映画評645 ~ スタートレック イン・トゥ・ダークネス

今回は「スタートレック イン・トゥ・ダークネス」

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前作に引き続きJ・J・エイブラムスが監督を務め、クリス・パインやザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナらも続投するSFアクション大作の続編。謎の男によって混乱にさらされる地球の命運に加え、カーク船長率いるUSSエンタープライズ最大の危機を活写する。冷酷な悪役を、『裏切りのサーカス』のイギリス人俳優ベネディクト・カンバーバッチが怪演。人類の未来を懸けた壮大な戦闘に加え、人間味あふれる物語に引き込まれる

主演は、クリス・パイン
共演は、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・チョー、サイモン・ペッグ、カール・アーバン
その他、ピーター・ウェラー、アリス・イヴ、ブルース・グリーンウッド、アントン・イェルチン、ノエル・クラーク、ディープ・ロイ、ジェニファー・モリソンなど


<ストーリー>
西暦2259年、カーク(クリス・パイン)が指揮するUSSエンタープライズは、未知の惑星の探索中に巨大な地殻変動に遭遇。彼は深刻なルール違反を犯してまで原住民と副長スポック(ザカリー・クイント)を救おうと試みるが、地球に戻ると船長を解任されてしまう。ちょうど同じ頃、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が何者かによって破壊される。


何がなんだか、よくわからなかった、というのが正直なところ。

確かに迫力はあるし、壮大なスケールであることは間違いない。

しかし、カークが死んだ(?)みたいな余計な描写があったりなど、あちこちに違和感も少しあった。

だって、主人公がここで死ぬわけないし。

いくら鈍い私でも「あいつの血液だな」ということくらい、すぐにわかる。

あと、スポックが意外と強い、というのも新たな発見だけど、今回の悪役との死闘が「壮絶な殴り合い」って、どうなの?

それに女性乗組員との恋愛なんて必要か?

そして、最近のハリウッド映画の定番だけど、主な登場人物さえ無事であれば、その他大勢が何人死のうが関係ない、というのは、この映画でも生きている。

あれだけボコボコにされて、多くの仲間たちが死んでいるというのに、悲壮感というものがほとんどない。

しかも、カークの上司たちがいるビルを含めて、まわりの建物が軒並みぶっ壊されたというのに・・・

とにかく「ヤツを捕まえて良かった、良かった」という雰囲気だけ。

いくらこの手の映画の定番とは言え、まだまだ馴染めそうにない。

まあ、テーマが「人類が『愛』と『絆』が試される」だからしょうがないのだろうけど、あまりにも露骨なのはどうなんだろう。

ということで、全体的に「あざとい」という印象が強く、今いち楽しめなかったので、評価は「C」にします。


私としては、設定は結構ムチャクチャだけど、まだ「パシフィックリム」の方がずっと面白かった。

ただ、今回の悪役であるベネディクト・カンバーバッチは、存在感があって良かったと思います。

あと、マーカス提督役の人、どっかで見たことあるな、と思っていたら、「ロボコップ」のピーター・ウェラーだった。

いい感じで年を取っているようでした。

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映画評644 ~ ホワイトハウス・ダウン

今回は「ホワイトハウス・ダウン」
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『インデペンデンス・デイ』『2012』などのローランド・エメリッヒ監督が放つアクション大作。謎の武装集団に占拠されたホワイトハウスを舞台に、邸内に居合わせた議会警察官が人質となった大統領と自身の娘の救出とホワイトハウスの奪還に挑む姿を活写する。主人公の議会警察官に『マジック・マイク』などのチャニング・テイタム、大統領に『ジャンゴ 繋がれざる者』などのジェイミー・フォックスら実力派俳優が結集。危機迫る展開はもとより、爆発炎上して崩落するホワイトハウスといった迫力の破壊描写にも息をのむ

主演は、チャニング・テイタム
共演は、ジェイミー・フォックス、マギー・ギレンホール、ジェイソン・クラーク、リチャード・ジェンキンス、ジョーイ・キング
その他、ジェームズ・ウッズ、ニコラス・ライト、ジム・シンプソン、マイケル・マーフィ、マット・クレイヴン、ガーセル・ボヴェイなど


<ストーリー>
大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)を警護するシークレットサービスを目指すも、不採用となってしまった議会警察官のジョン・ケイル(チャニング・テイタム)。不採用だったことで幼い娘を悲しませたくないと、気晴らしも兼ねて彼女を連れてホワイトハウスの見学ツアーに参加する。だが、そこへ謎の武装グループが乗り込み、瞬く間にホワイトハウスを制圧した上に大統領とケイルの娘らを人質にして籠城。未曽有の事態に全世界が混乱する中、ケイルは武装グループに挑む。


これは、少々盛りすぎか?

