映画評746 ~ PAN/ネバーランド、夢のはじまり

今回は「PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~」

映画151031

著名な冒険物語「ピーターパン」を、『つぐない』などのジョー・ライト監督が独自の視点で実写映画化。ピーターパンにはオーディションで抜てきされた新星リーヴァイ・ミラー、悪役の海賊黒ひげをヒュー・ジャックマン、フック船長に『トロン:レガシー』などのギャレット・ヘドランド、タイガー・リリーを『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラが演じる。黒ひげと対峙するピーターのストーリーなど、新たなピーターパンの描かれ方に期待

主演は、リーヴァイ・ミラー
共演は、ヒュー・ジャックマン、ギャレット・ヘドランド、ルーニー・マーラ、アマンダ・セイフロイド、
その他、アディール・アクタル、ノンソー・アノジー、キャシー・バーク、エメラルド・フェネル、カーラ・デルヴィーニュなど


<ストーリー>
ロンドンの児童養護施設で生活している少年ピーター(リーヴァイ・ミラー)は、ある日生き別れた母(アマンダ・セイフライド)が残した手紙を見つける。その後、冷酷な海賊・黒ひげ(ヒュー・ジャックマン)が立ちふさがる異世界ネバーランドにたどり着く。そしてピーターは、若いころのフック船長(ギャレット・ヘドランド)や女戦士タイガー・リリー(ルーニー・マーラ)と出会い


肩の凝らないファンタジーのはずなのに・・・

思ったよりツマらなかった。

何と言うか、何がどうなっているのかよくわからない。

途中で一瞬寝てしまったほどだ。

3Dで見たので、確かに映像はきれいだったけど、如何せん展開がよくわからないので、中に入っていけなかった。

「何かやってるな」というのはわかるのだけど、アクションも中途半端だし、描き方も中途半端というのか、せっかく主人公が空を飛べたというのに、見ていて飛んでる感がまったくない。

しかも、主人公が妙に大人びていて、子供感があまりない。

他の子供たちと比べても、その違いは歴然で「永遠の子供」になるはずなのに、もうすでに大人になっているようだった。

さらに、最後に黒ひげと戦う場面の表情は、笑顔というよりは、オーメンのダミアンみたいで、逆に怖かった。

あと、ネバーランドって、いったい何だったのか、今いちよくわからない。

最終的に、孤児院の子供たちがみんなで行くところだけど、どっちかと言うと、奴隷が連れていかれるところみたいで、あまりいいイメージがない。

ヒロインもあまり魅力的でなかった!?のも、面白くなかった原因の一つだろうか。

ということで、評価は「C」にします。


あと、フックを演じる役者さんが、その行動(女性と見るや、すぐに声を掛ける)を見ていると、何だか羽賀研二に見えてしまって、ちょっと笑ってしまった。

スポンサーサイト

映画評745 ~ トランスポーター イグニション

今回は「トランスポーター イグニション」

映画151025


『トランスポーター』シリーズの主役を務めてきたジェイソン・ステイサムに代わり、新星エド・スクラインを主演に迎えたアクションドラマ。フランスの鬼才リュック・ベッソンが製作と脚本を担当し、スリリングな天才運び屋の仕事に肉迫する。メガホンを取るのは『フルスロットル』のカミーユ・ドゥラマーレ。主人公のドライビングテクニックや、どのような場所でも自在に駆け抜け、よりパワーアップしたアクションに見ほれる

主演は、エド・スクライン
共演は、レイ・スティーヴンソン、ロアン・シャバノル、カブリエラ・ライト、タティアナ・パイコヴィッチ
そのた、ウェンシア・ユー、ラシャ・ブコヴィッチ、レン・クドリアヴィツキ、アナトール・トープマン、ノエミ・ルノワールなど

<ストーリー>
美女アンナからの依頼を受けたフランク(エド・スクライン)が約束の時間に現れると、彼の愛車に3人の女性が乗り込んでくる。銃口を向けられた彼は、拉致された上に猛毒による影響で余命12時間と宣告された父親の姿を見せられる。プロの運び屋としてのルールから外れた仕事を強いられたフランクは逆上するが、タイムリミットは刻一刻と迫っていた


