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映画評869 ~ アンロック/陰謀のコード

今日は「アンロック/陰謀のコード」を見ました。

映画180422

元CIAの女性取調官が、バイオテロから世界を救うために奔走するサスペンスアクション。陰謀に立ち向かう主人公に『ミレニアム』シリーズなどのノオミ・ラパスが扮するほか、オーランド・ブルーム、マイケル・ダグラス、トニ・コレット、ジョン・マルコヴィッチらが共演する。『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』などのマイケル・アプテッドがメガホンを取った

主演は、ノオミ・ラパス
共演は、オーランド・ブルーム、トニ・コレット、ジョン・マルコヴィッチ、マイケル・ダグラス
その他、マシュー・マーシュ、マクラム・フーリ、エイメン・ハムドゥーチ、ミヒャエル・エップ、トシン・コールなど


<ストーリー>
CIAで指折りの取調官だったアリス(ノオミ・ラパス)は、ある受刑者の尋問に失敗し多数の犠牲者を出したことで第一線を退き、現在はケースワーカーとして働いていた。ある日、彼女はバイオテロ計画の容疑者尋問のためCIAに呼び戻されるが、かつての同僚からの連絡でそれがわなだとわかり、内部に裏切り者がいることを知る。真相を明らかにし、テロを食い止めるため、彼女は立ち上がる。


「女版ジェイソン・ボーン」みたいなB級アクション映画です。

主演のノオミ・ラパスは、美人ではありませんが、なかなか存在感のある女優さんで、アクションも意外とやります。

ただ、役柄はボーンみたいな特殊訓練を受けた人間ではなく、CIAでも尋問官という役目なので、自身でトレーニングに励んでいるとは言え、結構ボコボコにされたりします。

そのあたりが、ちょっと不満と言えば不満ですが、それだけにハラハラ・ドキドキ感が結構あります。

内容的には、裏切りの連続で、誰を信用していいのかわからない状況が続きますが、特にたいした伏線もないので、誰が裏切者であっても不思議ではない展開ですが、まあそのあたりはB級アクション映画ですから、許容範囲でしょう。

ただ、敵方は結構ミスというか、ドジが多くて、「何でそんなミスをするの?」ということが随所にある上に、実はそんなに強くない、という連中ばかりです。

影の黒幕の元で働いていた暗殺者も、見た目は結構な切れ者(みたいな立ち位置)ですが、終盤でのバトルでは、主人公にあっさりと撃ち殺されたりしていて、ちょっとビックリでした。

変わり様に驚いたのはオーランド・ブルームで、かつて「ロード・オブ・ザ・リング」でのエルフ役で人気を博した面影はほとんどなく、その後も一時主役として出演した映画もたいしたことはなく、とうとうコソ泥役(?)にまで落ちぶれてしまったようです。

結構な役柄なはずなのに、ちょっとショボかったのは、やっぱり華がないんでしょうかね。

「スター・ウォーズ」のマーク・ハミルみたいなものでしょうかね。

いずれ「ロード・オブ・ザ・リング」の「その後」みたいな映画ができたら、「懐かしい顔」として出てくるのかな?

逆に存在感があったのは、ジョン・マルコヴィッチとエミリー・ノウルズでした。

最後に続編を思わせるようなシーンがあるので、まだまだ続くかも知れませんが、だったらその直前の悪党の一人を殺害するシーンはなしにして、次回まで引っ張ってもよかったような気がします。

ということで、そこそこ楽しめたので、評価は「B」にします。
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映画評868 ~ レディ・プレイヤー1

今回は「レディ・プレイヤー1」を見ました。

映画180421

スティーヴン・スピルバーグがアーネスト・クラインの小説を映画化した、仮想ネットワークシステムの謎を探る高校生の活躍を描くSFアドベンチャー。2045年を舞台に、仮想ネットワークシステム「オアシス」開発者の遺産争奪戦を描く。主人公を『MUD マッド』『グランド・ジョー』などのタイ・シェリダンが演じる。共演は、オリヴィア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、T・J・ミラー、ベン・メンデルソーン、森崎ウィンら

