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映画評854 ~ 嘘を愛する女

今回は「嘘を愛する女」

映画180120

第1回「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」でグランプリに輝いた企画を映画化したラブストーリー。昏睡(こんすい)状態に陥った恋人の名前や職業などが全てうそだと知った女性が、彼の正体を探ろうとするさまを描く。メガホンを取るのは、CMを中心に活躍し本作で長編映画デビューを飾る中江和仁。『散歩する侵略者』などの長澤まさみ、『blank13』などの高橋一生、テレビドラマ「東京センチメンタル」などの吉田鋼太郎らが共演している

主演は、長澤まさみ
共演は、高橋一生、DAIGO、川栄李奈、野波麻帆、初音映莉子
その他、嶋田久作、奥貫薫、津嘉山正種、黒木瞳、吉田鋼太郎など


<ストーリー>
世話好きな研究医の恋人・小出桔平(高橋一生)と5年にわたって同居している食品メーカー勤務の川原由加利(長澤まさみ)。ある日、桔平がくも膜下出血で倒れて寝たきりになってしまう。さらに彼の運転免許証、医師免許証が偽造されたもので、名前も職業もうそだったことが判明。彼女は探偵の海原匠(吉田鋼太郎)と助手キム(DAIGO)に桔平の素性調査を依頼する。そして桔平が執筆中だった小説が見つかり、そこから瀬戸内のどこかに桔平の故郷があることを知る由加利だったが…


長澤まさみと高橋一生のダブル主演のような宣伝をしているが、実際は主演は長澤まさみであり、しいて言えば吉田鋼太郎とのダブル主演だ。

ネットでの評価が思った以上に低かったので、ちょっと心配していた。

いちおう謎解きというスタイルを取っているが、小出桔平が自分の過去の様子をそのまま小説にしているところが、ちょっとムリがある感じ。

瀬戸内海にある灯台をすべてチェックするって、そう簡単にはいかないと思うのだが。

それ以前に、桔平のパソコンのパスワードを解読するのに、何やらプログラムのようなものを使っていたが、あんなに簡単に解読できるものなのか?

そのあたりが、ちょっと安易だったような気がするけど・・・

いかにも桔平が元犯罪者のような描き方をしていて、実は・・・だった、という結果は、展開としてはいいと思う。

ただ、桔平の家族がどうして○○○○したのか、というところは、簡単に描き過ぎている感じで、またちょっと違和感があった。

あと、桔平に似ている人、という設定の男だけど、あんまり似ていない。

警察としては、とにかく情報があればすべて潰していくのはわかるけど、少なくとも、近所の人たちが間違うほど似ているとも思えないので、あの場面もちょっと肩透かしを食った感じ。

というような違和感は随所にあったけど、全体的にそれほど悪くなかった。


長澤まさみも、いい感じで大人になっていると思う。

今回の役柄には、あまり感情移入はできなかったけど・・・

DAIGOが、意外にも違和感がほとんどなかった。

以前「君が踊る、夏」に出演していた時は、先輩役だったけど、あまり似合っていなかったのに、今回はオタクっぽい感じで、なかなかの存在感だった。

川栄李奈は、ここのところいろいろと活躍しているようだけど、今回はちょっと知恵遅れっぽいウェイトレス役なので、かつて「めちゃイケ」の「バカ決定戦」で、見事に優勝しただけあって(?)よく似合っていた。

あと、黒木瞳は、謎めいた感じを出していたので、もしかして何か知っている人かと思っていたのに、あんな端役でいいの?


ただ、映画としては、それほど「感動した!」という結末でもなかったので、評価は難しいところ。

「Cかな?」という感じだったけど、最後の長澤まさみの熱演に☆一つプラスして、評価は「B」にします。
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映画評853 ~ ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!