ジェイソン・ステイサムの出世作とも言える「トランスポーター」の4作目だ。

肩の凝らないアクションもので、他のシリーズものが、回を重ねる毎にだんだん変になっていくのと同様、前作(第3作)も相当変だった。

今回は、そのステイサムの代わりにエド・スクラインが主演を務める。

どこかで見たことのある俳優さんだと思っていたが、意外にも初めてのようだった。


さて、内容であるが・・・

正直言って、ちょっと物足りなかった。

もともと「依頼者の名前は聞かない」「時間厳守」「荷物は開けない」という3つの掟があったのだけど、今回最初の掟以外は、破りっ放しだ。

しかも、主人公も強いんだか弱いんだか、よくわからない。

序盤から激しいカーチェイスが繰り広げられるのだけど、運転の腕はたいしたことはないみたいで、パトカーをなかなか振り切れない。

あとケンカの方も、特殊部隊出身の割には、複数の相手どころか一人の相手でも結構苦労していた。

そのあたりが、見た目にもイカついステイサムと違うところだろうか。

あと、主人公の父親が、何だかよくわからなくて、元スパイのくせに、2回も簡単に誘拐されるなんて、ちょっと情けなさすぎるだろう。

しかも1回目は、素人の女性(娼婦だから、格闘や策略の方は素人のはず)に簡単に拉致られたのだけど、特に自分がやられたスタンガンなんて、覗き込んだ車のトランクの中に置いてあったのだから、気が付けよ、って感じだった。

世界各国を股にかけた割には弱すぎる。

しかも、拉致されているくせに、このお父さん、まったく緊張感がない。

そういうところも、見ていてつまらないというか、ハラハラ・ドキドキ感がなく、全体にテンポがいいというよりは、淡々と話しが進むだけ。

ヒロイン達も、冒頭で今回のヒロインが涙を見せるのだけど、それが一転してあんなものすごいことができるようになる理由がよくわからない。

銀行強盗なんて、いくら銃を持っていたとしても、そう簡単にできるものではないだろうに。

しかも、自分たちのボスであるマフィアの金を全部盗むなんて、マフィアの部下たちは、いったい何をしてるの?という感じ。

そのあたりの描き方が中途半端というのか、「そう思わせるような何か」が描かれているのならともかく、何にもないので、途中から見た人なら、間違いなくヒロイン達は「強盗団」か「盗人集団」だと思うだろう。

そして、マフィアも弱すぎるし、頭悪すぎる。


そんなこんなで、ツッコミどころが満載だったけど、そこは娯楽映画。

まあまあ楽しめたので、評価は「C」にします。

今後、彼が主人公のシリーズになるんですかね?

やっぱ、ジェイソン・ステイサムの方が良かった!

映画評744 ~ ジョン・ウィック

今回は「ジョン・ウィック」

映画151018

『マトリックス』シリーズなどのキアヌ・リーヴスがすご腕の元ヒットマンを演じたアクション。ロシアン・マフィアに平穏な日々を壊された元暗殺者が、壮絶な復讐(ふくしゅう)に乗り出していく。メガホンを取るのは、『マトリックス』シリーズなどのスタントを務めてきたチャド・スタエルスキ。『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』などのウィレム・デフォー、『ヘラクレス』などのイアン・マクシェーンら、実力派が共演する。全編を貫くダークでスタイリッシュなビジュアルに加え、カンフーと銃撃戦を融合させた迫力のアクションも必見

主演は、キアヌ・リーヴス
共演は、ミカエル・ニクヴィスト、アルフィー・アレン、エイドリアン・パリッキ、ブリジト・モナイハン、ウィレム・デフォー
その他、ディーン・ウィンタース、イアン・マクシェーン、ジョン・レグイザモ、トビー・レナード・ムーア、ダニエル・バーンハードなど


<ストーリー>
伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し・・・


キアヌ・リーヴス主演のアクション映画だけど、意外と面白かった。

映画館でもあまりPRしていないようだったので、つい見落とすところだった。

内容は、オーソドックスなアクションもので、展開もスピーディーで、ほとんど飽きる間もなく終わった感じ。

何よりも、キアヌに余計なセリフがあまりないのもいい。

アクションものでありがちなのは、敵を追い詰めた時に、敵が「まっ、待ってくれ。ちっ、違うんだ。これにはわけがあって・・・」とか無意味にジタバタして、そこで主人公がちょっと油断してしまい、その隙をついて、敵が隠し持った拳銃とかナイフを取り出して、「ちきしょう、死にやがれ!」と反撃しようとして、ちょっとゴタゴタした上で、最後はケリがつく・・・みたいな感じの展開。

見ていて「主人公はアホなの?」といつも思うわけだけど、それがほとんどない。

最後に、標的であるマフィアのボスの息子を殺す時も、まったくの問答無用だった。

こういう展開は好きだ。

最近の映画で言えば、リーアム・ニーソン主演の「96時間」(1作目)あたりが、そんな感じだった。

ただ、この主人公、劇中では「伝説の暗殺者」みたいな言われ方をしていたけど、意外と隙だらけで、攻め方も結構強引だ。

単身で、護衛だらけの敵陣に突っ込むのはいいけど、後方から車が突っ込んでくるのにまったく気が付かず、簡単に捕まってしまった。

不意を打たれたのは敵の方なのに、自分はほとんど警戒してないって、ちょっとアホっぽい!?

