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映画評863 ~ ヴァレリアン 千の惑星の救世主

今回は「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」を見ました。

映画180330

数々の名作を手掛けてきたリュック・ベッソンが監督と脚本を務め、人気SFコミックを実写化。宇宙の平和を守るエージェントたちが、ある宇宙ステーションの裏でうごめく陰謀に立ち向かう。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』などのデイン・デハーン、『スーサイド・スクワッド』などのカーラ・デルヴィーニュ、『クローサー』などのクライヴ・オーウェンらが出演。銀河を股にかける冒険とそれを具現化した映像に期待。

主演は、デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ
共演は、クライヴ・オーウェン、リアーナ、イーサン・ホーク、ハービー・ハンコック
その他、クリス・ウー、サム・スプルエル、ジョン・グッドマン、ルトガー・ハゥアー


<ストーリー>
西暦2740年。宇宙の平和を守るため、銀河をパトロールしている連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)。アルファ宇宙ステーションに降り立った彼らは、長い時間をかけて規模を広げ、多種多彩な種族が共存している“千の惑星の都市”の繁栄を目にする。だがその裏にはある秘密が存在し・・・


何だかよくわからなかった、というのが正直な感想。

アバターとスタートレックを足して「3」で割ったような感じ?

B級SFというのは別にいいのだけど、何をやっているのかよくわからない、というのはちょっとマイナスだろう。

いや、多種多様な種族というのはいいのだけど、大前提として、主人公ヴァレリアンとローレリーヌが連邦捜査官、という設定に入っていけない。

常に同僚であるローレリーヌに言い寄っている軽薄な主人公と、頭も良くてそれなりの武術も身に着けているのだろうけど、何となくガキっぽい同僚の女。

この二人が大活躍するのはいいけど、どう見ても連邦捜査官という大そうな役柄には見えない。

貫録のあるクライヴ・オーウェンが悪役なのもいいけど、何だかSF向きじゃないなあ、という感じだった。

ストーリー展開も、テンポはいいのだけど、とにかく何をやっているのかよくわからなかった。

映像も綺麗だけど、ちょっとケバすぎて、どちらかと言うと見にくかった。

あと、所々に出てくるギャグがあまり笑えない。

「18」と「81」を間違えるなんてボケでは、さすがに笑えない。

とは言え、まあSFですから、あまりイチャモンをつけてもしょうがないので。

ということで、評価は「C」にとどめておきます。
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映画評862 ~ トゥームレイダー ファースト・ミッション

今回は「トゥームレイダー ファースト・ミッション」です。

映画180325

世界的に人気のゲームを新たに映画化し、ララ・クロフトを『リリーのすべて』などのアリシア・ヴィキャンデルが演じるアクションアドンチャー。大学に通いながらバイク便のライダーとして働くヒロインが、冒険家の父の死の真相を追う姿を活写する。監督は、『THE WAVE/ザ・ウェイブ』などのローアル・ユートハウグ。ドミニク・ウェストやウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウーらが共演。アリシアのアクションに期待が高まる。

主演は、アリシア・ヴィキャンデル
共演は、ドミニク・ウェスト、ダニエル・ウー、ウォルトン・ゴギンズ
その他、クリスティン・スコット・トーマス、ハナ・ジョン=カーメン、デレク・ジャコビなど


<ストーリー>
大学生のララ・クロフト(アリシア・ヴィキャンデル)は、バイク便のライダーとして働いているが、生活はいつもギリギリ。冒険家である父親は彼女が子供のときに行方をくらまし、亡くなっていた。その父の最後の目的地が、日本のどこかにあるとされている神話上の島の伝説の墓だった。ララはその島を探すために冒険に乗り出す。


アンジェリーナ・ジョリーが主人公ララ・クロフトを演じた同作のリメイク版である。

結論から言うと、アンジェリーナ・ジョリー版の方が数倍よかった!?

ストーリーや展開は、似たようなものだけど、あちらはテンポが良かったし、何よりもアンジェリーナ・ジョリーが強い!

