映画評696 ~ イントゥ・ザ・ストーム

今回は「イントゥ・ザ・ストーム」

映画140823

史上最も規模が大きい竜巻に襲われた人々の死闘を描くディザスターパニック。ジャンボジェット機も簡単に飲み込む直径3,200メートル、秒速135メートルもの巨大竜巻が襲来するさまを、臨場感あふれる映像で映し出す。メガホンを取るのは、『タイタニック』『アバター』などに携り、ジェームズ・キャメロン監督からの信頼も厚い『ファイナル・デッドブリッジ』などのスティーヴン・クォーレ。出演は『ホビット』シリーズなどのリチャード・アーミティッジら

主演は、リチャード・アーミティッジ
共演は、サラ・ウェイン・キャリーズ、マット・ウォルシュ、アリシア・デブナム=ケアリー、アーレン・エスカーペタ
その他、マックス・ディーコン、ネイサン・クレス、ジェレミー・サンプター、リー・ウィテカー、カイル・デイヴィス、ジョン・リープなど


<ストーリー>
直径3,200メートル、秒速135メートルというこれまでにない規模の巨大竜巻がシルバータウンの街に襲来する。炎に包まれた巨大竜巻が猛威を振るい、ジャンボジェット機すら飲み込む威力を前に、住民たちはシェルターに避難。一方で、竜巻を追跡する観測者ストームチェイサーや、最愛の人を守り生き残るため危機的状況を打破しようと模索する人々もいて・・・


予告編を見る限り、ものすごい迫力で面白そうだったし、実際迫力はあった。

しかし・・・

どう見てもCGだなあ、という感じがして、今いちハラハラ・ドキドキしなかった。

内容的にも、親子愛あり家族愛あり、恋愛あり、確執あり、仲違いあり、主要人物の死亡あり・・・で、何か考えられるものすべてを盛り込んでいる感じだ。

まあ、一言で言えば「ベタ」である。

唯一予想外だったのは、「冒険バカと、そのバカの友達」の出現だろうか。

しかも、このバカ二人は竜巻にモロに巻き込まれてしまうのだけど、なぜか助かってしまう。

せっかくその直前に主要人物の決死の行動を描いて、その死を感動的なものにしようとしているのに、どうして最後に笑いなんか取ろうとするのだろうか。

などなど、全体的に中途半端なイメージ。

しかし、ベタとは言え、物語としてはまずまず面白かった。

だって、感動の要素てんこ盛りだし、それぞれにいい話だし、ダラダラ撮らずに100分程度にまとめているので、違和感はあまりない。

役者さんも、知らない人ばかりだけど、逆にそれがドキュメンタリーみたいに思えて、かえって良かったかも知れない。

下手に有名な役者さんだと、かえって違和感があったかも。


まあ、実際にあんな竜巻がきたらいったいどうなるか、という気はするのだけど、見ていてそれほど恐怖に感じなかったのは、やはりCG感バリバリだったからだろうか。

それにしては、うまく作っているとは思うけど・・・


ということで、「すげ~」と思える迫力はなかったけど、そこそこ面白かったので、評価は甘めに「B」にしておきます。


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映画評695 ~ GODZILLA(ゴジラ)

今回は「GOZDILLA ゴジラ」

映画140810


怪獣映画の傑作として映画史に名を残す『ゴジラ』を、ハリウッドが再リメイクした超大作。突如として出現した怪獣ゴジラが引き起こすパニックと、ゴジラの討伐に挑む人類の姿を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは、『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズ。キャストには『キック・アス』シリーズなどのアーロン・テイラー=ジョンソン、『ラスト サムライ』などの渡辺謙ら実力派が結集。ゴジラの暴れぶりもさることながら、凶悪度の増したデザインに息をのむ。

主演は、アーロン・テイラー=ジョンソン
共演は、渡辺謙、エリザベス・オルセン、ジュリエット・ビノシュ、サリー・ホーキンス、デヴィット・ストラザーン
その他、カーソン・ボルデ、ブライアン・クランストン、リチャード・T・ジョーンズ、ヴィクター・ラサック、アル・サピエンザ、ケン・ヤマムラなど


<ストーリー>
1999年、日本。原子力発電所で働くジョー(ブライアン・クランストン)は、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)を亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする


散々だった前作と違って、ゴジラに対するリスペクトが感じられる作品らしい、ということで期待して見に行ったのだが・・・

一言で言うと・・・


何じゃ?これは、って感じ。


だいたい、この映画の主人公って誰?(何?)

