映画評839 ~ 西遊記2

今日は「西遊記2」を見てきました。

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チャウ・シンチーが監督を務めたアクションファンタジー『西遊記~はじまりのはじまり~』の続編。天竺を目指して旅する妖怪ハンターの三蔵法師が、孫悟空らと共に妖怪たちに立ち向かう。メガホンを取るのは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズなどに携わってきたツイ・ハーク。『あの場所で君を待ってる』などのクリス・ウー、『修羅の剣士』などのケニー・リン、『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』などのヤオ・チェンらが出演

主演は、クリス・ウー
共演は、ケニー・リン、ヤオ・チェン、ジェリー・リン、スー・チー
その他、ヤン・イーウェイ、メンケ・バータル、バオ・ベイアル、ワン・リークン、ダー・ポンなど


<ストーリー>
病気ながら、孫悟空(ケニー・リン)、猪八戒(ヤン・イーウェイ)、沙悟浄(メンケ・バータル)を引き連れ天竺へ旅をする妖怪ハンターの三蔵法師(クリス・ウー)。美女に化けては近づく人間を食う蜘蛛女たちを退治した孫悟空が、理不尽な三蔵法師を始末しようとその機会をうかがう中、一行は比丘国へ。国王・九宮真人(ヤオ・チェン)に迎えられるが、常軌を逸した気分屋である国王の機嫌を三蔵法師が損ねてしまう。困った彼は孫悟空に助けを求めるが、事態は悪化するばかりで・・・


「西遊記2」とはなっているが、前作とはがらっと役者さんが入れ替わっている。

だから、前作を見ているにもかかわらず、「何か、あんまり覚えてないなあ」感が大きかっったわけだ。

いちおう、前作について復習してみると、「あんまりよくわからなかった」と書いてあったけど、今回も最初はそんな感じだった。

玄奘を初めとする一行が、いったい何をやっているのかわからないまま話が進んでいるのだけど、途中からは何となくわかりやすくなってきて、後半は割と面白く見ることができた。

ただ、全体で見れば、ちょっと物足りない感じがした。

展開にしても、アクションにしても、とにかくちょっと中途半端だった。

しかも、エンドロール後にも映像があって、それが一番面白かった、という声もあるようだし、それを見ていない私は、余計に損した感じ。

ということで、評価は「C」にします。

このまま続編が出てくるかも知れないけど、いちおう見るつもりです。

ただ、上映館が限られているみたいだし・・・

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映画評838 ~ エル(ELLE)

今日は「エル(ELLE)」を見てきました。

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ピアニスト』などのフランスの名女優イザベル・ユペールと『氷の微笑』などのポール・ヴァーホーヴェン監督が組んだ官能的なサイコスリラー。『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』の原作者フィリップ・ディジャンの小説を原作に、レイプ被害者の女性が犯人を捜しだそうとする姿を描く。『ミモザの島に消えた母』などのロラン・ラフィットや『愛されるために、ここにいる』などのアンヌ・コンシニらが共演。欲望や衝動によって周囲を巻き込んでいく主人公を熱演するイザベルに注目。

主演は、イザベル・ユペール
共演は、ロラン・ラフィット、アンヌ・コンシニ、シャルル・ベルリング、ヴィルジニー・エフィラ
その他、ジュディット・マーレ、クリスチャン・ベルケル、ジョナ・ブロケ、アリス・イザーズ、ヴィマーラ・ポンスなど


<ストーリー>
ゲーム会社の社長を務めるミシェル(イザベル・ユペール)はある日、自宅で覆面の男性に暴行されてしまう。ところがミシェルは警察に通報もせず、訪ねてきた息子ヴァンサン(ジョナ・ブロケ)に平然と応対する。翌日、いつも通りに出社したミシェルは、共同経営者で親友のアンナ(アンヌ・コンシニ)と新しいゲームのプレビューに出席する


「サイコスリラー」とは銘打っているけど、そんなイメージはなかった。

「官能的」というのとも、ちょっと違う感じだし、いずれにしても見終わった後「???」となる作品だった。

まず、主人公を初めとして、出てくる女性陣は、ほとんど中年おばさんだ。

しかも、男性も含めて、ほとんどまともな人間がいない。

主人公の息子は根性無しで、気の強い嫁さんの尻にひかれているし、元ダンナは、若い女に走るわけのわからないおっさんだ。

主人公の母親も、年甲斐もなく若い男性に走り、何と結婚までしてしまうが、その若い男も金のために結婚したようなヤツだし、母親が亡くなった途端、若い女に走る。

主人公とともにゲーム会社で働いている中年の女性も、ダンナの浮気で悩んでいるが、この浮気相手が主人公だと言うし、実はこの中年女性と主人公はレズの関係にある、という何だかムチャクチャな人間関係。