それに比べて、今回の主人公は結構ボコボコにされるので、見ていてハラハラ・ドキドキする、というよりは、何だか情けない。

冒頭の格闘技のシーン(ボコボコにされるところ)なんて、何のために入れたのかよくわからない。

しかし、一番がっかりしたのは、今回の悪の主役(?)が「卑弥呼」ということで、日本が舞台であるにもかかわらず、まったく日本が出てこないところだ。

どう見たって、最初の舞台は香港か上海あたりだし、出てくる連中もどう見てもシナ人。

いくら「アジア人はみな同じに見える」と言ったって、街並みなんかは全然違うのだから、どうして日本でやらなかったのか理解できない。

これもまた、シナ資本のせい?

だいたい、戦いの場となる絶海の孤島に向かう船の名前が「忍耐力」って、バカにしてるのか?

たぶん、なぜかこの言葉が気に入ったのだろうけど、せめて「忍耐丸」くらいにしろよ。

しかも、絶海の孤島も、どう見てもジャングルだし、卑弥呼が祀られているという建物も、どちらかと言うと東南アジア風だし、その中身はエジプトのビラミッドの中みたいだ。

中に刻まれた文字も、どう見ても漢字には見えないし、いったいここはどこなんだ?という感じ満載の展開だ。

なかなか近づけない孤島のはずなのに、島内では20~30人の囚われの人たちが働かされているが、あんな小さな島なのに食料とか住居とか、いったいどうしてるの?

しかも、主人公のお父さんも含めて7年間もいるわけだしね。

だったら、日本を舞台になんかしないでほしかった。

もしかして「ヒミコ」という言葉の響きが気に入っただけなのか?

内容にしても、「インディ・ジョーンズ」の廉価版みたいな感じで、洞窟の中とか、仕掛けられた数々のワナとか、状況とかもそっくりなんだけど、今いち迫力に欠ける。

これほど面白い材料がいっぱい詰まっているのに、全体的にどうしてこんなに弱々しく感じられるのか不思議なくらい。

やっぱり主人公が弱すぎるから?

強いのに理屈なんかいらないから、主人公はメチャクチャ強い方が面白いはず。

展開も、ちょっといいかげんな感じ。

たとえば崖を渡るのに、行きは長さ5~6mの梯子を使っていたのに、帰りはその梯子がない(と言っても、自分で捨ててるんだけど)からと言って、助走をつけて飛び移っちゃうとか、いったいどういう展開なんだか。

そんなこんなで見ていてハラハラ・ドキドキもあまりなく、本来なら、日本をナメている時点で「D」にしてやろうかと思っていたけど、ファンタジー・アクションだから、あまり文句をつけてもしょうがない。

ということで、評価は「C」にしておきます。

これまた続編があるみたいな思わせぶりな終わり方でした。

あと、どうせなら、昨日見た「リメンバー・ミー」なんかじゃなくて、こちらをMX4Dにすれば良かったのに。

映画評861 ~ リメンバー・ミー

今日は「リメンバー・ミー」を見てきました。

映画180324

1年に1度だけ他界した家族と再会できるとされる祝祭をテーマにした、ディズニー/ピクサーによる長編アニメ。死者の国に足を踏み入れた少年が、笑いと感動の冒険を繰り広げる。監督と製作には、『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督と、製作を担当したダーラ・K・アンダーソンが再び集結。テーマパークのような死者の国の描写、祖先や家族を尊ぶ物語に引き込まれる。


<ストーリー>
過去の出来事が原因で、家族ともども音楽を禁止されている少年ミゲル。ある日、先祖が家族に会いにくるという死者の日に開催される音楽コンテストに出ることを決める。伝説的ミュージシャンであるデラクルスの霊廟に飾られたギターを手にして出場するが、それを弾いた瞬間にミゲルは死者の国に迷い込んでしまう。元の世界に戻れずに困っていると、ヘクターという謎めいたガイコツが現れ・・・