タイトルにもなっているゴジラが登場するのは、映画開始から1時間経ってからだし、その後大活躍するのならまだしも、登場時間はトータルでも20分あるかどうか。

しかも、そのうち顔が出てくるのは半分にも満たない。

それでも存在感があればまだいいのだけど、この映画で大活躍(?)する怪物は、実はMUTO(ムートー)とかいうわけのわからないヤツだ。

こいつは、放射性物質を食べるという変なヤツで、しかもオス・メス2頭存在し、オスには羽があるので飛ぶことができる半面メスよりもかなり小さい。

何だかギャオスみたいで、こちらの方が存在感があった。

一方の人間は、と言えば・・・

人間側の主人公であるはずのフォードは、使命感あふれる勇気ある青年か、と思いきや、実は「ただ、妻子の元に帰りたい」だけの兄ちゃんだった。

いつもはもっと存在感があるはずの渡辺謙も、怪物退治のために大活躍するのかと思っていたら、ただ「いや、何もしない方が・・・」とか言うだけの弱気な科学者だ。

こんな連中ばかりなので、余計にゴジラに期待してしまうのだが・・・


ゴジラは、結局のところムートーを退治する役目なんだけど、格闘の末に退治すると、街を破壊することもなく、そのまま海に戻ってしまう。

つまり、ムートーを「食べる」のではなく、ホントに「退治するため」だけに出てくる。

何だ?ゴジラは神なのか?


などなど、とにかく全体的に登場人物(怪物)が中途半端だ。

ムートーは、電磁パルスでまわりにある電気系統をすべてダメにしてしまうだけでなく、少々の攻撃を受けてもビクともしない。

だから、方々から砲撃されても気にすることなく、ただただ自分の進みたい方向(異性がいるところ?)に向かって歩き続ける。

にもかかわらず、クライマックス付近では、核爆弾を積んだ船を襲うために海岸に向かった際、すぐ近くで砲撃されると、船を襲うのをやめて、砲撃した人間を片付けにいく。

いや、別に放ってけばいいじゃん!

そんなことしてるから、ゴジラにやられちゃうんでしょ?

このムートーは、結構人間的な感情も持っているようで、自分が産みつけた卵をフォードに焼き殺されてしまった時、急いで卵の元に駆けつけるのだけど、そこで「誰がやったんだ?」みたいな顔で付近を見回し、物音を立ててしまったフォードに気が付くと、「卵を焼き殺したのはお前か?」みたいな顔で睨みつけてくる。

いやいや、そんなのわかるわけないじゃん!

「誰がやったのか」じゃなくて、「何が起こったのか」がわからないのだから。

それとも何か?

「オーNo!私の大事な卵が焼き殺されてしまった。きっと私たちを襲ってきたあいつらに違いない。ちくしょう、探し出してぶっ殺してやる」とでも思ったっていうのか?

どういう設定の化け物なのかさっぱりわからない。


だいたい、ムートーもゴジラも鈍すぎるというのか、お互いに相手が近づいているのにまったく気が付かない。

最初ゴジラがムートーのオスと格闘する場面が出てくるのだけど、しばらくした後、今度はメスを襲う場面が出てくる。

当然のことながら、オスはもうやっつけたのかと思っていたら、メスとの格闘中にいきなり後ろから襲われる。

ゴジラもゴジラだけど、オスもその間いったい何やってたんだ?


あと、ムダな演出も多い。

フォードがモノレールで町に向かう時、駅でこのモノレールに間違えて乗ってしまった日本人の子供が出てくる。

このモノレールが、ムートーに襲われて破壊されかけるのだけど、このガキは、怖いとかビックリしたとかいう感情を一切表に出さないという超ポーカーフェイス。

次の駅に着いた時も、フォードの元を何のためらいもなく去っていくので、「はあ?」と思っていたら、両親を見つけたので、その元に駆けつけたようなのだけど、そんな表情は一切ださない。

いったい何のために出てきたのかさっぱりわからない。

こんなガキ使うなよ。

と言うか、もっと演技指導しろよ!


ムートーを攻撃する軍も頭が悪すぎる。

あんな化け物に対して、どうしてあんなに接近するの?

