままだった。

そもそもあのライト・ヒューリーは、異様に白くて、しかも鱗がないので、とてもドラゴンには見えないし、どちらかと言えば気持ち悪かった!?

だから、トュースとの恋のロマンス(?)は、何とも奇妙なシーンだったが、これを延々とやるので正直ウザかった。

しかも、このライト・ヒューリーは、なぜかドラゴンの女王みたいな扱いで、海の果ての不思議な世界(ドラゴンたちが平和に暮らす世界)で、この女王との恋人宣言(?)をしたトュースが、ドラゴンの王みたいな雄叫びをあげるシーンは、もう何がなんだかの世界だった。

このドラゴンたちが暮らす世界は、実はヒックが探していた世界だったはずなのに、「やった!やっと見つけた」という感動の声もなく、しかも普通に空を飛んでいたら行きついたという程度の場所だったので、あの世界はいったい何だったのか、という気さえした。

タイトルではそう思わせているのに・・・

映画では、その後ヒックたちが、グリメルたちと戦い、見事これに打ち勝つのだけど、それらのシーンをうまく描写していたとは思うが、序盤から違和感のかたまりだったせいで、最後まで感情移入できなかった。

ただ、そのバトルのシーンも、最初に海賊船に乗り込むのはヒックを含めたいつものメンバーだけのような描写だったのに、いつの間にか仲間のバイキングが総出で戦っているような描写になっていて、これまた違和感はあったのだけど、王道の展開なので、そこはあえて何も言わない。

ネットでの評価がかなり高かったので、ちょっと期待はしていたのだけど、白いドラゴンの存在に最後まで馴染めなかったので、何とも残念でした。

映像はとても綺麗でした。

ということで、評価は「C」にします。

2019年映画総括

2019年の映画総括

今年見た映画は43本でした。

今年は、途中でヒザを痛めたこともあって、あまり見たという印象がなかったけど、一応そこそこの本数は見ていることになります。


さて、今年見た映画の中の内訳は、洋画が24本、邦画が19本、うちアニメが14本。

今年は、S評価の映画はなく、A評価が6本でした。

一方、D評価だったものは2本だけで、E評価はありませんでした。

内訳としては、昨年とほぼ一緒です。

B評価が18本もあったということは、今年は結構面白かったということでしょうか。



まず、「面白かった」編。

今年「A」評価だった作品は、以下の6本。

「刀剣乱舞」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-932.html

「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-937.html

「アニータ:バトルエンジェル」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-940.html

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 ~永遠と自動手記人形~」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-964.html

「アナと雪の女王2」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-969.html

「ラスト・クリスマス」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-972.html


まず「刀剣乱舞」

役者さんは、信長を演じた山本耕史と秀吉を演じた八嶋智人以外は、知らないあんちゃんばかりだったけど、主演の鈴木拡樹は、いい男の上に声も渋くて、結構ハマっていました。

調べてみたら、元仮面ライダーだったようです。

テーマは「本能寺の変で自害した信長を助けようとする歴史修正主義者を排除して、信長を史実通りに抹殺する」というもので、荒唐無稽なのは仕方がないとしても、なかなかうまくまとめていて、意外とハラハラ・ドキドキもしました。


続いては「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian」

「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ3部作の2作目だが、1作目が面白くなかったので、あまり期待はしていなかったものの、そのおかげで(?)結構楽しめました。


続いて「アニータ:バトルエンジェル」

日本のアニメをジェームズ・キャメロンが実写化したもので、なかなか面白かったです。

とは言え、まだまだ物語は序盤みたいなので、この先の期待を込めて「A」にしました。


そして「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 ~永遠と自動手記人形~」

あの「京都アニメーション」の作品だそうですが、なかなかいい仕事をしてます。

あくまでも「外伝」ということですので、これまた来年公開される予定の本編への期待を込めて「A」にしました。


次は「アナと雪の女王」

あの名作の続編ですが、前作が主題歌だけで「S」をつけたので、今回はあまり期待はしていませんでしたし、今回の主題歌は、評判ほどいいとは思いませんでしたが、内容的にはなかなか良かったと思います。