主演は、タイ・シェルダン
共演は、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーン、T・J・ミラー、サイモン・ペッグ
その他、ハナ・ジョン=カーメン、森崎ウィン、マーク・ライランスなど


<ストーリー>
2045年、人類は思い浮かんだ夢が実現するVRワールド「オアシス」で生活していた。ある日、オアシスの創設者の遺言が発表される。その内容は、オアシスの三つの謎を解いた者に全財産の56兆円とこの世界を与えるというものだった。これを受けて、全世界を巻き込む争奪戦が起こり・・・


「アバター」と「トロン」を合体させたような作品である。

映像と息もつかせぬ展開は、さすがはスピルバーグというところだろうか。

ただ、内容的には特にヒネりもなく、良く言えば「王道」だけど、悪く言えば「ベタ」だ。

最後は、やっぱり「現実(愛)」というのも、あまりにベタすぎて、「やっぱりそれかい!」と思うだけ。

まず、主人公の高校生が軽薄すぎる。

朝起きて出掛けるから、学校にでも行くのかと思ったら、いきなり廃車の山みたいなところで「オアシス」へ入り込む。

仮想ネットワークとは言え、「毎日その中で生活」するには、一定の収入なりある程度のものが必要なはずだけど、そのようなモノは一切必要ないみたいだ。

では、現実の世界がIOIという巨大企業に乗っ取られているのか、と言うと、特にそういう設定でもなく、最終的に警察がちゃんと機能しているということは、ただの一企業に過ぎない、ということになる。

しかし、あれだけのドローンを、しかも堂々と社名入りで飛ばして、一つの建屋を吹っ飛ばすなんて、バカ以外の何ものでもない。

主人公に戻ると、彼はいわばヒーローになるのだけど、その要素はゼロに等しい。

頭が良さそうにはとても見えない、どころか「こいつ、バカなのか?」と思えるような行動を次々とするので、見ていてイライラする。

にもかかわらず、突如「あっ、わかったぞ」みたいに思い付いたりするので、何だか感情移入できない。

だいたい、亡くなった「オアシス」の創設者・ハリデーが残した謎について、彼の半生を残した資料館みたいなところで、ヒントを得るのだけど、あんなもの、これまでも何万人もの人たちが見ているのだから、誰かが思い付くだろう。

特に「たまには、全力で逆走してもいいじゃないか」というセリフのところも、真っ先に誰かがダメもとで試そうと思うことじゃないの?

しかも、あのシーン。

スタート直後で、主人公が自車を発進させないで、みんなが行き切ったところで、一人だけ逆走するのだけど、見たところでは確か彼は最後尾ではなかった!?

つまり、彼の後ろにも車はあったわけで、その車はいったいどうなったの?

彼のせいで、前には進めなかったはず。

ここは、間違っていたら失礼!

いずれにしても、この主人公(と仲間たち)だけが、ヒントを思い付くのには違和感がある。

実は、資料館にいた「案内人」というのが、ハリデーの元親友であるモローのアバターだった、というわけだけど、彼が主人公にだけヒントを出す、という理由はどこにもない。

このように、すべてが主人公の都合のいいように物語は展開していくので、ハラハラ・ドキドキ感もあまりない。

あと、展開の中で、アニメや他の映画に出てくるキャラクターなどが、随所に出てくるのだけど、あまりにも多すぎて、ちょっとついていけない。

80年台のロックも出てくるけれど、期待するほど出てこないので、逆に欲求不満になる。

冒頭で、ヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」が流れてきた時には、ちょっと感動(?)したのに。

結局のところ、スピルバーグ自身が楽しんでいるだけ、みたいな感じで、それらを除けば、後は普通のSFファンタジーという内容だった。

以上、結構イチャモンをつけたけど、これらの違和感があまり気にならない(後に残らない?)ほど展開がスピーディだったし、そこそこ楽しめたので、評価は「B」とします。

映画評867 ~ クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~

本日2本目は「クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~」です。

映画180414-2

臼井儀人によるコミックが原作のテレビアニメの劇場版第26作。しんのすけたち「カスカベ防衛隊」が、謎のラーメンでパニックになった街を救おうと奮闘する。本作の鍵を握るカンフーガール玉蘭の声を、声優の潘めぐみが担当。監督は『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』などの高橋渉


