映画評668 ~ キック・アス/ジャスティス・フォーエバー

今回は「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」

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美少女暗殺者を演じたクロエ・グレース・モレッツが注目を浴びた前作の続編として、キック・アス、ヒット・ガールらがヒーロー軍団を結成し悪党と戦うアクション。前作でマフィアの父親を殺されたレッド・ミストが悪党マザー・ファッカーを名乗り、キック・アスやヒット・ガールのもとへ次々と刺客を送り込む。前作の監督マシュー・ヴォーンは製作に回り、新鋭のジェフ・ワドロウが監督。アーロン・テイラー=ジョンソン、クロエのほか、ジム・キャリーがヒーロー軍団のリーダーとして登場する。より過激になったバイオレンスシーンの数々に注目。

主演は、アーロン・テイラー=ジョンソン
共演は、クリストファー・ミンツ=プラッセ、クロエ・グレース・モレッツ、ジム・キャリー、モリス・チェスナット
その他、クローディア・リー、クラーク・デューク、オーガスタ・ブリュー、スティーヴン・マッキントッシュ、モニカ・ドラン、ドラルド・フェイソン、ジョン・レグイザモなど


<ストーリー>
キック・アスことデイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、ヒット・ガールのミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)は普通の日々を送っていた。ところがそんなある日、デイヴは元ギャングで運動家のスターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)とスーパーヒーロー軍団「ジャスティス・フォーエバー」を結成。そこへ、レッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が父親を殺害された恨みを晴らそうと、刺客と共に乗り込んできて・・・


内容的には、ドダバタなのに違いないと思っていたし、「R15指定」ということで、ちょっとグロいシーンもあるらしいので、本来であれば見ないような作品だ。

だけど、今一押しの女優クロエ・グレース・モレッツが見たかった。

ただそれだけのために見た映画だ。


そして、予想通り・・・


モレッツちゃんはかわいかった。

なので、評価は「A」にします!


???


というわけにはいかない。

確かにグロいシーンは思った以上だったし、意外と残酷なシーンも多かった。

しかし、一方で思った以上にストーリーがしっかりしていて、最後もちゃんとまとめていたと思う。

モレッツも、最後の難敵であるロシア女には、どう見たって勝てそうになかったので、たぶんキック・アスが助けにくるのだろう、と思っていたら、ああいう形にしたのは、まあ納得。


とは言え、主人公はいちおう「キック・アス」ことアーロン・テイラー=ジョンソンである。

クロエ・グレース・モレッツは、あくまでも3番手扱い。

だけど、どう見たって一番目立つのは彼女だ。

まだ17歳らしいけど、存在感は抜群だし、今回はアクションシーンでも、どこまで自分がやっているのかはわからないが、結構動き回っていた。

久しぶりだ、「この子が見たい」と思えるような女優さんは。


あと・・・

内容としては、まああんなものでしょう。

コメディなので、いちいちツッコでも意味がないし、それがバカバカしいと思えないくらい、まともに展開していた。


ということで・・・

やっぱり、評価は「A」にします。
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映画評667 ~ エージェント・ライアン

今回は「エージェント・ライアン」

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『レッド・オクトーバーを追え!』などの原作で知られる、トム・クランシーの人気小説「ジャック・ライアン」シリーズを新たに実写化したサスペンスアクション。投資銀行員という表向きの顔を持つCIA情報分析アナリストのジャック・ライアンが、世界恐慌勃発を狙う巨大な陰謀に立ち向かう。主演は『スター・トレック』シリーズのクリス・パイン。共演には、監督も務めるケネス・ブラナーに『プライドと偏見』などのキーラ・ナイトレイ、ベテランのケヴィン・コスナーと、実力派が結集する

主演は、クリス・パイン
共演は、ケヴィン・コスナー、ケネス・ブラナー、キーラ・ナイトレイ、ノンソー・アノジー
その他、コルム・フィオール、ジェンマ・チャン、デヴィット・ペイマー、カレン・デヴィット、ペーター・アンデションなど


<ストーリー>
ウォール街にある投資銀行のコンプライアンスと経済テロ阻止を目的としたCIA情報分析班のアナリストという、二つの顔を持つジャック・ライアン(クリス・パイン)。ある日、モスクワの投資会社チェレヴィン・グループの不審な動きをキャッチし、上官ハーパー(ケヴィン・コスナー)にエージェントの現地派遣を要請する。しかし、彼から返ってきたのはライアン自身による調査命令だった。チェレヴィン・グループへの監査を装ってモスクワへと飛んだライアンだが、そんな彼に同グループの警護員が襲い掛かってくる


