映画評718 ~ アップルシード アルファ

今回は「アップルシード アルファ」

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「攻殻機動隊」などの士郎正宗のSFコミックを基に、同シリーズの前日譚を描くCGアニメ。世界大戦後、ヒロインの元SWAT隊員デュナンと全身サイボーグであるブリアレオスが、ギャングの仕事をしながらやがて理想都市オリュンポスにたどり着くまでの日々を映し出す。監督は、『APPLESEED アップルシード』『キャプテンハーロック』などの荒牧伸志。声を、小松由佳、諏訪部順一、悠木碧、高橋広樹ら人気声優が担当。荒廃した世界観や怒とうのバトルといった迫力あるビジュアルに圧倒される。


<ストーリー>
世界大戦後に朽ち果ててしまったニューヨーク。元SWATのデュナンは全身サイボーグの恋人・ブリアレオスと共に、ギャングに依頼された仕事を請け負いながら、街を出る日を夢見ていた。そんなある日、二人はとある男女を救出する。そのオリュンポスから来た少女アイリスと半サイボーグの兵士オルソンとの出会いは、デュナンとブリアレオスを人類の希望を守り抜くための戦いへと向かわせる。


これまたアニメだけど、先日見た「サイコパス」と比べても、こちらの映像の方がよりリアルだ。

原作は知らないけど、前作を見たはず、ということで調べてみたらもう10年も前になるらしい。

「確か面白かったはず」と漠然と思っていたけど、内容はまったく覚えていなかった。

しかし、こういう画は好きだ。

物語も、最初のうちはよくわからなかったけど、それでも「ついていけない」という感じではない。

展開にも違和感がなく、そこそこ迫力もあるし、内容もそのうち見えてくる。

時代背景とか、サイボーグの仕組みとかは、知らなくても大丈夫。

要は「一見さんお断り」ではないわけだ。


あと、主人公のデュナンが魅力的だ。

取り立てて強いとか、頭が抜群にいいとかいうわけではなく、元SWATというには、ちょっと線が弱い感じはするけれど、こういうタイプの女性は好きだ。

まあ、SFアニメなので、あまりストーリーについて触れても意味がないので触れませんが、なかなか面白かったです。

あと声優陣も、中途半端なお笑い芸人もいなくて、お馴染みの玄田哲章などもいて、違和感がなく、良かったと思います。


ということで、評価は「B」にします。


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映画評717 ~ 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス

本日2本目は「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」

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『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行監督が総監督、『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズなどの虚淵玄がストーリー原案と脚本を担当した人気アニメの劇場版。人間の心理状態や性格を計測し数値化できるようになった近未来の管理社会を舞台に、治安維持活動に奮闘する公安局刑事課一係の刑事たちの姿を描く。キャラクター原案を手掛けた人気漫画家の天野明、監督の塩谷直義もテレビシリーズから続投する。


<ストーリー>
人間の精神を数値化するシビュラシステム管理下の2112年、新人監視官の常守朱と執行官の狡噛慎也は、ある大事件の黒幕・槙島聖護と出会う。狡噛は自らの信念を貫き槙島に復讐を果たした後、姿をくらます。2116年、日本政府が輸出したシビュラシステムを内戦状態のSEAUn(東南アジア連合)が実験的に導入するが、SEAUnから日本へテロリストが送り込まれ・・・


これは意外と面白かった。

「劇場版」ということだけど、もちろんテレビ版は見たことがない。

ただ、何となく面白そうな画だったので、見ることにしたわけだ。

見て正解というのか、なかなかしっかりした作りだったと思います。

内容的には「攻殻機動隊」みたいな感じ?

まあ、『犯罪に関する数値を「犯罪係数」として計測し、たとえ犯罪をおこなっていなくても、規定の数値を超えれば「潜在犯」として裁く』という発想は、別に目新しいものではないけれど、そういう前提の中での物語の構成やストーリー進行はなかなか良かったと思います。

近未来を舞台にしたアニメなので、あまり内容について触れても意味がないのでやめときますが、こういうのは好きです。

ただ、随所に出てくる日本人による英語のセリフが妙に気になった。

私のような下手クソが話す英語みたい、というのか、とても流暢な英語には聞こえなかったので、下手な芝居をしているように聞こえて、ちょっと違和感があった。

とは言え、全体的には違和感もなく、結構楽しめたので、評価は「B」にします。


後で調べたら・・・

今回の主人公である常守朱は、シリーズの中の第一期のヒロインであり、その第一期の主人公は、この映画の途中で出てくる狡噛慎也である、ということらしい。

この二人を含めて、登場人物の名前(と言うか漢字)は難しいものが多い。

まあ、頭の中では、勝手に「常森」とか「鴻上」と変換していたけど・・・

他にも調べたけど、宜野座伸元(ぎのざのぶちか)とか征陸智己(まさおか ともみ)とか六合塚弥生(くにづか やよい)とか、よくこんな名前をつけたな、というものばかりだ!?