<ストーリー>
春日部にある中華街のアイヤータウンで、しんのすけたちカスカベ防衛隊は、伝説のカンフーであるぷにぷに拳を習うことになる。そのころアイヤータウンでは、食べた者が凶暴化してしまう“ブラックパンダラーメン”が大流行していた。しんのすけたちはアイヤータウンを救うために立ち上がる


今回は、思った以上にしょうもなかったかな?

全体的に、あり得ないことの連続という「いつもの展開」とは言え、あまり笑える部分がなく、しんちゃんとヒロインが、お尻を突き出して「ぷにぷに」「ぷにぷに」などと言いながら走り回るシーンは、しんちゃんだけならまだしも、ヒロインのしかも必殺技というのが、いかにもしょぼくて、かつ笑えなかった。

特別アテレコ枠として、関根勤が出ていたが、ちょっと違和感があったので「誰だろう」とは思っていたけど、そんなに変ではありませんでした。

後は、特にコメントすることはありません!

ということで、全体的にあまり楽しめなかったので、評価は「C」にします。


このシリーズは、いつも(?)「名探偵コナン」と同時公開となっているようだけど、ここのところは、最初に「コナン」を見て、その後「しんちゃん」を見るようにしていた。

それは、期待して見ていた「コナン」にだいたい失望する一方、もともとあまり期待していない「しんちゃん」で、思ったより笑ったり、時には感動することもあるので、そういう順番にしていたのだけど、今回は失敗しました。

映画評866 ~ 名探偵コナン ゼロの執行人

本日は、恒例の2本立てです。

まずは、「名探偵コナン ゼロの執行人」です。

映画180414-1

原作コミック、テレビアニメ、映画共に高い人気を誇るシリーズの劇場版第22弾。大規模な爆破事件の真相を追う江戸川コナンが、探偵、黒ずくめの組織のメンバー、公安警察という三つの顔を持つ安室透に振り回されながらも、逮捕された毛利小五郎の無実を証明しようと奮闘する。監督は、テレビアニメ「デス・パレード」「BLEACH ブリーチ」などに携わってきた立川譲。コナンの声を担当する高山みなみのほか、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹らおなじみの面々がボイスキャストとして名を連ねている。


<ストーリー>
東京サミットが開催される東京湾の新施設、エッジ・オブ・オーシャンで爆破事件が起こる。サミット前に爆破事件が起きたことと、全国の公安警察をコントロールする警察庁の秘密組織“ゼロ”に所属する安室透の不可解な動きに、コナンは違和感を抱く。そして、毛利小五郎が事件の容疑者として逮捕され


このシリーズも、もう第22弾となる。

劇場版は、推理の醍醐味よりも、スケールが重視されているみたいで、毎回毎回スケールはデカいのだけど、展開としては「ん?」というものが多くなっている。

そして、そろそろデカいスケールのネタが尽きかけているのか、今回はとうとう宇宙からの衛星を題材にするようになっている。

ちょうど、「007ジェームズ・ボンド」が、2代目のロジャー・ムーアの代になって、スケールばかりデカくなり、とうとう「ムーンレイカー」でMi6のスパイ(ボンド)が宇宙に飛び出すようになった、それと同じような感じ(?)だろうか。

しかも、最後は衛星「ひまわり」が大気圏に突入した後に、こちらはドローンで対抗するという、よくわからない展開となっている。

さらに、このドローンを操縦しているのが、少年探偵団(?)の子供たち、という信じられない状況が繰り広げられる。

さすがに、これはヒドいシナリオのような気はするのだけど、内容としても、今回「黒の組織」のような明確な悪者は出てこない。

出てくるのは、検察と公安という、どちらも権力・権限を持った者同士で、しかも、どちらも「正義」を看板にしているだけに、なかなか感情移入しにくい。

さらに同じ公安でも「警視庁」と「警察庁」さらに「検察庁」にそれぞれ存在するので、それぞれが何なのかの説明が加わりつつも、かえってわけのわからない状況になっているのも、内容に入っていけない要因だったろうか。