今回は「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」を見ました。

映画180113

ボスニア紛争末期のサラエボに派遣されたネイビーシールズが、ナチスの金塊を奪取しようとする痛快アクション。リュック・ベッソンが製作と脚本を手掛け、『イントゥ・ザ・ストーム』などのスティーヴン・クエイルが監督を務める。リーダーを『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』などのサリヴァン・ステイプルトン、彼の上官を『セッション』などのJ・K・シモンズが演じるほか、『鑑定士と顔のない依頼人』などのシルヴィア・フークスらが共演

主演は、サリヴァン・ステイプルトン
共演は、チャーリー・ビューリー、シルヴィア・フークス、ジョシュア・ヘンリー、ディアミッド・マルタ
その他、ディミトリー・レオニダス、クレメンス・シック、ユエン・ブレムナー、J・K・シモンズなど


<ストーリー>
1995年、紛争中のサラエボに送り込まれたマット(サリヴァン・ステイプルトン)率いる5人のネイビーシールズは、総額3億ドル相当のナチスの金塊が湖に沈んでいるという話を聞きつける。それがあれば、戦禍に苦しむ避難民を救うことができると地元の女性から懇願された彼らは、敵陣にある湖の底からおよそ27トンの金塊を運び出すという、無謀な作戦に挑むが・・・


B級アクション映画である。

登場する役者さんも、メジャーどころはJ・K・シモンズくらいで、主人公のサリヴァン・ステイプルトンは、渋い男だけど、最近ようやく日の目を見たような役者さんで、後はそこそこの役者さんばかり。

ストーリーは荒唐無稽で、「徳川埋蔵金」を探し当てるような内容だから、最後は「実はなかった!」という展開かと思っていたし、実際「あると思ってたところになかった!?」というシーンもある。

しかし、金塊は実際に出てくる!

だけど、総重量27トンという、トンデモない重さで、これをたった5人(+女性1人)で運び出そうというのだから、かなりムチャクチャなお話だ。

途中のやり取りも、「そんなこと実際にできるのか?」というものばかりで、結構安易な展開である。

「特攻野郎Aチーム」の、ちょっとギャグが少ないバージョンみたいな感じ?

ただし、当然のことながら、最後の最後にドンデン返しというか、きちんとオチをつけてくれるので、あまり違和感がない。

結論から言うと、J・K・シモンズがいいところを全部持っていくようなオチなんだけど、これはこれで良かったと思う。

もともと金塊はナチスがフランスから奪ったものなので、それを返さなければならないのに、何と半分をネコババしてしまうということなんだけど、ネコババした金塊は、サラエボで貧民を助けようとしているヒロインにすべてあげてしまう、というオチなので、不覚にもちょっと感動(?)してしまった。

そのヒロインは、ネイビーシールズの一人と恋仲になっていて、それが今回の金塊探しのきっかけとなるのだけど、恋沙汰を必要以上に描いていないので、テンポがいい。

最近は余計なシーンが多くて、本編が2時間半近くもある映画が結構あるけど、見ていて疲れることがあるが、本作は100分ほどなので、長く感じない。

しかも、適度にハラハラ・ドキドキがあって、展開としても特に違和感はありませんでした。

ということで、そこそこ楽しめたので、評価は「B」にします。


後で調べたところ、ヒロインを演じていたシルヴィア・フークスは、「鑑定士と顔のない依頼人」で謎の女性を演じていた女優さんだった。

う~ん、あんまり印象に残っていなかった!?

映画評852 ~ キングスマン:ゴールデン・サークル

今年第一弾は「キングスマン:ゴールデン・サークル」

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コリン・ファースが粋なスパイを演じてヒットした『キングスマン』の続編。スパイ組織「キングスマン」の本拠地が壊滅状態に陥る中、敵を追ってアメリカに渡るスパイの奮闘を描く。マシュー・ヴォーン監督、タロン・エガートンやマーク・ストロングらが続投し、新たにハル・ベリーやチャニング・テイタムらが参加。

主演は、コリン・ファース
共演は、ジュリアン・ムーア、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ハル・ベリー、ジェフ・ブリッジス
その他、ペドロ・パスカル、ソフィー・クックソン、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ハンナ・アルストルム、ブルース・グリーンウッド、マイケル・ガンボン、キース・アレンなど