電磁パルスで電気系統がやられるので、まわりに戦闘機とか飛ばさなきゃいいのに、わざわざ落とされるために飛んでいるみたいで、見ていて「アホか?」と思ってしまう。

で、最後に考え付いたのが、核爆弾で一気にかたをつけるという戦法。

広島の原爆の何百倍という超メガトン級(?)の核爆弾を使うというような説明があったのだけど、違った?

にもかかわらず、クライマックスシーンでは、フォードが時限装置を解除するのを失敗した後、船を沖合に出して、そこで爆発させて・・・目出度しメデタシ!

って、えっ?

そんなものを沿岸で爆発させて大丈夫なのか?

核爆弾だぞ。

あれでハッピーエンドって、ゼッタイにあり得ないだろう。

アホらしすぎて、言葉も出てこなかったぞ。

しかも、最後ゴジラが死んでいるのかどうかもわからないのに、皆がそのまわりでわさわさとやってたけど、案の定ゴジラが息を吹き返した。

結果的にゴジラは、何もしないで海に帰っていったけど、あれもあり得ないだろう。

だって、もともと正義の味方として扱っていたわけでもなんでもなく、ただ同士打ちをさせようとした(勝手にやった)だけなんだから、あの時点で「やった、ゴジラが勝った!」などと喜んでいたヤツはほとんどいないはず。


核爆弾の扱いにしても、最後のシーンにしても、もしかして脚本書く人が、そこのところを忘れていたのか、それとも「そんな細かいことはどうでもいい」と考えていたの?

いずれにしても、一番いいところ(クライマックス)で、あんなアホみたいな展開はないだろう。


ということで、ちょっと期待していただけに、非常に残念な内容でした。

評価は・・・

そこそこ迫力もあったし、別に「ゴジラはこうあるべき」という気持ちがあるわけではないし、そんなに悪くいうこともないような気もするけれど・・・

あえて「D」にします。

これだったら、エメリッヒ版ゴジラの方が、バトルシーンの描き方などで比べると、まだましだったような気がします。

まあ、普通に怪獣映画として見ていたら「C」かも知れないけどね。

映画評694 ~ トランスフォーマー/ロストエイジ

今回は「トランスフォーマー/ロストエイジ」

映画140809

前3作よりキャストとデザインを新しくし、オートボットと人類が挑む新たな戦いを描くアクション大作。人類滅亡をたくらむロックダウンの襲来や謎多き第三の勢力ダイナボットの攻撃に、オプティマスらが人間と共に激しい戦闘を繰り広げる。製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグと監督マイケル・ベイは続投、オプティマスを手に入れた発明家役でマーク・ウォールバーグが出演する。新デザインで登場するオプティマスやバンブルビーはもちろん恐竜を基に作られたダイナボットなどの新キャラクター、迫力あるバトルやトランスフォームに興奮

主演は、マーク・ウォールバーグ
共演は、ニコラ・ペルツ、スタンリー・トゥッチ、ジャック・レイナー、リー・ビンビン
その他、タイタス・ウェリバー、ソフィア・マイルズ、T.J.ミラー、ジェームズ・バックマン、ジョン・グッドマン、渡辺謙など


<ストーリー>
ディセプティコンとの激戦から4年。発明家のケイド(マーク・ウォールバーグ)はかなり安い値段でトラックを手に入れるが、それは何とオプティマスだった。そこへオプティマスらトランスフォーマーを取り締まる政府の秘密機関KSIが登場。ケイドと家族はKSIに抗いピンチになるも、オプティマスに助けられる。そのころ、新しいディセプティコン、ロックダウンが地球に出現。さらにはダイナボットも復活し、オプティマスは捕まってしまう。