結局のところ、今回の主役は安室という「警察庁の公安」所属の男であり、彼とコナンの騙しあい(?)が映画の肝となっている。

そういう意味で、安室という男が「カッコええ」という内容なので、そこに焦点をあてれば、まずまず面白かったと言えるだろうけど、コナンを中心に見ると、あまり面白いとは言えないと思う。

最初、毛利小五郎が容疑者になった時に、「コナンを主人公として引っ張り出すために、意味なく容疑者にした」と思っていたのだけど、実はちゃんとした理由があった、というところは良かったと思う。

ということで、あまり期待していなかった分、そんなに悪くもなかったので、評価は「B」にします。


あと・・・


いつもの特別アテレコ枠として、博多大吉と上戸彩が出ていたようだけど、途中まったく気が付かなかったので、悪くはなかった、ということでしょうか。

ただ、福山雅治の主題歌は、何かダサかったかな?

映画評865 ~ トレイン・ミッション

今回は「トレイン・ミッション」を見ました。

映画180407

『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』のジャウマ・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンが再び組んだ緊迫のサスペンス。リストラされた主人公が、通勤電車の中で困難なミッションに挑む。『マイレージ、マイライフ』などのヴェラ・ファーミガ、『ZIPPER/ジッパー エリートが堕ちた罠』などのパトリック・ウィルソン、ドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」などのジョナサン・バンクスらが共演する。

主演は、リーアム・ニーソン
共演は、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、ジョナサン・バンクス
その他、エリザベス・マクガヴァン、フローレンス・ピュー、サム・ニールなど


<ストーリー>
保険会社に勤めて10年がたつ60歳のマイケル(リーアム・ニーソン)は突然解雇され、今後のローン返済や息子の学費のことが頭をよぎる。いつもの電車で帰宅途中の彼の前に面識のない女性が座り、三つのヒントを頼りに乗客の中から大切な荷物を持った人物を捜し出せば、10万ドルを支払うと持ち掛けてくる・・・


私の好きなアクション俳優・リーアム・ニーソンだけど、もう65歳だそうな。

そんな彼も、元特殊部隊所属というわけではなく、今回はただの元警官。

だから、アクションも今いち、と言うか、結構ボコボコにされる。

しかし、結構ボコボコにされているのに、決して倒れない。

と言うか、あんだけボコボコにされたら、普通ぶっ倒れるだろう。

そんな感じのアクションが途中からずっと続く。

ハラハラ・ドキドキ感もあるのだけど、致命的なのは、「何で、そうなってるの?」という展開がずっと続くことだ。

まず、あの冒頭の女は、いったいどこから主人公マイケルの様子を見ていたの?

一度列車を降りているはずだから、当然本人ではなく、仲間がいるはずなんだけど、あのタイミングのいい電話からすると、すぐそばにいるはず。

だいたい、お金で釣って、家族で脅して、マイケルを無理やり仲間に引き込む(と言うか、ターゲットを殺害させようとする)のだけど、そんなすぐそばに仲間がいるのだったら、どうして彼らにやらせない。