映画評716 ~ 96時間 レクイエム

2015年最初の作品は「96時間 レクイエム」

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『シンドラーのリスト』などのリーアム・ニーソンと、ヒットメーカーのリュック・ベッソンの強力タッグによる人気アクションシリーズ最終章。愛する家族のためなら手加減せずに相手をなぎ倒す、すご腕の元CIA捜査官を襲うさらなる試練をド迫力のアクションと共に活写する。これまで同様まな娘をマギー・グレイスが演じ、新たにフォレスト・ウィテカーらが共演。たった一人の娘を守り抜こうとする父親がどのような戦いを繰り広げるのか注目

主演は、リーアム・ニーソン
共演は、フォレスト・ウィテカー、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイス
その他、ダグレイ・スコット、サム・スプルエル、リーランド・オーサーなど


<ストーリー>
かつてイスタンブールで犯罪組織を全滅に追い込んだ、元CIA秘密工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)はロサンゼルスに戻り、再び家族の絆を取り戻そうとしていた。そんな折、前妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)が、彼の家で死体となって発見される。運悪く現場で警官と遭遇したブライアンは、殺人事件の容疑者として指名手配され・・・


「96時間」の完結編である。

第一作目は、テンポもよくとても面白かったが、第二作で「もっとも手強い主人公を捕まえたのに、それをおとりにわざわざ娘をおびき出そうとする」というわけのわからないことをしてちょっとトーンダウン。

そして今回は、リーアム・ニーソン演じる主人公が命をかけて守ろうとしているのは、実は妻と娘ではなく、娘だけだった、ということが判明する。

というのは言い過ぎにしても、とにかく元奥さんは、実にあっさりと死んでしまう。

第二作で、あれだけ必死に守ったというのに、今回は死に際のやり取りさえない。

あれっ?というほどあっけなかった。

このあたりから、ちょっと風向きが変な感じになってくる。

テンポは相変わらずいいのだけど、何か物足りない。

特にカーチェイスとか、今いち迫力に欠けるし、何がどうなっているのかわかりにくい。

さらに、いくら主人公は元CIAの凄腕エージェントだったとしても、何でも簡単に物事をやりすぎ。

と言うか、悪役が弱すぎるだろう。

最強のラスボスと思われたロシアンマフィアのメランコフが、あれだけの警備を敷いていたのに、それをいとも簡単にうち破っちゃうし、最後の銃撃戦も派手な割には何だかしょぼい。

一方で、ホントの悪いヤツを何であんなに自由にしちゃうかねえ。

共通の敵を倒すために手を組んだとは言え、あまりにも不用心すぎる。

だいたい、何であんなところに娘を連れていくんだろうか。

それが映画作成側の狙いの一つなんだろうけど、違和感がありすぎて、見ていてちょっとイライラした。

主人公が自分のそばに置いておきたい、ということなのかも知れないが、ちゃんと隠れ家を持っていたはずで、そこにいれば安心だし・・・

まあ、娘を助けるという山場が必要なわけだから、最後のアクションのためには必要なのかも知れないが、だとしたら、もっと別の方法を考えてほしかった。

結局、何が何だかわからないうちに終わってしまった感じだったので、あまり面白いとは思えませんでした。

ということで、評価は「C」とします。

ただ、刑事役のフォレスト・ウィテカーは存在感もあり良かったです。


ところで・・・

そもそも、主人公は、自分の娘を誘拐した連中をボコボコにしたせいで、その仲間たちから命を狙われていたはず。

第二作の内容はまさにそれだった。

それがいつの間にか命を狙う相手が変わっちゃうなんて、誘拐犯たちは、いったいどこへ行ったの?

もしかして、もう全員始末しちゃったの?

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