前3作を見ている関係で、今回も見たのだけど・・・

確か、前作で完結しているものと思っていたのに。

でも、感想は前3作とほぼ同じ。

とにかく迫力はものすごいけど、何をやっているのかよくわからないという構図。

今回オプティマスたちが終盤で戦う相手は、自分たちの改良版。

つまり、似たもの同士で戦っているので、動きが激しい部分になると、見ていてわけがわからない。

しかも、今回の悪役・ロックダウンに加えて、前作の悪役ダイナボットまで出てくるので、余計にわかりにくい。

それが、車やら何やらいろんなものに形を変えたりするので、ゴチャゴチャしていて見づらい。

さらに、人間たちも、それぞれがいったい何をやりたいのかよくわからない。

だから、どこがクライマックスなのかわからないし、何がどうなれば終わり(解決)なのか読めない。

これに、どんな映画にも出てくる愛だの恋だのが随所に盛り込まれているものだから、途中でちょっとイライラしてくる。

意味のないスローモーションも結構あったは気がする。


だから、具体的にどこがどう面白いとか面白くないとか、いちいち取り上げるのも面倒くさい感じ。


ということで・・・

評価は「C」にします。

まだ続きがあるんでしょうかね。


ところで・・・

渡辺謙の名前があったので、ずっと探していたのだけど・・・

まさかあんな役で出ていたとは!

映画評693 ~ るろうに剣心/京都大火編

今回は「るろうに剣心 京都大火編」

映画1407803

和月伸宏原作の人気コミックを基にした2012年の前作に続き、原作のクライマックスともいうべき「京都編」を前後編で実写映画化したアクション大作の前編。日本制圧をたくらむ強敵を倒すべく京都へと向かう、人斬り抜刀斎こと緋村剣心の活躍を描く。主演の佐藤健やヒロインの武井咲らが引き続き出演するほか、剣心の宿敵役の藤原竜也や伊勢谷友介らが新たに登場する。監督は、前作と同じくテレビドラマ「龍馬伝」や『ハゲタカ』などの大友啓史。迫力満点のスケールと驚異的なアクションに目を奪われる

主演は、佐藤健
共演は、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、蒼井優、江口洋介、藤原竜也
その他、神木隆之介、土屋太鳳、田中泯、宮沢和史、小澤征悦、高橋メアリージュンなど


<ストーリー>
かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた伝説の人斬り、緋村剣心(佐藤健)。刀を置き、平穏な生活を送る剣心は、ある日、剣心から影の人斬り役を引き継いだ志々雄真実(藤原竜也)が京都でその名をとどろかせていることを知る。政府が派遣した討伐隊は志々雄を前に成すすべがなく、最後の望みとして剣心に白羽の矢が立つ。志々雄の野心を阻止すべく、剣心は京都へ向かう。


第一作が思った以上に面白かったので見ることにしたのだが・・・

やはり、第二作目っていうのは、どうしても期待以下になることが多いので、ちょっと心配はしていた。

実際、第一作は幕末から新時代の幕開けにかけての流れの中で、登場人物も含めて結構魅力的なものばかりだったのに比べると、さすがに内容がマンガチックになっている。

まあ、原作がマンガだからある意味しょうがないとは言え、何だかわけのわからない連中が出てきて、意味不明の行動を取るので、随所で荒唐無稽な感じがする。

今回の敵役である志々雄真実も、あれだけ刀でメッタ刺しされた後、火をつけられて焼かれたというのに、何で生きてんの?というのは正直な感想。

討伐隊に取り囲まれて銃で撃たれても当たらないし、かと言って弾を避けている感じでもない。

じゃあ不死身のバケ物なのか、と言えばそうでもなくて、ただただ敵役として「トンデモないヤツ」を選定した、というだけの存在みたいだ。

そういう意味では、伊勢谷友介演じる四乃森蒼紫も、何のためにいて、何をしたいのかよくわからない存在だ。

たぶん完結編では、そのあたりを明らかにするのだろうけど、どっちかと言うと「どっちでもいい」存在だ。

第一作でいうと、吉川晃司と同じ立ち位置のような存在だけど、吉川晃司の場合は、抜刀斎の名を語って悪事を働いていたのだから、主人公と対峙するのは自然な流れだ。

でも、四乃森蒼紫の方は、直接の恨み辛みはないわけで、「どっちが最強かを決める」とか言ってるけど、それは志々雄真実も「抜刀斎の後継者」としては似たようなものだから、主人公と戦う理由はほとんどなく、あんまり存在理由がないような気がする。

さらに、志々雄真実の手下も変なヤツばかりで、手下ではないけれど仲間となる「10人衆」も、とても強そうに見えない上に、単なる頭のおかしい連中にしか見えない。

その「10人衆」の中で、ただ一人金髪の男だけが、主人公と立ち合うことになるのだけど、あの展開もよくわからないし、アジトに帰ってこなかったにもかかわらず、志々雄真実は気にする様子もない。