主人公が大活躍するのはいいとしても、その娘がヒーロー(ヒロイン?)になるのは、ちょっとやりすぎだと思うのだけど・・・

内容としては、6月に見た「エンド・オブ・ホワイトハウス」と似たようなもの。

テロリストに襲われて、ホワイトハウスが乗っ取られてしまう。

そして大統領が危機に陥るが、最後は救出して目出度し目出度し。

大統領や誰かの身内(たいていの場合、子供)を助けるために、実に多くの人たちか殺されるが、そんなことはお構いなしで、大統領や子供が助かると、皆でバンザイ!

見ていて、何だか腑に落ちない。

今回は、その後にもうひと波乱あるのだけど、それも含めて、全体的にいろいろと詰め込みすぎのような気がする。

それと、少し緊迫感には欠けていたように思う。

確かに、迫力はあるし、黒幕は黒幕らしい人物だからストーリーとしてもよくできている。

このあいだ見た「エンド・オブ・ホワイトハウス」や、今予告をしている「レッド・ドーン」みたいに、北朝鮮がアメリカを占領!などという荒唐無稽な設定ではないので、展開に無理はない。

とは言え、さすがに3度目となるとちょっと飽きる(?)

ということで、まずまずだったけど、やはり少女の活躍しすぎには違和感があったので、評価としては「C」にしておきます。

でも、見て損はないと思います。


それにしても、今年に入ってホワイトハウスが蹂躙された映画は「エンド・オブ・ホワイトハウス」「G.I.ジョー バック2リベンジ」に続いて3本目

よく、こんなに似たような映画を続けて作るもんだな、と思ってしまった。


あと・・・

ジェームズ・ウッズも年取ったなあ。

いい役者さんだし、今回のような役にはぴったりの俳優さんだと思うので、私は好きだ。


映画評643 ~ ローン・レンジャー

今回は「ローン・レンジャー」

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『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップとゴア・ヴァービンスキー監督ら主要スタッフが再びタッグを組んだアクション・アドベンチャー。テレビドラマや映画で何度も映像化された人気西部劇を基に、悪霊ハンターと正義のヒーローのコンビが巨悪に立ち向かう姿を活写する。ジョニーとコンビを組むローン・レンジャー役には、『J・エドガー』のアーミー・ハマー。個性的で好感の持てるキャラクターたちのほか、荒野を舞台にした派手なアクションなどにも注目。

主演は、ジョニー・デップ
共演は、アーミー・ハマー、トム・ウィルキンソン、ウィリアム・フィクトナー、バリー・ペッパー
その他、ヘレナ・ボナム・カーター、ジェームズ・バッジ・デール、ルース・ウィルソン、マット・オリアリー、レオン・リッピー、スティーヴン・ルート、ランス・ハワードなど


<ストーリー>
幼い頃に遭遇した悲しい事件への復讐をもくろむ悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)は、そのスピリチュアルな力で死の一歩手前の男、ジョン(アーミー・ハマー)を救う。正義感の強いジョンは、目的を達成するためならどんな手段も用いるトントと衝突するも、愛する者を奪われたことで豹変。マスクを装着し「ローン・レンジャー」と名乗り、トントと一緒に巨悪に挑む


これは好き嫌いが分かれる作品かも知れない。

ちょっとおふざけが過ぎるからだ。

もともと重い作品とは思っていなかったけど、ここまで軽いとは思わなかった。

しかも、現在と過去(?)を取り混ぜていて、最初は「ナイト・ミュージアム」みたいな始まり方をするものだから、ちょっと「ん?」となった。

内容は、正義感の塊だけど、とにかく理屈ばかりで、度胸もないくせにエラそうなことを言う、まあ一言で言うと「どうしようもない男」と、変な原住民の冒険物語だ。

全体を通して、シリアスな場面もあるものの、大半がドダバタで、いちいち「何で?」とか考えていてもしょうがない。

かえって、シリアスな場面が邪魔になるほど!?

だから、何も考えないで見るのが一番。

で、どうだったのかと言えば・・・

まあまあ?