最後は「ラスト・クリスマス」

時期的にも、この季節でないと面白くないだろうな、という内容でしたが、意外と奥が深かったので、高い評価をつけました。

時々こういう「ほのぼの系」に「A」をつけることがあります。


今年の「A」作品は、「いやあ、これは良かった」というものは意外となく、あまり期待していなかったのに、思ったよりは面白かったとか、次回作がとても気になるので、期待を込めて「A」にしたものばかりでした。

とは言え、楽しめたことは間違いないので、これでいいと思います。


続いて「面白くなかった」編。

最初に書いたように、今年は「D」評価のものは2本だけでした。


まずは「ドラゴンクエスト ユアストーリー」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-958.html

あの名作「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」を映画にしたものですが、親子3代にわたる壮大なストーリーをわずか2時間の映画にまとめられるわけがないので、ハナから期待はしていませんでした。

しかし、それでもなお「何じゃ?これは」という展開のオンパレードだったので、とにかく失望と落胆と怒り(?)でどうにもなりませんでした。

中でも、あのラストは許せないと思います。

監督はあの山崎貴ですが、邦画の実写版を撮るのならともかく、もう二度とアニメを映画化してほしくないです。


そして「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-973.html

42年にも及ぶ超大作「スター・ウォーズ」の完結編ですが、はっきり言って「エピソード7~9」は作らない方が良かったと思います。


「エピソード7」と「エピソード8」を見た時点で、まったく期待はしてなくて、ただただ「レイって、いったい何者?」ということを知りたいがために見たのですが、さすがにあの結末はないと思います。

これで、まだ続編の噂があるようですが、二度とこの名作を蹂躙するようなことはしてほしくありません。

今年の「D」作品は、いずれも一つの映画として見れば、それほどヒドいとは思いませんが、原作に対する思いや、過去の作品へのオマージュを持って見た時に、「どうして、こんな風にしてしまったのか」という思いしかしなかったので、あえて「D」にしました。

なので、今年はそんなにヒドい映画はなかった、ということになりそうです。


以上、今年の映画総括でした。

映画評940 ~ スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

今日は「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を見てきました。

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1977年公開の第1作以来、世界の人々を魅了し続けている超大作シリーズの完結編。レイ、カイロ・レン、レイア・オーガナ、ポー・ダメロンをはじめとするキャラクターたちを待つ運命が、壮大なスケールで描かれる。監督と脚本を担当するのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などのJ・J・エイブラムス。デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、ビリー・ディー・ウィリアムズらが出演する。

主演:デイジー・リドリー
共演:アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー
その他:ビリー・ディー・ウィリアムズ、ルピタ・ニョンゴ、ドーナル・グリーソン、ヨーナス・スオタモ、ケリー・ラッセル、リチャード・E・グラントなど

<ストーリー>
はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最終決戦に託された──祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイ。そして、R2-D2、C-3PO、BB-8ら忠実なドロイドと共に銀河の自由を求めて戦い続ける英雄レイア将軍、天才パイロットのポー、元ストームトルーパーのフィンら、レジスタンスの同志たち…。さらに、ハン・ソロの永遠の好敵手ランド・カルリジアンもエピソード・シリーズでは「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」以来の再登場。果たして、彼らを待ち受ける運命とは?


42年にわたる壮大な物語が、いよいよ完結する。

とにかくワクワクしながら、その結末を期待しながら見に行った・・・

・・・わけではなく、エピソード7と8を見て「何で、こんなものを作ったの?」としか思わなかったので、気になったのは、ただただ・・・

レイって、いったい何者なの?ということだけだった。

そして、それは判明した。

では、それで良かったのか、と言うと、全体を通してツッコミどころがたくさんあった。

これらを総合して、結論から言うと、「エピソード7~9」は作らない方が良かったかも!?である。

まず、パルパティーンは、どうして生き返ったの?
もしかして、「実は死んでなかった」というわけ?

しかし、終盤で出てきた時、パルパティーンはレイに向かって「ワシはもう死んでいる」と言っていた。

そして、レイに向かって「ワシを殺せ、そうすればお前はシスの支配者だ」と言っていた。

どっちやねん!

しかも、最後にレイがパルパティーンを倒した(殺した)にもかかわらず、レイは暗黒面には落ちていない。

これは、いったいどういうこと?