ジャック・ライアンシリーズも結構見ているが、ライアンを演じている役者さんも、ハリソン・フォード(「パトリオット・ゲーム」と「今、そこにある危機」)、アレックス・ボールドウィン(「レッド・オクトーバーを追え」)、ベン・アフレック(「トータル・フィアーズ」)とそれぞれ毛色が違う。

しかし、今回演じているクリス・パイン版は、「スター・トレック」のカーク船長を演じている割には、一番頼りない感じがした。

分析官から一気にエージェントになる過程も、やや強引な感じがするし、敵をやっつけることもあるのだけど、どちらかと言うと逃げてばかり。

最初ロシアのホテルで襲われた時も、相手を倒したのは、たまたまラッキーという感じだったし。

むしろ敵をやっつけているのは、ケヴィン・コスナー率いる軍団の役目だ。

だから、もちろん貫禄はケヴィン・コスナーの方が数段上だ。

ライアンは、と言うと、単に頭がいいだけ。

しかも、それを示すような描写はあまりなくて、「それはお前の役目だ」という一言で終わっている感じ。

ただ、終盤で敵に奪われた恋人(婚約者)を救う時は、車の運転はムチャクチャうまいし、最後恋人を救う瞬間は、「あんなの、タイミング的に間に合うのか?それに、あんなことできるか?」というシーンだった。

そしてラスト、テロリストと1対1で対峙した時も、急に超人になった感じで、何だか違和感がある。

せっかく、「スター・トレック」で主人公を演じているというのに、どうしてこんな中途半端に描き方をしたんだろうか。

もしかして、原作がこうなの?

結局、テンポがいいというよりは、最初から最後まで展開が速すぎて、何だかわからないうちに終わってしまった感じだ。

もうちょっと面白いかと思っていただけに残念。

ということで、評価は「C」にします。


それにしても、監督を勤めたというケネス・ブラナーは、この作品では悪役で、しかも最後は殺される。

まるで北野たけしみたいな人だなあ。


映画評666 ~ ツナグ (テレビ)

今回は、「ツナグ」(テレビ版)

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第32回吉川英治文学新人賞に輝く、辻村深月の小説を実写化したファンタジー・ドラマ。死んだ者と生きる者の再会を仲介する使者“ツナグ”の見習いを努める高校生が、さまざまな依頼者の姿を目の当たりにして成長する姿を追う。『王様とボク』などの松坂桃李が主人公の歩美を好演、ツナグの師匠でもある彼の祖母を『わが母の記』の樹木希林が演じ、温かな掛け合いを見せてくれる。人と人のつながり、家族の絆、生死を深く見つめた物語もさることながら、佐藤隆太、桐谷美玲、八千草薫、仲代達矢といった豪華共演陣の顔ぶれも見ものだ。

主演は、松坂桃李
共演は、樹木希林、佐藤隆太、桐谷美玲、橋本愛、大野いと
その他、遠藤憲一、別所哲也、本上まなみ、浅田美代子、八千草薫、仲代達矢など

<ストーリー>
生きている者が、もう一度だけ会いたいと強く願う、すでに亡くなってしまった者。その再会の機会を設けることができる、“ツナグ”と呼ばれる使者の見習いをする高校生・歩美(松坂桃李)。ガンで逝去した母(八千草薫)と会いたいという高慢な中年男・畠田(遠藤憲一)、けんかをしたまま事故死した親友・御園(大野いと)に尋ねたいことがある女子高生・嵐(橋本愛)など、さまざまな依頼人の願いをかなえる歩美。だが、死んだ者と生きる者が再び出会ってはいけないのではないか、それで両者は救われるのだろうかと考え・・・



2012年公開の作品だが、別に「見逃した」わけではない。

最初から見るつもりはなかった。

ストーリーはともかく、出演者で食指が動く人がいなかったことがすべてだ。

松坂桃李は、どんなあんちゃんか知らなかったし、「豪華共演陣」と言いながら、私的にはたいしたメンバーではなかったからだ。

ストーリーとしても、いわゆる「黄泉がえり」は、竹内結子の4部作(「星の願いを」「黄泉がえり」「天国の本屋~恋火」「今、会いにゆきます」)で十分堪能したし!?

