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映画評844 ~ コドギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道

今回は「コードギアス 反逆のルルーシュI 興道」です。

映画171029

テレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」全50話に新作カットを加えて再構成した劇場版。神聖ブリタニア帝国に占領された日本、通称“エリア11”を舞台に、国を追われたブリタニアの皇子が、レジスタンスとして戦う姿を描く。監督の谷口悟朗らシリーズを支えてきたスタッフが再び集結。ボイスキャストも福山潤をはじめとしたオリジナルメンバーがそろい、全編にわたって新たにアフレコを行った。


<ストーリー>
皇歴2017年。日本は神聖ブリタニア帝国によって支配され、地名はエリア11、日本人はイレヴンと呼ばれていた。人質だったブリタニア帝国の皇子ルルーシュは戦後正体を隠してエリア11で暮らしていたが、謎の少女C.C.と出会い、絶対遵守の力“ギアス”を手にする。力を得たルルーシュはブリタニアに復讐(ふくしゅう)するため、反逆者ゼロとしてレジスタンス・黒の騎士団を率い……。


これは、面白かった。

昨日見た「Fate」同様、原作は知らないのだけと、「Fate」と違って、内容がとてもわかりやすい上に、展開もなかなか迫力があった。

何よりも画がきれいだ。

コードギアスは、昨年まで全5部作で上映していた「亡国のアキト」が、それほど面白いというわけでもなかったので、見るかどうかちょっと躊躇した。

しかしこの2作は、世界観は同じだけどまったく違う物語らしい。

ネットでの評判も、「亡国のアキト」とこの「反逆のルルーシュ」では、まったく違っていた。

とにかくテンポがいい。

そして、登場人物それぞれに存在感がある。
これがいいと思う。

よくありがな、テレビ版の「あっちこっちをすっ飛ばして」というのではなく、うまく凝縮できているらしい。

もちろん、所々で設定が変わっている、ということだけど・・・

原作を知らないので、そのあたりはよくわからないけど、いずれにしても続編(全3部作だそうな)が楽しみなのは、「Fate」以上です。

ただ、良かった理由は「Fate」にも言えることだけど、ちゃんとした声優さんを使っていることだろうか。

芸人やタレントを使うのは、ホントやめてほしい。

中にはウマい人もいるけど、大半は下手クソ。

聞いていて情けなくなるくらいのヤツもいるので、本当にお客さんを呼びたいのであれば、ちゃんとした声優さんを使うべきだと思う。

芸人やタレントの声目当てで映画(特にアニメ)を見にいく人なんて、ほとんどいないと思うぞ。

作品の質を落とすだけなんだから、使う意味はほとんどないと思うのだけど・・・


いずれにしても、とても面白かったので、評価は「A」にします。

次回がとても楽しみになりました。
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映画評843 ~ Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower

今回は劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower」を見ました。

映画171028

ビジュアルノベルゲーム「Fate / stay night」で展開する戦いを、間桐桜の視点で描いた3章から成る劇場版第1弾。魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)による、手にした者の願望をかなえる“聖杯”を巡る戦いが暗躍者たちによってゆがめられていく様子を活写する。アニメーション制作をufotableが手掛け、監督はテレビアニメ「Fate」シリーズのほか『劇場版 空の境界』シリーズなどに携わってきた須藤友徳が担当。ボイスキャストには杉山紀彰、下屋則子、神谷浩史らが名を連ねる。


<ストーリー>
どんな願いでもかなえる願望機“聖杯”を巡って魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が戦った“聖杯戦争”から10年が経ったが、冬木市で再び戦争が始まる。町に不穏な空気が流れだし、10年前に戦った衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は参戦を決めて、彼を慕う少女・間桐桜を自宅に泊めることにする。そして、士郎はサーヴァント・セイバーを召喚し、魔術師の遠坂凛と同盟を結んで戦いに挑む。


原作は知らないが、3部作だそうな。

何となく面白そうな内容と画だったので見ることにした。

しかし、はっきり言ってよくわからなかった。

何せ、登場人物も誰が誰だかわからないので、いきなり出てきてバトルされても、何が何だかよくわからない。

しかも「エミヤ」とか「キリツグ」とか、いったいどんな字を書くのかと思っていたけど、予想もしない漢字だった。

やっぱり、初めて見るアニメは、事前にある程度勉強しておいた方がいいかも?

だいたい「聖杯」がどんなものかもよくわからない。

「聖杯を巡る争い」とか言われても、今いちピンとこない。

何だよ「どんな願いでもかなえる願望機」って。

発想がガキだなあ。


とは言え・・・

次回が気になる展開ではあった。

バトルシーンもなかなかの迫力だったし。

もともとこういうお話は好きですから。

なので、いちおう3部作全部見ることにします。

ということで、とりあえず評価は「C」にしておきます。


ただ・・・

私的には、「桜」は邪魔なキャラでした!?