このあたりは、言っていることがムチャクチャでわけがわからなかった。

さらに、すでにネットでも指摘されていたが、今回のフォースは無敵だ。

チューバッカを連れ去ろうとする宇宙船を止めようとするが、これまでは目の前の人間を静止させたりふっ飛ばしたりするのがせいぜいだったのに、どうしてこんなに急に強大な力を持つようになったの?

これだけではなく、ライトセーバーを何とテレポーテーションしてしまう。

さらにさらに、フォースは人の傷を治してしまうどころか、死んだ人まで生き返らせる。

こんな「何でもあり」の能力がある登場人物には、ほとんど感情移入できない。


あと、この3部作を通じて言えることは、登場人物の存在感が薄い、というか「華」がなさすぎる。

主人公レイはともかく、敵役のカイロ・レン(ベン・ソロ)も立ち位置が不明瞭で、最後のシーンなんて、何だかかわいそう。

結局ヤツは何だったの?という感じだった。

それ以外にも、ポーなんて、ただのハン・ソロの劣化版だし、フィンはそもそも存在が意味不明。

元ストームトルーパーということだけど、前にも書いたようにストームトルーパーはクローンだったはずなのに、ここで急に「みんな、さらわれてきた子供たち」になってしまうから、終盤になって元ストームトルーパーだった連中が、集団で「脱走してきた」とかいう、帝国軍としても、とてもダサい展開になっている。

帝国軍も、こんな連中を旗艦の中枢あたりをウロウロさせるなよ。

また、前作(エピソード8)に出てきてフィンといい感じになりかけていて、思わず「おえ~っ」となった準ヒロイン役扱いのブサイクな女(ローズ)は、今作ではどうなるかと思っていたが、チョイ役(?)で良かった。

このローズ(ブサイク)は、前作もある程度ぽっちゃりしていたが、今作ではさらに一回りデブっていたので、さすがにこんなのをヒロイン扱いするわけにはいかなかったのだろう。


続いてがっかりしたのは、最後の戦闘シーン。

あれだけ強大な戦艦を持ち、それぞれが星一つ丸ごと破壊できるような武器を持っていながら、レジスタンスのザコ軍団に簡単にやられてしまうのは、いったいなぜ?

しかも、旗艦がやられるとすべての戦艦がまともに動けなくなる、という「インデペンデンス・デイ/リサージェンス」みたいな展開は、見ていて興ざめする。

しかも、レジスタンス軍はもともと少数だったのに、なぜか「応援がくるはずだ」みたいな妙な期待を持っていて、押され気味になって危なくなってきたら、突如ものすごい数の応援が出てきて驚いた、

エピソード4~6にも出てきたランドが連れてきたのだけど、こいつらいったいどこから来たの?

圧倒的な数だったし、だったらもっと早く出てこいよ、という感じだった。

そして、最後に帝国軍を壊滅した後の歓喜の抱き合いは、それはもう感動的・・・

・・・でも何でもなく、エピソード6で見たものとまったく同じだった。

ここまでそっくりに作る気が知れない。

あの時は、アナキンが自らの命をかけてパルパティーンを倒したから、それ相応の感動があったが、今回はライトセーバー一つ(実際は2本)だけで勝っちゃうので、感動も何もありゃしない。

ルークやアナキンの努力はいったい何だったのか。

そして、最後。

タイトルにもある「スカイウォーカーの夜明け」って何のことかと思ったら、何のことはない、最後にレイが「私はレイ・スカイウォーカー」と名乗るわけだ。

って、お前はスカイウォーカー家とは何の繋がりもないじゃん。

もうわかる人にはわかることなので、ネタバレするけど、レイは実はパルパティーンの孫だという。

つまり、最後はスカイウォーカー家の血筋が絶えて、代わりにパルパティーンの血が残ることになるのである。

だいたい、レイがパルパティーンの孫だとしたら、レイの両親(のどちらか)はパルパティーンの子供ということになる。

ということは、フォースを持っているということなの?

アナキンの子供たち(ルークとレイア)がそれぞれフォースを持っているように、当然パルパティーンの子供にも何らかの力が宿っているはず。

と言うか、レイのお婆さん(パルパティーンの嫁さん)って、いったい誰なんだ?

