映画評654 ~ 攻殻機動隊 ARISE border:2 Ghost Whispers

今回は「攻殻機動隊 ARISE border:2 Ghost Whispers」

映画131130

士郎正宗による原作コミックを基に押井守や神山健治がアニメ化し、国内外で人気を博す作品の前日譚を描いたSFアクションアニメの第2弾。総監督に『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の作画監督・黄瀬和哉、脚本に小説家の冲方丁、音楽をコーネリアスが担当するなど豪華スタッフが集結。草薙素子がロジコマの破壊を狙う武装集団との戦いを繰り広げる。かつて英雄と称されたソガ大佐や米軍情報部のエージェント・ヴィヴィーが草薙とどう絡み、戦うのか目が離せない


<ストーリー>
501機関から独立したものの、公安9課の荒巻からの誘いを断った草薙素子。そんなある日、何者かがロジコマをハッキング。その後、荒巻からの要請でロジコマをラボに移送する草薙は武装集団から攻撃を受ける。武装集団は、難民虐殺の罪を問われている混成78部隊の元上官ソガ大佐の無実を信じ、特殊軍事モジュールで電子的作戦を断行し、ロジコマを破壊しようとたくらんでいた。


前作を見て、あまりよくはわからなかったものの、好きなジャンルだし、こういう画も好きなので、続編も見ることにした。

内容については、前回と同じ!?

つまり、あまりよくはわからなかった、ということ。

だから、ハラハラドキドキもあまりしなかった。

原作ファンからすると、お馴染みの登場人物や結構有名なセリフとか出てくるらしいが、私の方は、逆に登場人物すべてが前回も出ていたような気がしていた。

それに、登場する人する人が、腕を撃ち落とされたり、足をもぎ取られたり、結構ムチャクチャな展開になるのだけど、皆さん無事みたい。

「こいつら、いったい何なんだ?」と思っているようではダメなんだろうけど、慣れてしまえば、別に気にならない。

何ともまあ評価のしにくい映画だけど、パート3が出たらどうするかと問われれば、たぶん見ると思うので、前回辛めにCにした分、今回は「B」にしておきます。

原作ファンからすれば、どうなんでしょうね。
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映画評653 ~ 清須会議

今回は「清須会議」

映画131124

数々のヒット作を作り出してきた三谷幸喜が、およそ17年ぶりに書き下ろした小説を自ら映画化した群像喜劇。本能寺の変で織田信長が亡くなった後、織田家後継者と領地配分を決めるために、柴田勝家や羽柴秀吉らが一堂に会した清須会議の全容を描く。役所広司演じる勝家と大泉洋ふんする秀吉の主導権争いを軸に、それぞれに思惑を秘めた登場人物たちが駆け引きを繰り広げていく。そのほか佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、西田敏行ら豪華キャストが勢ぞろいする。

主演は、役所広司・・・ということになっている。
共演は、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、寺島進、でんでん、剛力彩芽
その他、松山ケンイチ、伊勢谷友介、鈴木京香、中谷美紀、中村勘九郎、天海祐希、西田敏行など


<ストーリー>
本能寺の変によって織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家(役所広司)と羽柴秀吉(大泉洋)が後見に名乗りを上げた。勝家は三男の信孝(坂東巳之助)、秀吉は次男の信雄(妻夫木聡)を信長亡き後の後継者として指名し、勝家は信長の妹・お市(鈴木京香)、秀吉は信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方にする。そして跡継ぎを決めるための清須会議が開催されることになり、両派の複雑な思惑が交錯していく。


実は、三谷幸喜の映画は初めてだ。

「古畑任三郎」は、推理物ということでよく見ていたが、どうも彼の笑いの作りが苦手で、どうにも笑えない部分が多かったからだ。

今回の映画についても、随所に笑わせようとしているシーンがあるのだけど、やはり「?」の部分が多かったような気がする。

特に冒頭の本能寺の変のシーンで、信長が攻めてきた明智方の武士との一戦で、槍が柱に食い込んでしまったのを取ろうとして手を出した時「あつっ」と言った時には、この先どうなるかと思った。


そんなことよりも・・・

この映画は・・・

柴田勝家をバカにしているのか?