向かいに住むおっさんも、実はトンデモないヤツで、最後にはトンデモないことになってしまう。

しかし、一番変なのは主人公で、とにかくいろんな意味で倒錯していて、人間らしさの感情が欠落している感じ。

暴行されたのに、その後も淡々と仕事をこなし、警察にも言わない。

息子の嫁が子供を産んだ時も、息子に向かって平気で「あんたの子供じゃないわ」と言い放つ。

同僚であり親友でもある女性・アンナのダンナを寝とった時も、自らアンナに「相手は私よ」となぜか堂々と告白する。

その結果、アンナは旦那を追い出すのだけど、一人になったので、今度はアンナから「一緒に住んでいい?」と言われると、あっさりとこれを承諾する。

どっちもどっちの倒錯女だ。

実は、これがラストシーンなので、見ていて唖然とするだけ。

だいたい、こんな主人公がゲーム会社の社長というのも、何だか違和感ありまくり。

それほど若者に負けない思考を持っているようには見えないし、当然のことながら若手のクリエイターには嫌われている。

いったいどういう設定なんだか。

ただただ、あの動画シーンを入れるためだけの職業設定のような気がしてならない。

とにかく、サイコとしての怖さ(別の意味で怖かったけど)も色気もほとんど感じない変な映画でした。

ということで、評価は「C」にします。

時間つぶしに映画でも見ようとしたら、その時間帯にはこれくらいしかなかったので、見たのですが、失敗でした。

映画評837 ~ ダンケルク

今回は「ダンケルク」です。
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第2次世界大戦で敢行された兵士救出作戦を題材にした作品。ドイツ軍によってフランス北端の町に追い詰められた連合軍兵士たちの運命と、救出に挑んだ者たちの活躍を描く。監督は『インセプション』などのクリストファー・ノーラン。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのトム・ハーディ、『プルートで朝食を』などのキリアン・マーフィ、『ヘンリー五世』などのケネス・ブラナーらが出演。圧倒的なスケールで活写される戦闘シーンや、極限状況下に置かれた者たちのドラマに引き込まれる

主演は、フィオン・ホワイトヘッド
共演は、トム・グラン=カーニー、ジャック・ロウデン、ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード
その他、ジェームズ・ダーシー、バリー・コーガン、ケネス・ブラナー、マーク・ライランス、キリアン・マーフィ、トム・ハーディなど


<ストーリー>
1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)ら若い兵士たちは生き延びようとさまざまな策を講じる。一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)は息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。さらにイギリス空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)が、数的に不利ながらも出撃する


史実にもとづいたお話だそうだ。

最初見た時は、「ドイツ軍もあれだけ完璧に包囲しているのだから、本気になればイギリス・フランス連合軍の撤退を阻止できたんじゃないの?」と思っていた。

実際、撤退中の妨害はほとんどなく、たまに飛行機やUボートによる攻撃があるだけだったので、40万人中30数万人が撤退できたのだと思う。

しかし、史実を調べてみたら、ドイツ軍もそれほど余裕があったわけではなく、当時の空軍大臣のゲーリングの「あんなもの飛行機だけで十分」という大言壮語により、メッサーシュミットを中心に攻撃したものの、英空軍のスピットファイアの活躍により多くが撃墜され、結果的に大半の兵士が撤退できた、ということらしい。

だから、クレジット上は冒頭に出てきた青年兵のフィオン・ホワイトヘッドが主人公だけど、彼はただ逃げ回っているだけだ。

と言うか、一緒にいたフランス兵とともに、列に割り込んで船に乗り込もうとしたりするなど、少なくとも戦うということは一切していない。

本当の主人公は、スピットファイアに乗って、何機かメッサーシュミットを撃墜し、途中で燃料がなくなりそうになった時、帰還することをせず、そのまま目の前にいる爆撃機を撃墜することを選択したため、最後は燃料がなくなり、浜辺に不時着してドイツ兵に捕まってしまう飛行士(トム・ハーディ)である。