映画評842 ~ アトミック・ブロンド

今回は「アトミック・ブロンド」です。

映画171021

『モンスター』などのシャーリーズ・セロン主演のアクション。腕利きのスパイが、奪還を命じられた最高機密のリストをめぐってし烈な戦いを繰り広げる。メガホンを取るのは『ジョン・ウィック』シリーズに携わってきたデヴィッド・リーチ。『X-MEN』シリーズなどのジェームズ・マカヴォイ、『バートン・フィンク』などのジョン・グッドマンらが共演する。

主演は、シャーリーズ・セロン
共演は、ジェームズ・マカヴォイ、ジョン・グッドマン、ティル・シュヴァイガー、エディ・マーサン、
その他、ソフィア・ブテラ、ジェームズ・フォークナー、ビル・スカルスガルド、サム・ハーグレイヴ、ヨハンネス・ヨハネッソン、トビー・ジョーンズなど


<ストーリー>
イギリスの情報機関、MI6ですご腕のスパイとしてその名をとどろかすロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)に、新たな指令が下される。それは、何者かに奪われた最高機密クラスのリストを取り戻すというもの。ベルリンを訪れたロレーンを待ち受けていたのは、世界各国のスパイだった。すさまじい争奪戦の中、ロレーンは超人的な戦闘能力を発揮しながら立ちはだかる敵を倒し・・・


これは、ちょっと期待しすぎてしまった感じ。

予告編から派手なアクションものを期待していたが、どちらかと言うとサスペンスである。

しかもスパイものだから、騙し・騙されの応酬が展開されるわけだけど、はっきり言ってよくわからなかった。

MI6とCIAとKGB、この三つ巴になるのだけど、お互いに信用できない面々なので、最終的に誰がどう騙してしたのかわかったところで、もともと登場人物がどこの誰だかよくわからないこともあって、あまり驚かない。

結果的に、二重スパイ・三重スパイだったヤツがいるのだけど、最後の最後にいっぺんに種明かしするみたいな展開なので、ちょっとわかりにくい。

特に、二重スパイだったと判明するシーンは蛇足じゃなかろうか、と思えるくらいだった。

「こんなもん、裏切るに決まってんじゃん」という流れなので、見ていてハラハラ・ドキドキしない。

あと、演じる役者さんである程度判断できてしまうし・・・


主演のシャーリーズ・セロンは、「イーオン・スラックス」でもアクションを披露していたが、その時(2006年の作品)と比べると、ちょっと年を取った感じ。

序盤で裸のシーンも出てくるけど、あそこまで見せる必要があったのかどうか。

相変わらずキレイではあるけれど・・・

あと、ストーリーのところにも書いてあるような「超人的な戦闘能力」を持っているようにはとても見えない。


物語は、任務を遂行した主人公ロレーンが、上司の前で報告されられるというシーンから始まる。

その登場の仕方も、顔面をボコボコにされ、体中もアザだらけだが、回顧シーンでアクションが披露されるのだけど、結構やられている。

危うく殺されそうになるシーンもあるが、どう見ても男の方がだらしいない感じしかしない。

彼女だけでなく、それ以外のスパイたちも、何だかしょぼい。

特に準主役級のジェームズ・マカヴォイともう一人の女スパイとの戦いは中途半端だった。

女スパイの方が「あんた、私を裏切ったわね。いいわ、あんたの秘密をバラしてやる」みたいなことを、わざわざ言うのだから、当然相手もそうされては困るから、自分を殺しにくるはず。

こんなことも想像できないようでは、スパイ以前の問題。

にもかかわらず、電話でそう言い放った後も、のほほんとしていた。

当然、言われた方(マカヴォイ)が女を始末しに行くのだけど、女が油断しているところを後ろから襲っている割りには、一発で仕留められないどころか、たいした能力を持っているわけではない女スパイにあっさりと反撃を食らってしまう。

結果的には女スパイを始末するのだけど、そのアクション・シーンは迫力にも欠けた。


ということで、全体的に中途半端だったので、評価は「C」にします。

ただ、流れていた音楽は、80年前後の懐かしい曲ばかりで、ちょっと嬉しかったです。

映画評841 ~ アウトレイジ 最終章

今日は「アウトレイジ 最終章」を見てきました。

映画171008

北野武監督が裏社会にうごめく男たちの仁義なき戦いをあぶり出し、ヒットを飛ばした『アウトレイジ』シリーズの完結編。今作は前回の壮絶な権力抗争の後日譚(たん)となり、底なし沼のような戦いに身を投じる男たちの悲哀を描く。前作同様ビートたけし、西田敏行、塩見三省、光石研らが豪華共演。最後の花道を飾るにふさわしい迫力に圧倒される

主演は、ビートたけし
共演は、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、白竜
その他、名高達男、光石研、原田泰造、池内博之、津田寛治、金田時男、岸部一徳など


