映画評800 ~ orange -未来-

今回は「orange -未来-」

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「夢みる太陽」などの高野苺のコミックを基にしたテレビアニメの劇場版。10年後の自分から手紙が届いたのを機に、現在と未来を変えようした女子高生・高宮菜穂と周囲の者たちのその後を、彼女のことが好きな須和弘人の視点で追う。監督に『STEINS;GATE シュタインズ・ゲート』シリーズなどの浜崎博嗣、ボイスキャストには花澤香菜や山下誠一郎ら、テレビ版のメンバーが結集している。高野が書き下ろした新しいエピソードに注目。


<ストーリー>
26歳の須和弘人は、高校のクラスメートで妻となった高宮菜穂と2人の子供、同じくクラスメートの茅野貴子、萩田朔、村坂あずさと一緒に弘法山を訪れる。そこからの景色を見ながら、10年前に亡くなった転校生で親しかった成瀬翔が菜穂と思い合っているのを感じつつも、彼女を奪ったことを思い出す。そんな中、翔の死が自殺だったのを知った弘人は、その原因が自分にあると悔やむ。そして弘人は、何も知らない10年前の自分に訪れる悲劇と、10年後の自分が抱える後悔を手紙に書き・・・


不思議な世界(空間)での青春ラブストーリー、みたいな感じの作品。

いつもの通り原作も知らず、何となく面白そう、というだけで見たわけだけど、前作があったとは知らなかった。

登場人物の相関関係については、何となくわかったつもりだけど、まず今回の主人公(?)である須和と翔の区別がつかなかった。

一緒にいる時は須和の方が背が高いのでわかるのだけど、別々だと「ん?これはどっちだ?」と思う場面が時々あった。

もっと言えば、登場人物全員の10年後と今の区別がつきにくくて、描かれている場面がどっちなのかわからない時もあった。

そのせいか、展開もよくわからない面があったのはちょっと残念。

あと、ヒロインである菜穂が個人的にあまり好きなキャラではなかったので、感情移入できなかった。

それから、「10年後の自分から手紙が届いて・・・」というストーリーはいいのだけど、そう思わせるような展開ではなかった印象だったし、「結局、どうなったの?」という意味では、結末がよくわからなかった。

「もしかして、夢落ち?」というラストだったので、余計に「何だかなあ」という感じがした。

歴史が変わるかも知れない、というものすごい大きなテーマを、こんなに軽く扱っていいのだろうか、というのが正直なところ。

ということで、全体的にあまり感情移入ができなかったので、評価は「C」にします。
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映画評799 ~ ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

今回は「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 」

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リー・チャイルドの小説を実写化したアクション『アウトロー』の続編。かつてアメリカ軍の優秀な秘密捜査官だったが、今は放浪生活を送る男ジャック・リーチャーが、巨大な陰謀に挑む。監督は、『ラスト サムライ』などのエドワード・ズウィック。前作に引き続いてトム・クルーズが主演を務め、『アベンジャーズ』シリーズなどのコビー・スマルダーズやテレビドラマ「プリズン・ブレイク」シリーズなどのロバート・ネッパーらが脇を固める。ド派手な見せ場の数々や、トムのアクションも痛快

主演は、トム・クルーズ
共演は、コビー・スマルダーズ、オルティズ・ホッジ、ダニカ・ヤロシュ、
その他、パトリック・ヒューシンガー、ホルト・マッキャラニー、ロバート・カトリーニ、ロバート・ネッパーなど


<ストーリー>
アメリカ軍の優秀な秘密捜査官だったものの、今では街から街へとあてもなくさまよう生活を送っているジャック・リーチャー(トム・クルーズ)。ある店でトラブルに見舞われた上に保安官に連行されそうになった彼は、自分をめぐる何かしらの陰謀が動きだしているのを察知する。やがて彼は、元同僚であったターナー少佐(コビー・スマルダーズ)を訪ねるが、彼女がスパイ容疑を掛けられて逮捕されたことを知る。ターナーを救い出して共に事態の真相を追ううちに、軍内部に不穏な動きのあることをつかむが・・・


前作「アウトロー」同様、「トムくん、カッコええ~!」という映画である。

前作は、あまり覚えていないのだけど、評価は「C」にっなっていて「アクションがあまりない」と書いてあった。

今回は、そういう意味では、アクションはそこそこある。

とは言え「トムくん、つえ~」という感じではなく、結構やられる。

しかも、前作のような一匹狼ではなく、今回は仲間がいるし、「守るべき」女性も出てくる。

そのせいで、いつものように(?)ムチャクチャができず、かなり苦戦する。

この点は「トムくん、つえ~」が見たい人にとっては、ちょっと物足りない部分かも知れない。

むしろ、今回「やるじゃん!」と思わせたのは、ヒロイン役のターナー少佐だし、トムくんよりもさらに存在感を見せたのは、敵役のパトリック・ヒューシンガーだった。

どこかで見たことがある俳優さんだなあ、と思って調べてみたら、見たことがない俳優さんでした。
(どうやら、ライアン・ゴズリングと間違えていたみたいでした!)

内容としては、「何だかなあ」という気がする部分がないわけではないが、いちいち考えさせない展開の速さでカバーしている感じ(?)だろうか。

特に、娘と思われた女性・ダニカ・ヤロシュの存在は、どちらかと言うと、余計なキャラクターで、結果はどうあれ、何のために出てきたのかよくわからない。

その娘との最後のシーンが、逆に感動的なので、ちょっと複雑な感じだ。

前作との繋がりはないようなので、初見の人でも違和感はないと思う。

たぶん、続編というか、シリーズものになりそうな感じだし。

まあ、特に「面白かった!」というわけではないし、ハラハラ・ドキドキもそこそこだったとは言え、最後のシーンはちょっとウルっときたし、ラストのトムくんの後姿は、さすがにカッコいい。

ということで、評価はちょっと甘めに「B」にします。
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