評価としては、「C」が無難かな、という感じ。


それにしても・・・

ジョニー・デップって、ああいうメイクがホントに好きなんだなあ、と思う。

いや、もちろんいい意味ではなくて。

だから、どんな役をやっても、みな同じに見える。

と言うか、あんなメイクをわざわざするのなら、別に他の役者でもいいんじゃないの、と思う。

それに、セリフだって、ボソボソとしたのがやたらと多くて、別に演技なんかいらないじゃん、とさえ思う。


映画評642 ~ パシフィック・リム

今回は「パシフィック・リム」

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『ヘルボーイ』シリーズなどの鬼才ギレルモ・デル・トロが放つSFアクション。世界各国を襲撃する謎の巨大生命体を倒すべく、人型巨大兵器イェーガーを操縦するパイロットたちの姿を壮大なスケールで活写する。『ザ・レッジ –12時の死刑台-』のチャーリー・ハナム、『バベル』の菊地凛子、『ヘルボーイ』シリーズのロン・パールマンらが出演。さらに、子役の芦田愛菜がハリウッド作初出演を果たす。最先端VFXを駆使した生命体とのバトル描写に加え、細部まで作り込まれたイェーガーの設定なども見逃せない

主演は、チャーリー・ハナム
共演は、イドリス・エルバ、菊地凛子、チャーリー・デイ、ロブ・カジンスキー
その他、マックス・マーティーニ、芦田愛菜、ロン・パールマン、バーン・ゴーマン、クリフトン・ゴードン・Jrなど


<ストーリー>
2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。



これは、期待以上に面白かった。

と言うか、あんまり期待はしていなかったのだけど・・・

でも、迫力はあったし、ストーリーも良かったと思う。

ただ、最初は菊地凛子の貧弱なアクションシーンを見て、ちょっと情けなくなってしまったし、「こんな感じで進んでいくの?」と少し不安だった。

とは言え、菊地凛子の演技はまずまずだったと思う。

所々で意味なく日本語が出てくるのだけど、存在感はあった。

と言うか、準主役だとは思わなかったけど・・・


内容は、一言で言うと、発想が「エヴァンゲリオン」で、見た目が「トランスフォーマー」で、展開は「インディペンデンス・デイ」という感じ。

ロボットみたいな武器は、中で人間が二人ひと組で精神をいわばシンクロさせて動く、というシロモノ。

どうせなら、中に人間が入るのではなく、攻撃型のロボットを量産すれば良かったのに、という気はするのだが、まあこの前提を崩すと、話全体が面白くなくなるのでしょうがないか?

とは言え、戦いにくそうに見えるのもまた事実。

しかも、陸空軍が全滅されられていたのならともかく、そういうわけではなく、最初のうちは軍隊の力でもって怪獣をやっつけたはずなのだから、ロボットを援護する形で共同戦線を張れば良かったのに、という気持ちは変わらない。

だけど、軍人たちもアホばかりで、なぜか怪獣のすぐそばを飛んでいるので、簡単に叩きのめされてしまう。

「飛び道具」なんだから、もっと離れて攻撃すればいいのに・・・

中には、わざわざ怪獣の脇の下を飛行しようとするヤツもいて、見ていて「お前、バカなの?」と思いながら見ていた。


しかし、怪獣も思った以上に強そうなのが良かった。

「何じゃ?なんて軟弱な怪獣なの?」と思われるよりはいいと思う。


まあ、随所に笑わせようとしているのか、ちょっと変な人物とか、しょうもない小ネタも入ったりして、余計な感じもしたけど、全体の中ではあまり気にならない程度だった。

あまり書くとネタバレになるので、このへんにしておくけれど、「インディペンデンス」みたいな演説のシーンもあるし、そこはさすがにちょっと感動!?

ということで、後になればなるほどいい感じになってきて、最後は「やった~!」で終わるお決まりのパターンだったけど、なかなか良かったので、評価はちょっと甘いとは思うけど「A」にします。


芦田愛菜ちゃんは言えば・・・

まあまあ良かったけど、出番はそんなに多くないし、「監督が絶賛!」というほどではないと思います。

映画評641 ~ 風立ちぬ

今回は「風立ちぬ」

映画130804

宮崎駿監督がゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を傾けた青年の姿を描くアニメ。美しい飛行機を製作したいという夢を抱く青年が成し遂げたゼロ戦の誕生、そして青年と少女との出会いと別れをつづる。主人公の声には『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明監督を抜てき。ほかに、瀧本美織や西島秀俊、野村萬斎などが声優として参加する。希代の飛行機を作った青年の生きざまと共に、大正から昭和の社会の様子や日本の原風景にも注目。

声の出演は、主人公・堀越二郎:庵野秀明
その他、里見菜穂子:瀧本美織、本庄季郎:西島秀俊、黒川: 西村雅彦、里見(菜穂子の父):風間杜夫、二郎の母:竹下景子、服部課長:國村隼、堀越加代:志田未来、黒川夫人:大竹しのぶなど


<ストーリー>
大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子とある日再会。二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう



これは、なかなかいい話だった。

いや、思ったよりもいい映画だったと思う。

それくらい、事前のイメージは最悪だった。

これみよがしに、ド素人の声優:庵野秀明をアフレコに起用したシーンを見せつけていたのは、おそらく出来栄えに自信があって、「ほら、下手くそだろ? こんなに下手くそなのに、それでも映画に影響しないほど、作品はいい出来なんだぜ」みたいな気持だったのだろうか。