一方の敵側も、護衛陣は隙だらけ。

簡単に突破されてしまうし、たった一人を相手にしているというのに、何だか場当たり的な対応で、まったく統制・連携が取れていない。

あと、主人公を狙う女暗殺者も、強いんだか弱いんだかよくわからず、思わせぶりな登場をする割には、たいした活躍をしない。

あげくに、最後は裏社会の支配人(?)にあっさり殺されてしまった。

結果的に、チンピラ同士の抗争みたいな形になってしまっていたのは、ちょっと残念。


あと、出てくる人間は、主人公の他は、マフィア側の人間か、相手がマフィアだろうが何だろうが関係なく裏社会を仕切っている連中ばかり。

つまり、一般市民とか警察関係者って、ほとんど出てこない。

だから、一般市民が争いに巻き込まれるという悲惨さはないのだけど、何だか違和感のある世界だ。

その孤独な主人公の唯一の味方が、親友であるウィレム・デフォー。

懐かしい顔の一人だけど、相変わらず貫録があるし、いい顔をしていると思う。

ただ、あんな殺され方はヒドすぎるような気もする。


ということで、随所なツッコミ所はあると思うけど、全体的には面白かったので、評価は「B」にします。


ネットでのレビューを見ていると「犬を殺されたくらいで、あそこまでやるかね」という批判もあったけど、亡くなった妻の形見とも言える犬が殺されたのだから、あれだけ怒り狂ってもおかしくはないと思う。

ただ、そうだとしたら、最後のシーンで、ペットショップ(動物病院?)から、殺されたのとは別品種の犬を連れ帰っていたけど、あの意味がよくわからない。

何か続編があるらしい、という噂もあるので、その布石だという話もあるみたいだけど、今回の抗争でかなりの人間が死んでるけど、いいの?

映画評743 ~ マイ・インターン

今回は「マイ・インターン」

映画151011

ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイというオスカー俳優が共演を果たしたヒューマンドラマ。年齢・性別・地位も違う男女が出会い、徐々に友情を育んでいく過程を描く。メガホンを取るのは『ハート・オブ・ウーマン』『恋するベーカリー』などで知られるナンシー・マイヤーズ監督。高級ブランドからカジュアルスタイルまで網羅したファッションはもとより、女性にエールを送る物語に夢中になる。

主演は、ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ
共演、レネ・ルッソ

出演者は、オフィシャルサイトを見ても、この3人しか書いていない。
ジュールズの部下とか夫とか、全員無名というわけでもないだろうに、何でだろう。


<ストーリー>
ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッションサイトを経営・管理する会社のCEOとして充実した日々を過ごしていた。仕事と家庭を両立するパーフェクトな女性像そのものの彼女はまさに勝ち組だったが、ある日、試練が訪れる。同じころ、シニアインターンとして、40歳も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)がジュールズの会社に来ることになり


これはなかなか良かったです。

まあ、全体的に「都合よすぎ!」という感じが満載だけど、こうでもしないと「感動する話」で終わらないだろうし、仕方がないのかな、という気はした。

ただ、それにしても、ジュールズがベンを全面的に信頼するのが早すぎると思う。

途中で、たいした確執もないので、かえって違和感がある。

名作「最強の二人」などでは、二人の考え方がまったく違うので、前半でかなり対立するのだけど、それだけに最後二人が一つになった時に感動も大きいわけだ。

それと、信頼するのはいいけど、いきなり仕事を任せる、というのもどうなんだろう。

営業一筋うん十年、といったところで、業種がまったく違うわけだから、おのずとマーケティングも変わってくるはず。

もちろん、考え方・アプローチの仕方は同じなんだろけど・・・

あと、夫の浮気にしてもそう。

発覚するのは、ついこの間だし、それから1回話し合っただけで、あそこまで急にうまくいくものかね。

しかも、わざわざベンに告白するのも変だけど、ベンがすでに知っているという設定も、何だかものすごく違和感があった。

とにかく予定調和というのか、何か起こっても、すぐに解決する。

何もかもがうまくいきすぎ。

だけど、たまにはこんなストーリーもいいと思います。

ということで、ちょっとほっこりしたので、評価は「B」にします。


それにしても、ロバート・デ・ニーロはいいね。

どちらかと言うと大袈裟な演技が目立つので、今まではあんまり好きな役者さんではなかったけど、こういう役は意外といいかも知れない。

劇中でも、ジュールズがベンに「あなたは表情を隠せないのね」という場面があるけど、確かに言葉にはしなくても、表情を見れば「それには反対だ」とか「いいね」とかいうのが、とてもよくわかる、というか、そういういい演技をしていたと思う。

でも、貫録がありすぎて、こんなインターンって、ちょっとイヤかも知れない!?

レネ・ルッソは、わざわざクレジットされているのはいいのだけど、ジュールズの会社のマッサージ師であるだけでなく、後にベンの恋人になる、というだけ。

いや、重要な役なんだろうけど、だったらジュールズの夫とか、もっと他の人たちも紹介してあげてもいいんじゃなかろうか。

何で、3人だけなのか、どうも理解できない。

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
438位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
208位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR