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映画評901 ~ マスカレード・ホテル

本日2本目は「マスカレード・ホテル」です。

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東野圭吾の小説「マスカレード」シリーズ第1弾「マスカレード・ホテル」を実写化したミステリー。連続殺人事件の新たな現場になるとされたホテルを舞台に、エリート刑事とホテルの従業員が犯人を追う。主演は『HERO』シリーズや『武士の一分(いちぶん)』などの木村拓哉、バディ役は『散歩する侵略者』などの長澤まさみ。『HERO』シリーズで木村と組んだ鈴木雅之がメガホンを取る

主演は、木村拓哉
共演は、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、濱田岳、前田敦子
その他、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、生瀬勝久、宇梶剛士、松たか子、鶴見辰吾、石橋凌、渡部篤郎など


<ストーリー>
現場に不可解な数字の羅列が残される殺人事件が3件発生する。警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は、数字が次の犯行場所を予告していることを突き止め、ホテル・コルテシア東京で4件目の殺人が起きると断定する。だが、犯人の手掛かりが一向につかめないことから、新田が同ホテルの従業員を装って潜入捜査を行う。優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴こうとする新田。利用客の安全を第一に考える山岸は、新田に不満を募らせ・・・


これは、思ったより良かったです。

東野圭吾作品ですが、珍しくこの原作は読んでいました。

今まで、原作を読んでいる作品の映画を見たことがあまりないので、特にこの手の推理サスペンスものとしては、結果が見えているだけに、「もしかして、つまらないかも?」と思っていましたが、意外と楽しめました。

ちなみに、キャストを見た時点で「犯人は、この人だろうな」と思っていましたが、これは当たっていました。

まあ、役を考えてみれば当然と言えば当然でしょうけど・・・

にもかかわらず、割と面白く見ることができたのは・・・なぜなんでしょうね?

自分でもよくわかりませんが、少なくともキャストに関して言えば、長澤まさみは、期待通りというか、うまく演じていたと思います。

常に同じような批判をされる木村拓哉ですが、演技そのものは、いつも通りというか、いつもの「スカシ演技」でしたが、特に違和感があるほど下手ではありませんでした。

とは言え、原作では30代の刑事ですし、上司の言うことをあまり聞かない無鉄砲な男を、40を過ぎたおっさんが演じるのも、ちょっとムリがあるとは思いました。

あと、キムタクが出てくる時は、わざと目を逸らす(?)ために、必ず違和感のある役者を共演させる、という妙なジンクス(?)がありますが、今回それはなかったように思います。

しいて言えば、渡部篤郎ですかね?

相変わらずと言うか、以前にも増して「クサい」演技が目立ちましたので、これを見ていると、キムタクの演技にはまったく違和感がなくなります!?

あと、最後のエンドロールのところで、突如「明石家さんま(友情出演)」と出てきたので、「えっ、いつさんまが出ていたの?」とビックリしました。

いくら何でも、あのさんまが目立たない役をするはずがないですし、出ていれば必ず気が付くはずなので、一生懸命思い出そうとしましたが、思い出せませんでした。

後で調べてみると、ちょうどそのエンドロールが流れている、まさにその時にホテルのフロントの前にいたおっさんが、どうやらさんまだったようです。

そんなのわかるわけがないだろ!

もしかして、これもキムタクの目くらましでしょうかね。

その他、原作に出ていたエピソードがいくつか出ていましたが、余計なシーンはほとんどなかったと思います。

ただ、最後にキムタク刑事が犯人がいることに気が付いたのは、原作では「残り香」でしたが、本作では机に置いてある「あるもの」の配置でした。

それについては、犯人が捕まった後にも一切説明はありませんでしたが、途中でその「あるもの」を執拗に映していたので、あれなら原作を知らない人でもミエミエでしょう。

ちょっとやり過ぎです。

それと、事件解決後の長澤まさみとキムタクとのツーショットは、私的には不要な気がしました。

事件解決でそのまま終わっても良かったと思いましたが、もしかして「ここで謎解きがされるのかな?」と思ったものの、そんなやり取りも一切なかったので、余計に不要だったと思います。

もしかして、この後二人は・・・という思わせぶりなシーンにするつもりだったのかな?