いくら清須会議で羽柴秀吉に敗れたとは言え、その人物像が「女(お市)にうつつを抜かしすぎ」というのはどうなんだろう。

確かに、信長の死後お市は柴田勝家と結婚しているが、信長の後継者を決めるという会議で、あそこまであからさまにアホな姿を晒すものだろうか。

そこだけは、どうしても見ていて違和感がある。

個人的には、お市の方を鈴木京香が演じていること自体が気に入らないのだけど・・・

あと、滝川一益は、どうしてあのような描き方をしたの?

もしかして、これもバカにしているの?

笑わそうとしているのかも知れないけど、どうも受け入れられない。


さて、内容である。


実は・・・


あまり言いたくはないのだが・・・


意外と面白かった。

史実かどうかはともかく、内容といい、展開といい、よくできていると思った。

笑いが中途半端だったのが良かったのか、あるいはいつになく(?)真剣に作ったのかはわからないが、途中でダレることもなく、最後まで飽きずに見ることができた。

何よりも、豪華(?)な出演陣が、それぞれの存在感を示すような演技をしていて、そのあたりの構成が、非常によくできていたと思う。

西田敏行や天海祐希がチョイ役だったほどだ。

準主人公の大泉洋は、どちらかと言うとコメディタッチな演技をする人だし、今回もちょっとふざけた秀吉を演じていたが、締めるところは締めていたと思う。

小日向文世は、あまり好きな役者さんではないのだが、いい演技をしていたと思う。

うつけ者の信雄を演じた妻夫木聡も、なかなかだった。

伊勢谷友介も、あまり好きな役者さんではないが、良かった。

ただ、原作殺しと言われている(?)剛力彩芽は、やっぱりダメだろう。

武田信玄の娘で、織田信忠の妻の役

途中で、寧役の中谷美紀とのやり取りのシーンがあったのだが、格の違いは歴然。

よくこんなシーンを作ったな、という感じさえした。

その他では、でんでんと寺島進は、貫禄はあるけど、相変わらず棒読み。


とは言え・・・

まったく予想はしていなかったのだが、ここまでしっかりしているとは思わなかったので、評価は「B」にします。


映画評652 ~ かぐや姫

今回は「かぐや姫」

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数々の傑作を生み出してきたスタジオジブリの巨匠、高畑勲監督が手掛けた劇場アニメ。日本で最も古い物語といわれる「竹取物語」を題材に、かぐや姫はどうして地球に生まれやがて月へ帰っていったのか、知られざるかぐや姫の心情と謎めいた運命の物語を水彩画のようなタッチで描く。声優陣には、ヒロインかぐや姫にテレビドラマ「とめはねっ! 鈴里高校書道部」などの朝倉あき、その幼なじみを高良健吾が務めるほか、地井武男、宮本信子など多彩な面々がそろう。

声は、主人公・かぐや姫に朝倉あき
その他、高良健吾、地井武男、宮本信子、高畑淳子、田畑智子、立川志の輔、上川隆也、伊集院光、宇崎竜童、中村七之助、橋爪功、朝丘雪路、仲代達矢など


<ストーリー>
今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり・・・


ご存知ジブリによる、ご存知「かぐや姫」である。

はっきり言って、あまり期待はしていなかった。

何で今さら「かぐや姫」?という気もしていたからだ。

しかも、冒頭に出てくるかぐや姫の赤ん坊時代が、あまりかわいくない。

翁役の故・地井武男の声も、何だか聞き取りにくい。

しかし、慣れてくると共に、話もいい感じで進んでいく。

何より、主人公であるかぐや姫の声を担当している朝倉あきがいい。

どう表現していいのか難しいが、声優としての素質はかなりあると思う。

それ以外の声が俳優・女優ばかりで、ともすると本人の顔が思い浮かんでしまって、あまり良くないのだが、意外にも違和感はあまりなかった。

その中でも、声はすぐにわかったものの、意外とハマっていたのが伊集院光。

この人は、コメディアニメには向いているかも知れない。


さて、物語である。

予告編に出てくる、かぐや姫が屋敷から飛び出して着ている着物を脱ぎ捨てながら疾走するシーンは、終盤に出てくるのかと思っていたが、意外にも中盤(しかも早め)に出てくる。