唐突に「レイはパルパティーンの孫」という設定を持ち込むものだから、全体のストーリーがムチャクチャになってしまっている。

まるで、「北斗の拳」の「修羅の国」編みたいだ。


他にもいつくかあった(ような気がする)けど、思い出してまで書くのも何なので、このあたりでやめておきます。

でも、これってまだ後があるのかね。

その後の3部作みたいなものができる、という噂もあるけど、もうやめてほしい。

Yahoo!映画のレビューを見ると、平均で4を超えているけど、たぶんエピソード4~6を知らない人は、普通に面白かったと思うのだけど、あの「スター・ウォーズ」をリアルタイムで見て、その締めくくりとして見た人は、ほとんどの人ががっかりしたのではないだろうか。

ハン・ソロやヨーダが出てきた時には、ちょっと感動したけど、全体を覆すほどのインパクトではありませんでした。

ということで、評価ですが、最初はSF映画を代表する傑作「スター・ウォーズ」の完結編として、ちょっとは敬意を表しようと思ったけど、年末の「面白くなかった」編で、もう一度触れてみたいと思ったので、ここは「D」にしておきます。

映画評939 ~ ラスト・クリスマス

今日は「ラスト・クリスマス」を見ました。

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1984年に発表されて以来クリスマスの定番ソングになった、ワム!の「ラスト・クリスマス」に触発されたラブストーリー。『ハワーズ・エンド』などのオスカー女優エマ・トンプソンが原案・脚本を共同で担当し、不思議な青年との出会いを通して成長する女性の姿を描いた。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズなどのエミリア・クラーク、『クレイジー・リッチ!』で共演したヘンリー・ゴールディングとミシェル・ヨーらが出演。

主演:エミリア・クラーク
共演:ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、エマ・トンプソンなど

<ストーリー>
ケイト(エミリア・クラーク)は、ロンドンのクリスマスショップで働いているが、なかなか仕事に集中できず生活も荒れ気味だった。そんなとき突如現れた謎の青年トム(ヘンリー・ゴールディング)が、たちまち彼女の抱えるさまざまな問題点を洗い出し、解決に導く。ケイトは彼に好意を抱くが二人の仲は進展せず、やがて彼女はある真実にたどり着く


これは良かった。

最初は、やや「ほのぼの」系の軽いロマンティック・コメディかと思っていた。

しかし、意外と重いテーマを扱った内容だし、100分と短いながらも、早い展開の中でうまくまとめていたと思う。

主人公は、家族との折り合いが悪く、まわりに迷惑をかけてばかりで、やる気もなくふしだらな女の子だ。

それが、ある不思議な男性に出会ってから、しだいにこの男性に惹かれ、だんだん自分自身をさらけ出していくうちに、本来の明るさを取り戻していく、という流れだ。

そして、最後にその男性の正体が判明するのだけど、ここであっと言わせる展開が待っている。

勘のいい人なら、この主人公の生い立ち(?)が語られていく中で、たぶん男性の正体がわかるのだろうけど、鈍い私は最後の場面で明かされて、思わずほろっとしてしまった。

上のフォトは、その最後の印象的なシーンです。

また、タイトルが示す通り、主題歌かワムの「ラスト・クリスマス」だし、全編を通してワム&ジョージ・マイケルの曲が流れる。

あまりにも予定調和というか、みんながハッピーになる展開は、ベタと言えばベタだけど、師走のこの時期に、こんな映画もいいのではないかと思う。

もちろん、いい話だけではなく、この映画の舞台となっているイギリスだけでなく、現代のヨーロッパ全体で問題となっている、移民労働者・LGBT・ホームレスなどの社会的なテーマも取りあつかっている。

なかなかいい作品だったと思います。

ということで、ちょうどほのぼのしたい時に、期待する以上の内容だったので、評価はちょっと甘いかも知れませんが「A」にします。


主演のエミリア・クラークはとてもかわいかったです。

調べてみたら、「ターミネーター:新起動・ジェネシス」に出ていて、絶賛(?)していた女優さんでした。

イメージが違ったので気が付きませんでしたが、いい女優さんだと思います。

映画評938 ~ THE INFORMER/三秒間の死角

今回は「THE INFORMER/三秒間の死角」を見ました。

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アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレムの小説を原作にしたクライムサスペンス。FBIの情報提供者となった囚人に危機が待ち受ける。メガホンを取るのは、俳優としても活動している『エスコバル 楽園の掟』などのアンドレア・ディ・ステファノ。『ロボコップ』などのジョエル・キナマン、『プライベート・ウォー』などのロザムンド・パイクをはじめ、コモン、アナ・デ・アルマス、クライヴ・オーウェンらが出演する