<ストーリー>
関東の山王会と関西の花菱会の間で起きたし烈な権力闘争の後、大友(ビートたけし)は韓国に拠点を移す。彼は日本と韓国の裏社会で暗躍する実力者張会長(金田時男)の下にいたが、ある時、韓国に出張中の花菱会の花田(ピエール瀧)が騒ぎを起こし、張会長の部下を殺害してしまう。この事件を発端に、張会長と花菱会の関係は険悪になり・・・


北野たけし監督作品としては珍しいシリーズものの最終作である。

第一作は「C」だったけど、第二作は「B」と少しずつ面白くなってきて、今回もある程度期待していた。

もちろん、最後に大友が〇〇するのは予想していたし、実際その通りになった。

ただし、全体を通して言うと、はっきりと「期待外れ」だった。

まず、前作までのような明確な「ワル」がいない。

見かけはどう見てもヤクザには見えない三浦友和演じる加藤や、小日向文世演じる悪徳刑事・片岡のような、「大きな陰謀」を操るワルがいないわけだ。

今回の「ワル」と言えば、花菱会の幹部・花田だけど、単なる「古参のチンピラ」にしか見えないし、演じるピエール瀧も、見かけはともかく、声はどちらかと言うと軽い声なので、悲しいかな貫録があまりない。

あと、大杉漣演じる花菱会の会長に就任した野村だけど、何が「元・証券マン」だか。

いくら頭が良くても、まずは幹部から経験を積ませるだろうし、娘婿というだけで、いきなり会長になるという設定がよくわからない。

しかも、元々演技の下手な大杉漣だから、貫録が追いつかないので、見ていて痛々しい。

その下についている西田敏行や塩見三省に貫録がありすぎて、ますます浮いていた。

ついでに言うと、幹部役で大杉漣の下についていた3人が、どこぞの素人かと思えるくらい違和感があった。

その一人が岸部一徳だけど、この人はホントに下手くそだと思う。

さらに、前作で生き残った名高達夫や光石研なども、どう見たってヤクザには見えず、特に光石なんてのは、ヤクザに脅される平凡なサラリーマンにしか見えないので、どうして生き残っているのか理解できない。

今回重要な役柄である大森南朋演じる市川も、あんなに人懐っこく笑っていていいのか?

人柄がにじみ出ていて、「アンフェア」で演じていた猟奇的な殺人者の顔はどこにもなかった。

これはミスキャストというよりは、脚本や演技指導がおかしいのではなかろうか、と思えるほどの存在だった。

それはいいとして、とにかくピエール瀧演じる花田の個人的な不始末のせいで、組の存続そのものが危うくなる、というのは、いったいどういう仕組みになってるんだか。

しかも、主人公である大友は、何でもやりたい放題。

というか、何をやっても、反撃に遭うこともほとんどなく(最初に一度だけ危ないシーンがあったけど)ほとんど無表情のままで、狙った獲物を楽々と仕留める展開。

花菱会って、みんな無防備なのか?と思えるくらい、とにかく簡単に大友にやられていた。

相手はほぼ一人なんだし、あれだけの組織を持っているのだから、簡単に居所を見つけて始末することもできただろうに、何と言うかまるで無能集団みたいだった。

大友のバックにいる張会長にしても、そんなに大きな組織のようにも見えなくて、何をやるにも側近の白竜が仕切っているけど、走り回っているのはサンピンみたいなヤツばかり。

だいたい、日本と韓国の両方を仕切っているという張の前で、日本語で悪口を言っている花菱会の中田と花田は、バカ以外の何者でもないだろう。

会長だけでなく、他にも手下がいるのだし、少なくとも「誰か日本語がわかるヤツがいるかも知れない」と考えるのが普通だろうに、ここは脚本が悪いと思う。

実際、同じ北野たけし監督作品である「ブラザー」でも、イタリア・マフィアがたけし達を前に「こいつら英語はわかんないだろう」とばかりに「ジャップ」を連発するのだけど、これと同じで、「わざわざ相手に聞こえるようにしゃべっても、外国語だから相手にはわからない」という設定が理解できない。

しかも、物語は淡々と進むから、ハラハラ・ドキドキ感もほとんどない。

最後のたけしのシーンも、結構いいシーンのはずなのに、緊迫感がまったくない。

役者も知らない人が多すぎる。

中盤で、出所したばかりという役柄の元幹部も、どこの誰だかわからないそのへんのおっさんみたいで、貫録がないだけでなく、画的にも中途半端だった。

結局、見終わった後で、「何がどうして、どうなったの?」と思えるくらいよくわからない内容の上に、緊迫感のない展開。

「とりあえずこのシリーズを終わりにしたかった」だけ、としか思えない作品だったと思う。


ということで、期待していただけに、思った以上にがっかりしたので、ここは厳しく評価は「D」にします。
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