<ストーリー>
謎の組織「ゴールデン・サークル」によって、ロンドンにある高級スーツ店を隠れみのにしたスパイ組織「キングスマン」の根城がつぶされてしまう。残ったのは、以前スカウトされて腕を磨いたエグジー(タロン・エガートン)と、教官でありメカ担当のマーリン(マーク・ストロング)だけだった。二人は敵を追い、同盟組織の「ステイツマン」の協力を求めてアメリカへ渡る。


前作同様、なかなかにムチャクチャな映画だった。

ただ、前作で死んだはずのハリー(コリン・ファース)が、なぜか活躍していたので「えっ、死んでなかったの?」と思っていたのだけど、まさか生き返ったなんて・・・

いくらハチャメチャな内容とはいえ、こんなのが認められちゃうと、みんな不死身になってしまってもおかしくはなくなるので、展開的にもあまりいいとは思えない。

実際、実は裏切者だったヤツも、一度ハリーに撃たれて死んだはずなのに、ハリーよりももっと元気に生き返っている。

頭を少々撃たれても死なない、とい前提はちょっといただけない。

他にも、違和感のあるところはたくさんあった。

その裏切者が、どうして敵のスパイだとわかったのか、という説明が一切ない。

ただハリーが正気に戻ったというだけで、あんなにも簡単に敵か味方か見分けられるのか、という疑問は残るし、いずれにしても放ったらかしはいかんだろう。

最初に出てきたハイテク満載の車も、あそこまでいろんな機能がついているにもかかわらず、窓ガラスは簡単に割れるし、攻撃力は結構あるのに内装だけが異常に脆い。

あと、結構存在感のあったマーリン(マーク・ストロング)を、あんなに簡単に殺してしまっていいのか?

だいたい、地雷探知機付の傘を持っていながら、地雷を踏んでしまうって、アホすぎて笑えない。

しかも、地雷は1個だけではないはずなのに、マーリンが死んだ後、ロクに回りを調べもせずに林の中を歩き回るって、あまりにも無防備すぎる。

アクション・シーンは、理屈をどうのこうの言ってもしょうがないので、テンポといい、流れるようなやり取りは見ていて楽しいが、何でもかんでも「理屈抜き」でやっちゃうという態度はどうなんだろう。

そもそも、今回どうして「ステイツマン」とかいうアメリカの秘密組織を出してきたのか、ちょっとわからなかった。

全員敵だったのならまだいいのだけど、そうでもないだけに、何だか違和感があった。

主役も張れるチャニング・テイタムは、結局たいした活躍もせず、それほど重要な役ではなかった。

また、わざわざハル・ベリーまで使ったのに、何だか冴えない格好のおばさん風で、これまたたいした活躍はしない。

むしろ、裏ボス的な存在かと思っていたのに、実はただのチョイ役だった。

エルトン・ジョンが出てくるというので、どんな役かと思っていたら、本人役で出ていたので、ちょっとビックリしたが、こういう映画に出ること自体が楽しかったんだろうかねえ。

懐かしい曲が聞けたのは良かったけど・・・

ジュリアン・ムーアが今回のラスボス的な存在だけど、たいした悪党ではなく、どうしてあんな麻薬の一大帝国を築き上げることができたのかよくわからない。

あっさり死んじゃうし・・・

まあ内容が内容だから、あんまり文句をつけてもしょうがないけど、グロいシーンもそれほどグロく感じなかったところは良かったかも?

ただ、キングスマンはほぼ全滅してしまったし、これでこの次どうするんだろうという気はする。

だって、前作だけで完結しているのかと思っていたのに。

ということで、あちこち文句はつけたけど、今年一発目の映画としては結構楽しめたので、評価はちょっと甘めに「B」にしておきます。

続編が出たら、もちろん見ますよ。

できたら、マーク・ストロングは生き返らせてほしい!?
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