それが、どういうわけか、たまたまテレビで前の番組を見終わった後、そのままつけっ放しにしていたところ、ちょっと見てみたら、何だか面白そうだったので、その先が妙に気になってしまい、結局最後まで見てしまった。


で・・・

結構面白かった。

ちょっと泣きそうになったし。

映画では、3つの出会いのパターン(遠藤憲一と八千草薫、橋本愛と大野いと、佐藤隆太と桐谷美玲)があるのだけど、それらのシーンが入れ替わり立ち替わりとなっているので、ちょっとわかりにくくなるところがある。

ところが、それもうまくまとめられていて、違和感はあまりなかった。

そして、一番の興味どころである、主人公歩美とその両親は会うことができるのか、という部分もうまく落としていたと思う。

何せ、「会うのは、一人だけだろ?だとしたら、父親と母親、どっちに会うんだろう」とか思っていただけに、あの「オチ」は良かったと思う。


もちろん、ツッコミどころはある。

佐藤隆太は、雨が降っているのに、なんで公園で一人たたずんでるんだ?屋根か庇のあるところで悩めよ、とかそういう細かいところではない。

一番気になったのは、「ツナグ」という職業(?)が、すでに一般的になっている(女子高生の間で噂になっていた)というのは、どうなんだろう、ということだ。

たまたま身近にいる人間がその人だった、というだけの展開にはゼッタイならないと思うわけだ。

遠藤憲一演じるおっさんのように「ホントか?お前ら、オレを騙すつもりじゃねえだろうな」と思う人もいる一方で、必ず悪用しようとする連中が出てくるはずだからだ。

つまり、出てくる登場人物はすべて「いい人」なので、見ていて少し緊張感がない。

もちろん、そうしないとストーリーそのものが成り立たないので仕方がないのだろうけど、もっとハラハラ・ドキドキがあってもいいような気はした。


出演者で言えば・・・

松坂桃李は、表情に乏しいような気はしたけど、いい声をしているし、意外にも良かったと思う。

橋本愛と大野いとは、やっぱまだ若い。

結構な見せどころがあるのに、私としては今いちだった。


ということで、久しぶりの映画館での鑑賞以外の映画評になるけど、評価は「A」にします。

こういうのは、やっぱり映画館で見れば良かった!

映画評665 ~ アメリカン・ハッスル

本日2本目は「アメリカン・ハッスル」

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1970年代後半のアメリカを揺るがした政治家などの収賄スキャンダル、アブスキャム事件を題材にしたサスペンスドラマ。自由と引き換えに、FBIが仕掛ける悪徳政治家検挙を狙ったおとり捜査に協力させられる詐欺師たちの姿を、スリリングに映し出していく。メガホンを取るのは、『世界にひとつのプレイブック』などのデヴィッド・O・ラッセル。『ザ・ファイター』などのクリスチャン・ベイルを筆頭に、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンスら、実力派スターが結集してクセのある登場人物たちを熱演する

主演は、クリスチャン・ベイル
共演は、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス
その他、ルイス・C・K、マイケル・ペーニャ、アレッサンドロ・ニヴォラ、ジャック・ヒューストン、エリザベス・ローム、ロバート・デ・ニーロなど


<ストーリー>
詐欺師アーヴィン(クリスチャン・ベイル)と、その相棒で愛人のシドニー(エイミー・アダムス)。彼らはFBI捜査官リッチー(ブラッドリー・クーパー)に逮捕されるが、無罪放免を条件におとり捜査への協力を持ち掛けられる。それは、架空のアラブ人富豪をダシに、カジノ利権に群がる政治家やマフィアを一網打尽にするというもの。アーヴィンとシドニーは、標的のカーマイン市長(ジェレミー・レナー)に近づくが、二人の仲を嫉妬するアーヴィンの妻ロザリン(ジェニファー・ローレンス)がおとり捜査の邪魔をする


何だろうねえ。

アカデミー賞候補の作品らしいけど、残念ながら途中でちょっと眠ってしまった。

展開が単調だ、ということもあるのだけど、最初は思わせぶりな割に、逆に途中で話が大きくなりすぎて、最後は中途半端に終わってしまった、という感じだった。

中盤でマフィアが出てきたあたりで、「ん?もしかしてマフィアを殲滅させるつもりか?」と思いながらも、「ちょっと話がデカすぎない?」とも思いつつ見ていた。

しかし、結局マフィアは捕まらず、FBIも騙され、ということで、主人公的には良かったのだろうけど、何だか消化不良。

私としては、終盤にマフィアの弁護士が出てきて、いろいろとベラベラしゃべっているのを見て「こんなアホな弁護士なんかいないだろう」と思っていたら、案の定だった。

あんまりネタバレするつもりはないけど、冷静に見ていると、アホな登場人物が多くて、ところどころ面白いやり取りもあったとは言え、どちらかと言うとコメディみたいだった。