残念ながら吹替え版しかなかった。

しかも、テーマ曲が割といいという評判だったのだけど、それほどでもなかったし、そもそもミュージカルではないし、メキシコが舞台ということで、音楽的にもあまり感情移入ができなかった。

しかも、MX4Dの回しか時間的にいいのがなかったので、仕方なく見たのだけど、はっきり言うとまったく不要だと思う。

「オデッセイ」以来2回目になるのだが、あの手の映画でさえ「こんなの不要」だと思うのに、こんなハートフルなアニメを、どうしてMX4Dなんかで上映したのか理解できない。

とは言え、内容はなかなか良かった。

いい話だ。

私としては、意外な結末だったので、それはそれで良かったと思う。

ネットでは「まあ、ありきたりの展開」とか「予想通り」とかいう人も結構いて、こういう人たちって、映画を見る時にいろんなことを考えているんだろうな、と思ってしまう。

あのメキシコで「音楽禁止」なんて家族がいると、それだけで仲間はずれにされそうだけど、主人公ミゲルの冒険により、実は「音楽嫌い」ではなかったことも判明する。

ただ、ディズニーのアニメはほとんど「はずれがない」と私も思っているのだけど、昨日テレビでも放映された「トイ・ストーリー3」ほどではなかった。

あちらは、所ジョージとか大田光のような「こんな連中にアテレコをやらせてはいけない」人たちがいたにもかかわらず、内容が秀逸だったのでとても面白かったけど、こちらは藤木直人とか松雪泰子とか、「えっ、そうだったの?」と思えるような違和感のない人たちばかりだったのに、全体的には少し盛り上がりに欠けたかも知れない。

笑える場面もそれほどなく、せっかくの死者の世界なのに、現世とそんなに変わらないような描写なので、そこは少し残念だったかな?

とは言え、まずまず楽しめたので、ちょっと甘めに評価は「B」にします。

もう一回言うけど・・・

MX4Dなんかいらない!!


あと、この作品の前に「アナと雪の女王 家族の思い出」というのが上映されたのだけど、はっきり言って面白くも何ともなかった。

やっばり、あの歌があってこその作品なんだよなあ。

ちょっと期待していただけに残念!

映画評860 ~ さよならの朝に約束の花を飾ろう

今回は「さよならの朝に約束の花を飾ろう」

映画180310

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズや『心が叫びたがってるんだ。』などの脚本を担当してきた岡田麿里が監督を務めたアニメ。人と人の触れ合いを通じて、出会いと別れのストーリーが展開する。キャラクターデザインと総作画監督にアニメ『花咲くいろは』シリーズなどの石井百合子、美術監督にテレビアニメ「Angel Beats! エンジェル・ビーツ」などの東地和生、美術設定とコンセプトデザインにアニメ『翠星のガルガンティア』シリーズなどの岡田有章が結集


<ストーリー>
10代半ばで外見の成長がストップし、数百年生きることができるイオルフの民。彼らは人里離れた土地で、日々の出来事をヒビオルという布に織り込む生活を送っていた。だが、イオルフの少女マキアは平穏で仲間に恵まれた生活の中で、いいようのない孤独を感じる。ある日、イオルフの長寿の血を求めるメザーテ軍が侵攻してくる。命からがら森の中へと逃げ込んだマキアは、親を失った赤ん坊を見つける。


これは面白かった。

というか、悲しい話である。

しかし、こんなファンタジーとは思わなかった。

原作があるのかどうか知らないし、ストーリーも事前に下調べすることもせず、ただ何となく画が綺麗だったので、「もしかして、青春もの?」と思ってみた作品だ。

だから、「10代半ばで外見の成長がストップし、数百年生きることができるイオルフの民」などという設定も、この感想を書く時に初めて知った。

つまり、赤ん坊の時に出会い、「母」として育てたにもかかわらず、青年を過ぎる頃から見掛けは完全に同年代となり、ついに「息子」の方が年老いてしまう、という話である。

その間に、いろんな出来事があるが、それぞれの登場人物の名前がややこしい(男か女かもわかりにくい)ので、なかなか筋を追うのが難しい。

敵方のメザーテ軍の司令官(?)とうが、少し重要な役どころなんだろうけど、名前が何だったのかすぐ忘れてしまうので、会話の中だと誰が誰だかわからない。

とは言え、主人公であるマキアと、彼女に育てられたアリエルの二人は、しっかりと頭の中に覚え込んでいたので、何とかついていけた!?