主演:ジョエル・キナマン
共演:ロザムンド・パイク、コモン、アナ・デ・アルマス、クライヴ・オーウェン


<ストーリー>
自由と引き換えにFBIの情報提供者になった模範囚のピート(ジョエル・キナマン)は、最後の仕事として麻薬組織に潜入し、そこのリーダーから刑務所内の麻薬取引を管理するよう命じられる。彼は自身や家族に危険が迫ると感じて組織から抜けたいとFBIに申し出るが、捜査を取り仕切るモンゴメリー(クライヴ・オーウェン)はそれを許さず、逆に仮釈放の取り消しをちらつかせる。ピートはやむを得ず刑務所に戻って捜査を続けるが、その動きをニューヨーク市警がマークしていた。


いつも行く映画館では予告編がなかったのだけど、なかなかの俳優陣だし、面白そうだったので見にいくことにした。

結論から言うと、思ったよりハラハラ・ドキドキ感はなかったけど、そこそこ楽しめた。

主な登場人物は、上に挙げた5人の他に「将軍」と呼ばれる悪人とその手下が少し出てくるだけで、複雑な人物関係はない。

最初は、主人公の周りで次々と血生臭い抗争が行われ、主人公にも刺客たちが次々に襲い掛かる・・・という展開を予想していたのだけど、そのへんは少し期待外れだった!?

とは言え、テンポもまずまずで、展開に違和感もほとんどなかったので、そこは良かったかな。

ただ、副題にもなっている「三秒間の死角」というのは、よくわかりませんでした。

もしかして、クライマックスで、ガスボンベが撃ち抜かれてから爆発するまでの時間のことを言っているのかな?

だとしても、そんな説明も暗示もなかったし、そんなハラハラする場面でもなかったし。

ということで、評価は「B」にします。


主人公よりも、ニューヨーク市警役のコモンの方が存在感があったし、FBIの女捜査官を演じたロザムンド・パイクもなかなか良かったです。

クライヴ・オーウェンは、最近は悪役の方が多い感じだ。

映画評937 ~ エンド・オブ・ステイツ

今日は「エンド・オブ・ステイツ」を見ました。

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ジェラルド・バトラーが『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』に続き、シークレットサービスを演じるアクションシリーズの第3弾。アメリカ大統領の暗殺未遂事件の容疑者に仕立て上げられた主人公が、自らの潔白を証明するため奮闘する。前作で副大統領だったモーガン・フリーマンが大統領を演じるほか、ジェイダ・ピンケット=スミス、ニック・ノルティらが出演。『ブラッド・スローン』などのリック・ローマン・ウォーがメガホンを取った

主演:ジェラルド・バトラー
共演:モーガン・フリーマン、ジェイダ・ピンケット=スミス、ランス・レディック、ニック・ノルティ
その他:ティム・ブレイク・ネルソン、パイパー・ぺラーポ、ダニー・ヒューストンなど


<ストーリー>
テロ事件から世界を守ったシークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は、過酷な職務のため満身創痍で、引退を考え始めていた。ある日、休暇中のトランブル大統領(モーガン・フリーマン)が大量のドローン爆弾に襲撃される。攻撃の最中意識を失ったマイクは、目を覚ますと大統領暗殺を企てた容疑者としてFBIに拘束されていた。