割とインパクトのあるシーンなので、こんなに早く出てくると、この先どうなるんだろう、と思っていたのだが、クライマックスに向けて特に心配する必要はなかった。

最後、かぐや姫が月に帰るシーンも、かぐや姫が育ててくれた翁と媼に走り寄って泣きだすシーンでは、思わずウルっときてしまった。


しかし、その前に出てくるかぐや姫と捨丸とのシーンは、はっきり言って不要だと思う。

ここだけは、どうしてあんなシーンを入れたのか理解できない。

だって、捨丸にはすでに妻も子供もいるというのに、あんなシーンを入れたところで、何の感動にもつながらないと思う。

せめて、捨丸は独り者という設定にしないと、あのシーンは成り立たないだろう。

捨丸との色恋沙汰そもそもが余計な設定だとは思うのだけど・・・

もしこのまま終わってしまったら、間違いなく「D」にしていた。


あと、「なぜ月から?」という根本的な問題については、きちっと説明をつけているとは思えなかった。

もちろん、昔と違って「月には何かがいる」などというおとぎ話が通用するわけがないのだが、苦労しただろうな、と思いつつも・・・

でもまあ、しょうがないか。


いずれにしても、全体としては結構よくできていると思ったし、良かったです。

ということで、評価は「B」します。


映画評651 ~ パーシー・ジャンソンとオリンポスの神々/魔の海

今回は「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海」

映画131103



リック・リオーダンの人気ノベルを原作にしたファンタジーの続編。ギリシャ神話の神々と人間の間に生まれたハーフゴッドと呼ばれる少年少女たちが、世界滅亡の危機とその裏に隠された陰謀に立ち向かう。メガホンを取るのは、『グレッグのダメ日記』のトール・フロイデンタール。前作に引き続き、主人公パーシーを『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』などのローガン・ラーマンが快演する。壮大で幻想的な物語はもとより、最先端の技術で創造されたクリーチャーたちや神の力を用いたバトルからも目が離せない

主演は、ローガン・マーラン
共演は、アレクサンドラ・ダダリオ、ブランドン・T・ジャクソン、ジェイク・アベル、ダグラス・スミス、スタンリー・トゥッチ
その他、レヴェン・ランビン、アンソニー・ヘッド、ネイサン・フィリオン、ロバート・ネッパー、ロバート・ネイレットなど


<ストーリー>
ギリシャ神話でも知られる海の神ポセイドンと人間の母の間に生まれた、ハーフゴッドのパーシー(ローガン・ラーマン)。謎のクリーチャーに襲われた彼は、それをきっかけに人間界と神々の世界の境目にあった結界が破られ、ハーフゴッドの世界を守るタレイラの木が枯れようとしているのを知る。また、その裏にはポセイドンらによって封印された神々の父クロノスの復活が関与していた。彼の邪悪なパワーを食い止め、世界を救うべく、パーシーと仲間たちはその鍵となる黄金の毛皮を探し求める冒険に出発し


1作目は、自分の映画評を見ると、かなり酷評していた。

しかも、吹替えだったので、それも影響しているかと思い、今回は字幕版を上映している映画館に行ってきた。

前作から2年経っているので、主人公を演じているローガン・マーランは、ちょっと成長した感じはした。

しかし、如何せんスケールの中途半端さは変わらない。

「魔の海」って、どれだけ怖いのかと思っていたけど、全然たいしたことない。

あんなに簡単に脱出できるに、何が「魔」だか。

それと「神と人間の子」という設定自体がよくわからないのに、その能力も何だか中途半端で、相当追い詰められた時にちょこっと発揮するくらいで、全般的に戦いの時には押されっ放しのことが多い。

あと、同じ仲間であるはずのハーフゴッドたちに下衆なヤツが多くて、とても感情移入できる集団ではない。

そんな中で、主人公のパーシー・ジャクソンは基本的に頼りないので、見ていてハラハラする、というよりはイライラする。

だいたい、ルークは神々の父であるというクロノスを生き返らせて、いったい何がしたかったのだろう。

父に対する復讐だとは言っていたが、自分の子供も食らったというクロノス。
こんな危ないヤツを復活させようとしている時点で、頭が悪すぎる。

そして、今回の目玉(?)である金の毛皮。

これがあると、どんなケガ・病気も治ってしまう、というシロモノだけど、何だかしょぼい。


しかも、余りにも「お決まり」すぎるのにもほどがある終盤。

クロノスが復活する直前だというのに、実は生きていたというタイソンと抱き合って「おお、兄弟」とか言っているジャクソン。

お前らバカだろう。

そんなことするより、早く金の毛皮を取りに行けよ!