あのエピソードも、あまりよくわからなかった。

いずれにしても、第一作と比べても、登場人物は1枚も2枚も格が落ちる。


ついでに登場人物で言えば・・・

武井咲は、第一作では殺陣がほとんどなかったので、あまり違和感はなかったのだけど、今作は結構殺陣も多い。
そうして見ると、やはり下手さが前面に出てしまう。

殺陣をするのに、やはりあの声は違和感バリバリだろう。
それでなくても、チャンバラに女子供は余計だと言うのに・・・

蒼井優と比べても、女優としての格の違いは歴然だ。

ケンカ野郎の青木崇高も、結構下手だなあ、と改めて思う。

それに比べると、まだまだガキだと思っていた神木隆之介の方が存在感がある。


さて、内容の方だけど・・・

これだけ登場人物にケチをつけている割には、結構面白かった。

やはりアクションの多い時代劇は好きなので、動きが速いこのシリーズは、見ていて楽しい。

しかも・・・

志々雄真実との決着がまだついていないので、当然のことながら次回作に対する期待もある。

さらに、最後のシーンでちょろっと出ていたあの人の存在も気になるし。

たぶん重要な役どころなんだろうけど。

もちろん、次回作(完結編)は見ますよ。


評価は「B」にしておきます。

映画評692 ~ るろうに剣心 (TV版)

今回は「るろうに剣心」(TV)

映画1407801

国内外で絶大な人気を誇る和月伸宏のコミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」を、『ROOKIES』シリーズの佐藤健主演で実写化した時代劇アクション。人呼んで「人斬り抜刀斎」こと若き剣客・緋村剣心が訪れた街で、彼の名を名乗る人物が起こした事件に遭遇する騒動を描いていく。剣心役の佐藤のほか、ヒロイン・薫に武井咲、剣心のライバル鵜堂刃衛に吉川晃司、斎藤一に江口洋介、武田観柳に香川照之がふんする。監督は、テレビドラマ「ハゲタカ」「龍馬伝」などの演出を手掛けた大友啓史。

主演は、佐藤健
共演は、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、綾野剛、須藤元気
その他、田中偉登、斎藤洋介、平田薫、宮川一郎太、原田裕章、奥田瑛二、江口洋介、香川照之など


<ストーリー>
幕末から明治になり、かつて「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣客・緋村剣心(佐藤健)は「不殺(ころさず)」の誓いのもと流浪人となっていた。流浪の旅の途中、剣心は神谷道場の師範代・薫(武井咲)を助けたことから、薫のところで居候することに。一方、街では「抜刀斎」を名乗る人物による人斬り事件が発生しており・・・


実は映画館では見ていない。

主演の佐藤健をジャニーズ系だと思っていたのもあるけれど、武井咲が出ている、というだけで避けていた。

だけど、明日から公開される続編の予告編を見て、何となく面白そうだったので、見るかどうかは、この第一作を見てから決めようと思って見ることにした。


そして・・・


これは面白かった!

いや、久々の本格時代劇を見たという感じだ。

主演の佐藤健も、見た目はひ弱な感じだけど、ちょっとした表情の変化もうまく使い分けていたように思う。

あと、展開もなかなか良かった。

剣心と江口扮する警官(元新撰組?)、人斬り抜刀斎を名乗る吉川晃司、そしてどこからどう見ても悪役の香川照之。

これらがどう絡んでいくのか、という展開もハラハラ・ドキドキ感があってなかなか良かった。

あと、意外と武井咲に違和感がなかった。

うまいとは思わなかったけど、映画の邪魔になっていない感じ。


あと、とにかく殺陣が良かった。

「CGは一切使っていません」ということだけど、当然のことながらワイヤーアクションとかはあるわけで、不自然な動きはあるけれど、そのスピード感はかなりのもので、これほどの殺陣は、最近の時代劇では記憶にない。


しいて言えば・・・

ケンカ好きの男・青木崇高と須藤元気のバトル、それと剣心と綾野剛とのバトルは、省略してもいいくらい、ちょっと冗長だった。

特に殴り合いオンリーの青木vs.須藤のバトルは、いらないと思う。


とは言え、ここまで面白いとは思わなかったので、評価は「A」にします。

そして・・・

もちろん、続編は2本とも見るつもりです!
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