「エンド・オブ・〇〇」シリーズの第3弾ということだが、2作目はなぜか見ていない。

1作目は、北朝鮮のテロリストが何とホワイトハウスを占拠する、というトンデモない設定となっていだ、内容的にはなかなか面白かった。

2作目の内容を見るに、このシリーズのコンセプトは・・・

「とにかく大統領を助ける」

ということにある。

そのために、味方の警察や兵士が何十人殺されようが、一般人が何百人死のうが関係ない。

最終的に大統領が無事であれば「バンザ~イ」という映画だ。

今回も同じだけど、主人公が大統領暗殺のワナにハマる、という展開だ。

しかも、今回の敵は超攻撃的なドローンを大量に駆使して大統領を襲う、というかなりのハイテクだ。

そして、このハイテク兵器を搭載した車をわざと現場に置き去り、主人公が首謀者のようなワナを仕掛けるわけだけど、これがおかしい。

こんなかなりのコストがかかっているはずの兵器を置いていくなんてことは、普通ありえないだろう。

例え、犯人たちが潤沢な資金を持っていたとしても、捜査する側が、この状況を見て「どうして犯人たちは、この車を置き去りにしていったのだろうか」と思わない方がおかしい。

そうすれば、主人公がワナにはめられたのだ、ということに気が付くはずだろうに、基本的にこの手のアクション映画では、「警察・軍隊はアホ」なので、何も考えないまま物語は進む。

さて、ワナにはまって孤立無援となった主人公だけど、いったいどうやって仲間を作るのか、と思っていたら・・・何とお父さんが出てきた。

しかも、元兵士の上にかなり凶暴だ。

主人公を殺しにきた犯人側の兵士たちを、仕掛けた爆弾で爆殺しまくる。

この仕掛け具合がハンパない。

そうこうしているうちに、犯人側のボス(兵士訓練所?のボス)が発覚するのだけど、こいつらは逃げるどころか、大統領を暗殺するために、直接乗り込んでくる。

大統領を守ろうとする兵士たちは、ほとんど役に立たずに、ほぼ全滅し、最後は主人公一人で犯人たちを追いかける。

そして、最後はお互いに銃弾が切れて、お約束の「白兵戦(肉弾戦)」となる。

なお、黒幕はやっぱり身近なあの人でした。

まあ、ほとんどワンパターンの筋書きだけど、テンポがいいので、見ていて飽きない。

もともとこういうアクション映画が好きなこともあって、結構楽しめました。

ということで、評価は「B」にします。

映画評936 ~ アナと雪の女王2

今日は「アナと雪の女王2」を見てきました。

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第86回アカデミー賞で歌曲賞、長編アニメ映画賞を受賞した『アナと雪の女王』の続編。姉エルサの氷と雪を操る力の秘密に迫る。前作に引き続き、監督をクリス・バックとジェニファー・リー、エルサ役の声優をイディナ・メンゼル、アナ役をクリステン・ベルが務めた。


<ストーリー>
凍てついたアレンデール王国を救い、確固たる絆で結ばれたエルサとアナの姉妹は、幸せに暮らしていた。ある日エルサは、自分にしか聞こえない不思議な歌声を耳にする。その歌声に導かれるように姉妹は仲間の山男クリストフ、雪だるまのオラフと一緒に旅に出る


これは意外と面白かった。

正直言って、まったくと言っていいほど期待はしていなかった。

前作で完結しているはずなのに、なんでパート2なんか作るのかと思っていた。

しかも、前作は主題歌がすべてだったのだから、あれ以上の主題歌が出てくるとは思えなないし、予告編を見る限りにおいても、そんなにいい曲とは思えなかった。

ところが、前作と違ってストーリーに深みがあったと思う。

前作は、お姉さん(エルザ)の秘密はあったとは言え、どちらかと言うと妹(アナ)の単純なラブストーリーだし、特にヒネりもなかった。

だいたい、タイトルも妹の名前はついているけど、お姉さんの名前は出てこないし・・・

今回は、エルザを主軸にした物語で、「なぜあのような能力を持っているのか」ということと「どうして両親は亡くなったのか」ということが実は結びついていて、前作でさらっとしか語られなかった話が主題となっている。

これが結構いい感じで展開していて、最後はすべて(?)解決する、という話だ。

もちろん、違和感がある部分もいくつかあった。

前半で、アナの恋人であるクリストフが、彼女にプロポーズしようと頑張るくだりは、ちょっとクドすぎる。

今作のテーマでもある「4つの精霊」が「風(大気)・水・火・大地」であるのだが、実はもう一つ「5つめの精霊」がいる、という展開となる。

こんなの「愛」に決まってるだろうが!」

すでに何十年も前に「フィフス・エレメント」でも同じことをやっていたし、とにかく何でもかんでも「最後は愛」なんて、もうベタすぎてイヤになる。

それに、風の妖精の化身(?)はよくわからなかったけど、火の妖精の化身が火を吐くトカゲ(サラマンダー?)、土の妖精の化身がゴーレム(?)で、水の妖精の化身はもしかしてあの馬なのか?