ただ、前半ついていくのに大変で、途中寝てしまいそうだった。

また、主人公をはじめとして、女性たちが全般的にかわいくない。

鼻がない(華がない、ではない)、というのか、正面から見た時にほとんど鼻が描かれていないので、かなりのっぺらぼうな感じで、あまり感情移入できなかった。

しかし、最後のシーンはさすがにちょっとうるっとくる。

ということで、前提的な評価としては「B」にしておきます。

映画評859 ~ グレーテスト・ショーマン

今回は「グレーテスト・ショーマン」です。

映画180303

19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムを『X-MEN』シリーズや『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマンが演じるミュージカル。空想家の主人公が卓越したアイデアと野心で世界中を熱狂させるさまと、ロマンチックな愛の物語が描かれる。監督はマイケル・グレイシー。ミシェル・ウィリアムズやザック・エフロンらが共演。『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞歌曲賞を受賞した、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を担当している

主演は、ヒュー・ジャックマン
共演は、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイア
その他、キアラ・セトル、エリス・ルービン、ポール・スパークス、サム・ハンフリー、ナターシャ・リュー・ボルディッゾなど


<ストーリー>
P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は妻(ミシェル・ウィリアムズ)と娘たちを幸せにすることを願い、これまでにないゴージャスなショーを作ろうと考える。イギリスから奇跡の声を持つオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)を連れてアメリカに戻った彼は、各地でショーを開催し、大成功を収めるが・・・


これは良かった。

あまりミュージカルは見に行かないのだけど、何となく良さそうだったので見に行ったわけで、これが正解。

感動的な楽曲のオンパレードで、100分ちょっとという長さもちょうどよく、見ていて飽きなかった。

中でもメインのテーマ曲である「This Is Me」は良かった!

もちろん、ストーリーの流れの中で流れている曲だから、良くて当然なのかも知れないが、映画から帰ってきて、すぐにYou-tubeで見返したくらい気に入りました!?

さて、楽曲は最高だったけど、ストーリーはいたって平凡だった。

貧乏人の倅が、金持ちの娘をあっという間に妻にし、こつこつ働くのかと思いきや、いきなり興業デビューし、一気に大成功。

しかし、共演歌手との確執(?)からすぐに没落し、再度立て直すも、ケンカによる放火ですべてを失う・・・しかし、これまたすぐに立て直す。

この間、妻には逃げられるが、これまたすぐによりを取り戻す。

この間の紆余曲折の描写はほぼなく、結果だけ。

他にもヒゲ面の女性や小人・巨人、入れ墨だらけの男など、登場するユニークなキャラクターたちの人物描写もほとんどない。

だからこそ、余計な描写がない分、楽曲中心となって良かったのだけど、終わってみれば、楽曲とその時のシーンしか頭には残っていない。

ネットでは、そのあたりのところを結構厳しく批判する人もいるのだけど、気持ちはよくわかる。

しかし、結論から言うと、楽曲だけでも十分感動できました。

ということで、ホントは「S」にしたかったくらいだけど、展開に少し不満があるので、評価は「A」にしました。


主演のヒュー・ジャックマンは、「レ・ミゼラブル」以来だけど、ホントに歌がうまいと思う。

単独で「Never Enough」を歌ったレベッカ・ファーガソンも最高!・・・と思っていたら、こちらは歌っていたのはローレン・オルレッドという人だった。

でも、いい歌でした。

https://madamefigaro.jp/culture/series/music-sketch/180220-greatest-showman.html
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