実際、一部映画紹介欄では、そのように紹介されている。

ただ、最後不時着した時に初めて顔がわかるが、戦闘中は顔がほとんどわからないので、主人公の立ち位置ではないと思うものの、やっぱり行動としては一番カッコいい。

さて、そんなこんなで、とにかく誰が主役かわからない展開なので、見ていて誰に感情移入していいかわからない。

しかも、本格的な戦闘はほとんどない。

部分的に撃ち合いが行われるだけなので、そういう意味ではハラハラ・ドキドキ感もあまりない。

ただただ淡々と話は流れていくので、こちらも淡々と見ているわけだけど、そんな中でのクライマックスは、連合軍を救出に行く民間船が集結するシーンとなる。

確かに待ちわびている兵士から歓声があがる瞬間だけど、これが意外にもしょぼい。

何せ、到着する船が少なすぎる。

あれで30万人も乗れるのか、というくらい少ない。

史実では、どんな船がどれだけ終結したのかはわからないけど、一番大事な場面で、あの程度のスケールでは、ちょっと物足りない。

とにかく全体的に「何だ?こりゃ」という内容ではないけれど、少なくとも感動するシーンはほとんどない。

ということで、評価は「C」にします。


役者さんで言うと、主人公の青年たちは、あまりしゃべらないので、存在感がどうのこうのという以前の問題ですが、違和感はありませんでした。

逆に、脇役である中佐役のケネス・ブラナー、民間船の船長役のマーク・ライランスなどは、出てきただけで貫禄が伝わり、存在感がありました。

「謎のイギリス兵」役のキリアン・マーフィは、割と名前の売れた役者なので、どういう行動を取るのかちょっと期待していましたが、たいしたことはありませんでした!?

映画評836 ~ ワンダーウーマン

今回は「ワンダーウーマン」

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『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にも登場した人気キャラクターで、美女戦士ワンダーウーマンを主人公にしたアクション。女性だけの一族出身で男性を見たこともないプリンセスがたどる運命を描く。ワンダーウーマンを演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズなどのガル・ガドット。『スター・トレック』シリーズなどのクリス・パインらが共演し、監督は『モンスター』などのパティ・ジェンキンスが務める。イスラエルでの兵役経験もあるガルの本格的なアクションに期待

主演は、ガル・ガレット
共演は、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン、デヴィット・シューリス
その他、コニー・ニールセン、エレナ・アナヤ、コエン・ブレムナー、ルーシー・デイヴィス、ユージン・ブレイヴ・ロックなど


<ストーリー>
人間社会から孤立した女性のみの一族のプリンセスとして生まれたワンダーウーマン(ガル・ガドット)は、自分が育ってきた世界以外の環境を知らず、さらに男性を見たこともなかった。ある日、彼女は浜辺に不時着したパイロットと遭遇。彼を救出したことをきっかけに、ワンダーウーマンは身分を隠して人間社会で生活していくことにする。


これは意外と面白かった。

マーベルだし、昔の「ワンダーウーマン」のイメージが少しあったし、何となく不安はあったけど、ネットでの評価が割と良かったので、久しぶりに嫁さんと見に行った。

舞台は第一次世界大戦という一昔前だし、そんな中でスーパーウーマンが大活躍をするわけで、まさにモノクロの中でカラーが目立つ、みたいな圧倒的な違和感の中でのお話にもかかわらず、意外にも変な感じはしなかった。

女性しかいない島で育った主人公という設定だけど、実は主人公は神様だったわけだから、強くて当然。

共演のカーク船長(クリス・パイン)との恋愛が、最後には・・・という展開になるかと思っていたのに、まさかあんな結末になるとは思わなかった。

そういう予定調和ではないところが良かった点だとは思うが、一方でラスボスがいきなり出てきたのに、あっさり負けちゃう、という展開はどうなんだろう、という気がする。

まるで「続編は作らない」みたいな作りだけど、すでにアベンジャーズへの出演を果たしているので、もういいのかな?

それとも、また新たな敵でも作るつもりかも知れないが、アベンジャーズよりは、単独作品の方が面白いかも知れない。

何よりも、主演のガル・ガレットがいい。

どちらかと言うとタイプの女性ではないが、綺麗だし存在感もあった。

アクションも見栄えがしたし、人間たちの中で一人だけ神様が戦う、という普通ならどうしようもない状況(神様の方が強いに決まっている!)でも、違和感なく展開していたと思う。

共演のクリス・パインも存在感があったのに・・・

ということで、ネタバレしてもあまり影響があるとは思えないけど、今回はこのへんにしておきますが、評価は「B」にします。


ところで・・・

最後に、当然のことながらアベンジャーズの仲間が誰か出てくるのかと期待して、エンドロールが終わるまで待っていたけど、残念ながらそれはなかった。

誰か出てこいよ!?

とは言え、主題歌を初めとして、挿入曲も結構良かったです!


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