ちょっと安易というか、奇をてらいすぎている気もした。

それと、一番わからなかった点。

エルザとアナの両親のそれぞれの出身部族(?)の対立の中で作られたダム。

これを破壊することで、両部族が和解することができる、みたいな展開だったけど、これがよくわからなかった。

何でダムを破壊すると、すべてが丸く収まるの?

別にダムは関係なく、エルザの存在だけで理解できたのではないの?

あと、クライマックスのところで、どうしてエルザは凍ってしまったの?

それと、「魔法の森」は35年間も霧の中に閉じ込められていた、ということだったけど、この間も両者はずっと対立していたの?

せっかくいい流れで展開しているの、肝心なところで「えっ、何で?」という感じになったのは、ちょっと残念だった。

とは言え、ちょっとウルっとなる場面もあったし、こんなストーリーとは思わず、期待(してなかったけど)以上に楽しむことができたので、評価は「A」にしておきます。

ただ、主題歌・挿入歌は、それほど感動するようなものはありませんでした!?

映画評935 ~ ターミネーター:ニュー・フェイト

今日は「ターミネーター:ニュー・フェイト」を見てきました。

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SFアクション『ターミネーター2』の続編。未来のためにターミネーターに立ち向かう人々を待ち受ける運命を映し出す。ジェームズ・キャメロンが製作としてシリーズに復帰し、『デッドプール』などのティム・ミラーが監督を担当。『ターミネーター2』でT-800を演じたアーノルド・シュワルツェネッガーと、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが再共演を果たす

主演:アーノルド・シュワルツェネッガー
共演:リンダ・ハミルトン
その他:マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボニータなど


<ストーリー>
ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟のミゲルに襲い掛かる。ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)に救われ、 何とか工場から脱出した。そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。


これまで5作ほど作られているのに、これは「ターミネーター2」の続編なんだって。

ちゃんと「ターミネーター3」「ターミネーター4」って、番号がついているのは、何だったんだろう。

まったく関係ない作品ならともかく、「ターミネーター3」と「ターミネーター:新起動/ジェネシス」には、シュワちゃんも出ているというのに、いったいどういうことだろうか。

それで、今回はシュワちゃんの他に、リンダ・ハミルトンも久しぶりに出ていますが、どちらかと言えば脇役です。

実際の主役は、グレースという女性ですが、立ち位置としては「第二のジョン・コナー」という感じでしょうか。

それはそれでいいのですが、元主役のジョン・コナーは、何と冒頭でシュワちゃんに殺されてしまいます。

これの意味がよくわかりません。

そして、新主役のグレースが後のリーダーになる前に抹殺するために、未来から刺客として新しいターミネーターが送られてきますが、同時にそれを阻止するために、別の強化型兵士(こちらは人間です)が送られてきます。

元々、未来は「スカイネット」という機械(コンピューター?)集団に支配されるはずだったのに、今回は「リージョン」という、まったく別の集団に変わっています。

だけど、やっていることは同じ。

未来の脅威となる人間を抹殺するのに、なぜか一体だけ送りこんでくる。

どうして複数送り込んで来ないのか。

確か「ターミネーター1」では、過去に転送する装置が途中で壊れたので1体しか送り込めなかった、という理由だった(と思う)けど、今回はなぜ1体だけしか送らなかったのか、よくわからない。

だから、最後は皆で一致団結したコナーたちにやられてしまう。

もちろん、この方が見映えはいいし、迫力はあるのだけど、ここらあたりの状況をちゃんと説明してほしかったです!?

さらに言うと、この最新型殺人ターミネーターを倒す方法として、グレースの体に内蔵されている兵器によって「ヤツの神経系統を破壊する」みたいなことを言ってましたが、自由自在に姿を変えることができて、ほとんど不死身なのに「神経」があるの?

何で???