結果的に、庵野の起用はマイナス以外の何物でもないと思う。

話がゼロ戦秘話に限定していたのであれば、まだマシだったかも知れない。(それでも、あの下手くそ加減は尋常ではなかったが・・・)

しかし、この映画では堀越と菜穂子の恋愛も、重要な部分である。

だから、この二人の再会のシーンとか、その後のやり取り、そして最後のシーンなどでの、この男の壊滅的なアフレコは、聞いていて「何じゃ、これは!」と叫んでしまいそうになるほどヒドかった。


さて、物語の方だけど・・・

これは実話を元にした話なので、展開には違和感はない。

しかし、所々その描き方に「う~ん」と思えるようなところがあった。

まず・・・堀越が菜穂子と再会したシーン。

二人は静養先(?)のホテルで偶然再会したわけだけど、たまたま風で吹き飛んだ菜穂子のパラソルを堀越が何とか取り戻したシーンでは、まだ二人とも気が付いていないような感じだった。

その後のホテルの食堂でのシーンでも、そんな描き方はされていなかった。

つまり、その後何らかのやり取りがあって、何かの機会に「あっ、あの時の・・・」とお互いが気が付くという展開だとその時は思っていた。

しかし、画を描いていた菜穂子に会いに行った堀越が、泉のほとりで菜穂子に会った時に、菜穂子の方から「実は気付いていました」みたいな告白がある。

もちろん堀越の方は気が付いていなかったのだけど、いきなり菜穂子の方が「あの時はお世話になりました」と言うシーンでは、ちょっと違和感があった。

だったら、パラソルを取り戻すシーンで、「あらっ?」という表情をさせるとか、もう少しそれと思わせるようなシーンにすれば良かったのに、と思う。

あと、菜穂子は結核で病の床に伏している、という設定なのに、血を吐いている場面を含めて、いつも元気だ!?

とても、もう後がない、という姿には見えない。

やはり、こういうのは志田未来では荷が重いと思う。
これこそが、大竹しのぶの役柄だと思うのだけど・・・


あと、細かいところだけど・・・

もしかしたら、事実なのかも知れないが、なぜか堀越だけ、皆から「堀越」ではなく「二郎」と呼ばれる。

同僚の本庄から呼ばれるのはまだいいのだけど、後輩からも、上司からも、皆になぜか「二郎!」「二郎さん」とか呼ばれている。

イチローみたいに、それが登録名ならともかく、普通は「堀越」という名前で呼ばれると思うのだけど、まるでそれで統一しているかのような描き方。


しかし、一番気に入らないのは、監督の考え方(?)。

劇中には、何度も「この時代の日本は貧乏(で不幸)だった」みたいなセリフが出てくるが、ホントにそうだろうか。

関東大震災があり世界大恐慌があり、そして戦争もあった時代だ。

とは言え、それはあくまでも後の時代の人間が、歴史上の出来事を時系列に並べてみて初めて「いろいろ不幸な出来事があったなあ」と言えるわけであり、当時生きていた人たちが、そう思っていたとは限らない。

私だって、小さい頃にパソコンなんてなかったし、家には携帯どころか固定電話さえなかった。
それでも、不便だと思ったことはなく、後から振り返ってみて「そう言えば、昔はそうだったよなあ」と思うだけ。

今の視点で当時を語るのには無理があると思う。


そんな中でも、一番おかしいと思ったのは・・・

最後の方で、堀越とイタリアの設計技師であるカプローニと夢の中で会話をするシーンで、こんなやり取りがある。

堀越「結局(ゼロ戦は)一機も帰ってきませんでした」
カプローニ「そして日本は滅んだ」

正確ではないかも知れないが、まるで「ゼロ戦ができたから戦争になり、そして日本は滅びた」みたいなやり取りだった。
少なくとも、私にはそう聞こえた。

しかし・・・日本が滅んだ?

いったい、いつ滅んだというのだろう。

実際、ボロボロにされたものの、その後奇跡的な復活を遂げているではないか。

それに、「ゼロ戦ができたから戦争になった」などという考え方は、社民党みたいな「警官が武器を持っているから犯人を撃ちたくなるんだ」という理屈と同じ。

本末転倒というのか、頭の中に何かが湧いているとしか思えないような思考だと思う。


本筋とは関係ないところで、いろいろとイチャモンをつけたけど、いずれにしても全体を通して気になる壊滅的なアフレコと、所々気になる違和感。

映画としては思ったより良かったけど、評価となると、ちょっと難しい。

とは言え、監督に対する批判も含めて・・・

ここはちょっと厳しく、評価は「C」にします。


でも・・・

普通の人には、いい映画と思いますよ。


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