最初の段階で、マイケルが依頼を断ったら、いったいどうするつもりだったんだろう。

と言うか、列車を暴走させて激突させようとするくらいの技術と人手がいるのだったら、最初からそうすればいいのに。

わざわざ第三者にやらせようとする理由がわからない。

とにかくやっていることの意味がまったくわからないので、最後に犯人が判明したところで、何の感慨もない。

と言うか、他にいる犯人(と言うか黒幕)もわかっていないわけだし。

最後の最後に、冒頭の女を見つけるのだけど、その展開も唐突だし、あの女が黒幕とはとても思えないし、結局のところ何がどうしてどうなったのか、よくわからなかった。

だいたい、列車があれだけ暴走・脱線したのに、乗客がほぼ無事って、いくら何でも設定にムリがありすぎ。

予告編を見ても、よくわからなくて、あまり期待していなかったのだけど、それにしても展開が意味不明だったように思う。

とは言え、いちおうハラハラ・ドキドキもしました。

ということで、評価は「C」にします。

映画評864 ~ ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

今日は「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」を見てきました。

映画180401

メリル・ストリープとトム・ハンクスが共演し、スティーヴン・スピルバーグがメガホンを取った社会派ドラマ。実在の人物をモデルに、都合の悪い真実をひた隠しする政府に対して一歩も引かない姿勢で挑んだジャーナリストたちの命懸けの戦いを描写する。『コンテンダー』などのサラ・ポールソンやドラマシリーズ「ベター・コール・ソウル」などのボブ・オデンカークらが出演。脚本を『スポットライト 世紀のスクープ』で第88回アカデミー賞脚本賞を受賞したジョシュ・シンガーらが担当した

主演は、メリル・ストリープ、トム・ハンクス
共演は、サラ・ポールソン、ボブ・オデンカーク、トレイシー・レッツ
その他、ブラッドリー・ウィットフォード、アリソン・ブリー、ブルース・グリーンウッド、マシュー・リスなど


<ストーリー>
ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた。そんな中、「The New York Times」が政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴く。ライバル紙である「The Washington Post」のキャサリン(メリル・ストリープ)と部下のベン(トム・ハンクス)らも、報道の自由を求めて立ち上がり・・・


ベトナム戦争で、戦況が不利であるにもかかわらず、それを国民に隠して戦争を長引かせようとした当時の政権に対して、敢然と立ち向かったジャーナリストを描いた作品である。

現在の日本とは真逆の状況と言っていいだろう。

政府の説明を勝手に曲解して、ウソを平気で報道したり、何もないのに「疑わしい」などとフェイクニュースを流し続けている朝日新聞を筆頭としたメディアは、ジャーナリストの風上にもおけない連中だ。

そんなクズ連中は、この映画を見て「すばらしい!」などと言うかも知れないが、ウソつきで恥を知らないメディアに対して、政権政党は防戦一方だし、こんなキチ〇イ・メディアを監視する制度が日本にはない。

いちおう裁判はできるけど、なぜか日本では、メディア側が一般人を訴えているのが、何とも悲しい。

少なくとも、朝日新聞をはじめとした日本の新聞社に「報道の自由」などと主張する権利はない!

ウソをつきすぎ、なのである。


さて、映画の内容である。

スピルバーグ、トム・ハンクス、メリル・ストリープの組み合わせで、面白くないわけはない!

と言いたいところだけど、展開が意外と淡々としていて、ハラハラ・ドキドキ感に少し欠ける。

特にメリル・ストリープ演じるワシントン・ポストの社主が、もっと毅然とした態度を取る堂々とした女性かと思っていたら、思ったより優柔不断で、決断力に乏しい(イメージがある)

だから、クライマックスの直前で、社主が「よし掲載しよう」と決断する場面は、ちょっと弱々しい。

むしろ、トム・ハンクス演じるベンの方が堂々としていて、貫録があった。

あと、極秘情報である「ペンタゴン・ペーパーズ」を入手する時の描写が、淡々としすぎていて、ハラハラ・ドキドキ感がほとんどなかった。

もっと危険な状況であるはずなのに、いとも簡単に盗めすぎだし、盗んだヤツからワシントン・ポストのジャーナリストに渡る時のハラハラ・ドキドキ感も今いち。

ただ、さすがに最後の裁判のところで、判決の直前に、他の新聞社も出版差し止めを恐れずに一斉に掲載したくだりは、ちょっと感動。

あとは、やっぱりトム・ハンクスの存在感が秀逸。

ということで、評価は「B」にします。


朝日新聞など日本のジャーナリストにも見習ってほしい・・・などとは思わない。

連中はジャーナリストにも値しないからだ。
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