ここは、さすがに違和感があった。

ついでに言うと、シュワちゃん演じるターミネーターが、なぜか年老いているのも気になる。

劣化している、というのではなく、ホントに老人になっているのは、どう説明するんだろう。

などなど、結構イチャモンをつけてみましたが、内容としてはテンポもよく、迫力もあって良かったです。

特に、グレース役の女優さんが存在感がありました。

あと、リンダ・ハミルトンは年を取ってましたが、カッコよかったです。

でも、さすがに今作で終わりでしょう。

この先続編を作るのは、いくら何でも説明がつかない、というか、まったく違う作品になってしまいます。

だから「最終回」ということになると思いますが、そういう意味で言えば、ちょっと物足りなかった気もします。

ということも踏まえて、評価は「B」にします。

映画評934 ~ ジェミニマン

今日は「ジェミニマン」を見ました。

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『スーサイド・スクワッド』『アラジン』などのウィル・スミス主演によるSFアクション。若いころの自身のクローンに命を狙われる暗殺者が、陰謀に巻き込まれる。メガホンを取るのは『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などのアン・リー。『10 クローバーフィールド・レーン』などのメアリー・エリザベス・ウィンステッド、『クローサー』などのクライヴ・オーウェンらが共演。

主演:ウィル・スミス
共演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クライヴ・オーウェン、ベネディクト・ウォンなど


<ストーリー>
腕利きのスナイパーとして、その名をとどろかせるヘンリー(ウィル・スミス)は、政府からのミッションに臨むが、正体不明の人物から襲撃を受ける。自分の動きや考えを見越しているだけでなく、バイクを使った武術を繰り出す襲撃者にヘンリーは苦戦を強いられる。やがてヘンリーは襲撃者を追い詰め、襲撃者の正体が若いころの自身のクローンだと知る。


現在のウィル・スミス対昔の(子供時代の?)ウィル・スミスの闘いである。

当然のことながら、クローンを扱っているわけだけど、前半は若いウィル・スミスが圧倒的に強くて、後半になって、どうやってオチをつけるのだろうかと思っていた。

ところが、中盤あたりから、急に現在のウィル・スミスが強くなり、素手でのバトルでも、かなり若いウィル・スミスを圧倒していた。

普通は、若い方がバトルを積み重ねるうちにだんだん強くなるか、あるいは年寄りの方が、経験を元に攻め方を変えて若いのを倒すか、という流れだと思うのだけど、そうなる以前に、急に強くなるものだから、ちょっと変な感じだ。

少なくとも、その前フリとかなかったはずだし、最初はどう見ても若い方が強かった。

さらに終盤、仲良くなった(?)若いのと年寄りとが、黒幕を相手にバトルを展開するのだけど、ここにまた突然「3人目」が現れる。

これは「2人目」よりもさらに強力で、すばやい動きから攻撃能力から着ている特殊スーツまで、数段上の兵器だった。

いくら何でも、これはやり過ぎだろう。

何だってここで「3人目」を登場させたのか理解できない。

もしちゃんとした理由があるとしたら、それは「ほかにもクローンはたくさんいる」という前提以外にはあり得ない。

ところが、最後に明かされたことだけど、「3人目」以外には「もういない」ということらしい。

そんなに簡単に言われても、あそこまで強烈なクローンが出てきたら、「これはきっと、ものすごいことが行われているに違いない」と思ってもおかしくないのに、「いいえ、これだけですよ」と言われても、がっかりするだけだろう。

こんないいかげんな展開だから、せっかく面白そうな内容なのに、ちょっと興ざめしてしまう。

そして、ついでに言うと、その「3人目」をあっさりと始末した後、なぜか黒幕であるラスボスが、丸腰で登場する。

「えっ?何のために出てきたの」と思っていたら、何のことはない、あっさりと始末されてやんの。

「いやいや、アンタ何しに出てきたの」という、非常に不可解な展開でした。

しかも、これですべて終わりだって。

どうせなら、続編を作るつもりで、もう少し余韻を残すような終わり方をしてもいいかと思ったけど、この回で終わりとするなら、もう少し壮絶なバトルで締めても良かったのではないかと思う。

ということで、それほど期待していたわけではないけど、それにしてもちょっと興ざめだったので、評価は「C」にします。
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