案の定、抱き合っている間に、クロノスは無事復活!


そして、ラスト。

クロノスをやっつけてほっとしているところに、なぜかアナベスがサソリの尻尾を持った魔物に襲われてしまう。

瀕死の状態のアナベス。
でも、まったく緊張感はない。

なぜなら、ジャクソンの手元にはすでに金の毛皮がある。

これを使えば、サソリの毒なんて・・・

と思っていたら、アナベスは死んでしまう。

でも、まったく心配しない。

ゼッタイ生き返るに決まっている。

と思っていたら、やはり生き返った。


誰だよ、こんな展開考えたヤツは。

どうせなら、まだジャクソンとクロノスが戦っている時に、先にアナベスが刺されて瀕死の状態になれば、「早く何とかしなければ」という展開になって、少しは緊張感もあっただろうに。

こんな感じで、とにかく全体的にしょぼい。

CGもあんまりたいしたことないし。

登場人物に華がないのも、ちょっと残念。

ヒロインも今いちだし。


ということで、評価は「C」にします。

でもやっぱり好きなジャンルだし、3部作らしいので、一応次回も見る予定。

映画評650 ~ 2ガンズ

今回は「2ガンズ」

映画131102

『トレーニング デイ』などのデンゼル・ワシントンに『テッド』などのマーク・ウォールバーグと、実力派スターが豪華共演したアクション。マフィアに潜入捜査して彼らの金を強奪したことから、思いも寄らぬ戦いに身を投じる麻薬取締官と海軍情報部将校の姿を描く。メガホンを取るのは、『ザ・ディープ』『ハード・ラッシュ』のアイスランド出身の新鋭バルタザール・コルマウクル。主人公コンビのクールかつユーモラスな掛け合いもさることながら、ド派手を極めた見せ場や予測不可能な展開にも魅了される

主演は、デンゼル・ワシントン、
共演は、マーク・ウォールバーグ
その他、ポーラ・パットン、ビル・バクストン、ジェームズ・マースデン、フレッド・ウォード、エドワード・ジェームス・オルモスなど

<ストーリー>
メキシコの田舎で、マフィアの手先として働いているボビー(デンゼル・ワシントン)とマイケル(マーク・ウォールバーグ)。その正体は潜入捜査中の麻薬取締官と海軍情報部将校だったが、お互いがそれをまったく知らずにいた。そんな中、二人は組織から4,000万ドルもの大金を強奪するものの、マイケルが裏切って持ち逃げしてしまう。エリート組への復帰と引き換えに大金強奪を命じられていたボビーだが、マイケルも上司の裏切りで金を失っていた。4,000万ドルを取り戻すべく、彼らは再び手を組むことに


実に1カ月ぶりの映画となる。

ブログって、1カ月放っておくと、勝手にトップに広告が表示される。
見ていて、何だか見栄えが悪い。

さて、映画の方である。

私の好きなアクションもので、デンゼル・ワシントン、マーク・ワールバーグともに好きな役者さんだ。

ただ、少し盛り込みすぎ、という感じがしないでもなかった。

ボビーは潜入捜査官、マイケルは海軍将校で、これに麻薬組織と、さらにCIAまで絡んでくる。

これが複雑に絡み合う、というのならまだいいのだけど、何と最後には全員揃って4つ巴となる。

つまり、複雑な展開はほとんどなく、早い段階で背景が明らかになってくるので、ハラハラ・ドキドキ感にちょっと欠ける。

「もしかして、こいつが裏切り者?」という展開もあるにはあるのだが、少し中途半端。

ただ、主演の二人は健在。
二人とも存在感がある。

特に、マーク・ワールバーグは、「ラブリー・ボーン」とか「テッド」なんかより、こういうアクションものの方がいいて思うのだけど・・・

ということで、好きなジャンルで好きな役者さんが出ていれば、とれあえずは満足なので、評価は「B」にします。


あと・・・

最後のシーンは、もちろん笑わせるつもりなんだろうけど、ある意味意外だった!?
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