主演のクリスチャン・ベイルは、この役のために20kg太ったのだとか。

役者魂はスゴい!と言えるだろうけど、そこまでしてやりたい役柄なのかどうか。

ヒロインのエイミー・アダムスは、終始はみ○○の衣装だったので、目が固定してしまった・・・じゃなくて、目のやり場に困った。

市長役のジェレミー・レナーは、アクション役が多いけど、どちらかと言うとチンピラ風なので、とても市長には見えなかった。

FBI役のブラッドリー・クーパーも、ちょっと貫禄に欠けるなあ。


などとイチャモンばかりで申し訳ないけど、何せちょっと寝ちゃったこともあるし、あまり面白くなかったのは事実。

ということで、評価は「C」にします。

映画評664 ~ マイティ・ソー/ダーク・ワールド

今日は「映画の日」ということで2本立てです。

まずは「マイティ・ソー/ダークワールド」

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北欧神話をベースにしたマーベルコミックスの人気作を実写化したアクション大作の続編。ロンドンで発生した重力の異常を契機に訪れた地球滅亡の危機に、ソーが立ち向かっていく。ソーを演じる『レッド・ドーン』などのクリス・ヘムズワースを筆頭に、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストンといった前作のメンバーが再結集。メガホンを取るのは、テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」シリーズなどのアラン・テイラー。驚異的なVFX映像もさることながら、ソーの宿敵でもある弟ロキとの絆をめぐるドラマも見どころ

主演は、クリス・ヘムズワース
共演は、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、アンソニー・ホプキンス、ステラン・スカルスガルド、イドリス・エルバ
その他、クリストファー・エクルストン、カット・デニングス、レイ・スティーヴンソン、ザカリー・リーヴァイ、浅野忠信、レネ・ルッソなど


<ストーリー>
アベンジャーズの一員として、ソー(クリス・ヘムズワース)がニューヨークで激闘を繰り広げてから1年。ロンドンで謎の重力異常が起き、その調査を天文物理学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)が行うことに。しかし、その過程で地球の存亡を左右するダークエルフのパワーを宿してしまう。愛する彼女を救うすべを探ろうと、ソーは彼女を連れて神々の世界アスガルドへと向かうが、それが家族や故郷にも危機をもたらしてしまう。窮地に陥った彼は、血のつながらない弟ロキ(トム・ヒドルストン)に助けを求める。


前作は、次回作への期待を込めて「B」になっていた。

私としては、あまり面白かったという印象はなかったのだけど。

だいたい、ヒーローは粗野で頭が悪いし、何よりも「武器がハンマー」というのは、どうなんだろう。

そして、今回は3Dだったので、面倒くさいメガネをかけさせられたのだけど、3Dにしたところで、「すげえ~」という感じでもなかった。

しかし、一番問題なのは・・・

何がなんだかわけがわからない、ということだろう。

9つの惑星が直列になって・・・などという、いかにもな設定にはしているものの、見ていて「だから何なんだ」という展開にしかなっていない。

あと、今回の目玉というか見どころは、腹違いの弟であるロキを味方につける、というところなんだろうけど、これがまた中途半端。

たぶん、後半から終盤への展開を見ていると「このシリーズは、まだまだ続くぞ」という宣言のようだから、そのためにロキを牢屋から出したのだろうと思う。

だけど、あのラストはどうなんだろう。

実は○○○○だった、というのもいいのだけど、だとしたら、あの人はいったいどうなったの?

そのあたりの説明は一切ない。

せっかく「おっ、なかなかやるじゃん」という展開だったのに、最終的には「な~んだ、そうくるのか」となるのは、ちょっと残念。

それと、ソーとロキの母親であるフリッガが死ぬシーンも、もっと盛り上がってもいいはずなのに、何だかあっさりしていた。

ということで、最初から最後までちょっと中途半端だったような気がするので、評価としては「C」にします。

次回作が出たら・・・

いちおう、見ようかな?


それにしても・・・

主演のクリス・ヘムズワースの声って、聞きづらい。

内に籠っている、というのか、何だかシルベスター・スタローンに似ている。


ついでに・・・

悪い連中の名前が「闇の軍団」って、何かダサいな。

「宇宙を支配しよう」ということ自体、意味がよくわからないのだけど、「世界を闇にしてやる」って、何が楽しいの?
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