まあ、元々が推理小説としてはそんなに「スゴいトリック」というわけではないので、ビックリするような結末ではなく、そのあたりが不満だった人もいるようで、全体的な評価としてはあまり高くなかったようです。

とは言え、私としてはまずまず楽しめたので、評価は「B」にしておきます。

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映画評900 ~ Taxi ダイヤモンド・ミッション

本日は、2本立てです。

まず1本目は「Taxi ダイヤモンド・ミッション」です。

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激しいカーアクションでヒットを記録した『TAXi』シリーズの第5弾。スピード狂の警官とタクシー運転手コンビの暴走を描く。フランスのヒットメーカー、リュック・ベッソンが製作と共同脚本を担当し、『レイジング・ドッグス』などで役者としても活動しているフランク・ガスタンビドゥが監督、共同脚本、出演を兼任。エドゥアルド・モントート、ベルナール・ファルシーらシリーズおなじみの面々も出演を果たした。

主演は、フランク・ガスタンビドゥ
共演は、マリク・ベンタラ、エドゥアルド・モントート、ベルナール・ファルシー
その他、サルヴァトーレ・エスポジト、サブリナ・ウアザニなど


<ストーリー>
パリ警察で検挙率トップを誇り、高度なドライビングテクニックを持つマロ(フランク・ガスタンビドゥ)は、特殊部隊への異動を希望していた。だが、スピード狂でいつも問題ばかり起こす彼は、左遷されてしまう。マロの赴任先のマルセイユ警察は、鮮やかな手口で宝石を盗み出すイタリアの強盗団に手を焼いていた


このシリーズも、5作目だとのこと。

ただし、これまでの4作に出演していたサミー・ナセリが出ていないので、何かあったのかと思ってみたが、実は本作は4作目から11年も経っている。

要するに、これまでの作品はまったくの別物と考えていいかも知れない。

で、内容ですが・・・

実にくだらなかった!

おバカな警察官が、アホな強盗犯相手に悪戦苦闘する、というドタバタコメディですが、昔アメリカ映画で流行った「ポリス・アカデミー」の劣化版みたいな感じでした。

笑えないジョークや下品なやり取りは、まだ我慢できるとは言え、残念なのは、せっかくの改造タクシーでフェラーリとランボルギーニ相手にカーチェイスを展開しているというのに、まったくそのスピード感・疾走感が伝わってこないことです。

ただ走っているのをそばで撮っているだけ、という感じで、さすがにこの描写には拍子抜けしました。

つまり、この作品の肝となるべきシーンがつまらないので、それでなくてもくだらないやり取りまで、すべて空虚なものになってしまいます。

「ポリス・アカデミー」も、わけのわからない警官たちがたくさん出てきますが、彼らも最後にはそれぞれが何らかの活躍をします。

しかも、所々に小さな笑いがありました。

しかし、この作品には、それがほとんどと言っていいくらいない。

笑えないコメディほど悲しいものはありません。

前作のこともすっかり忘れていたので、過去の映画評を見たところ、やっぱり似たようなことが書いてありました。

リュック・ベンソン監督作品ということで、ついスピード感のあるテンポのいい映画を期待していましたが、選択ミスでした。

ただ、「さすがに、それはないだろう」という展開はなかったので、評価としてはギリギリ「C」にしておきます。

もう、このシリーズは見ないかも・・・?

映画評899 ~ 刀剣乱舞

今日は「刀剣乱舞」を見てきました。

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刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案にした実写映画。有名な刀剣が戦士に変貌した“刀剣男士”たちが、歴史の改変を防ぐために激しいバトルを繰り広げる。監督は『MARS~ただ、君を愛してる~』シリーズなどの耶雲哉治が務める。キャストは、舞台版にも出演する三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦をはじめ、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、椎名鯛造、廣瀬智紀、八嶋智人、山本耕史ら

主演は、鈴木拡樹
共演は、荒牧慶彦、北村諒、和田雅成、岩永洋昭
その他、椎名鯛造、廣瀬智紀、八嶋智人、山本耕史など


<ストーリー>
西暦2205年、歴史修正主義者たちが過去に攻撃を始める。政府に歴史を守るよう命じられた審神者は、歴史修正主義者から差し向けられた時間遡行軍と戦うためにかつての刀剣を復活させる。人の姿をしてよみがえった“刀剣男士”たちは、天正10年6月2日、歴史改変の危険が迫る本能寺の変を守り抜く。


これは面白かった。

元々はゲームらしいし、私の好きな時代劇だけど、何となくガキみたいな連中ばかりだったので、まったく期待していませんでした。

ところが、意外な拾い物というのか、発想や展開などは特に斬新というわけではなく、結構アラが目立ったけど、最後まで飽きることなく見ることができました。

そもそも「歴史修正主義者」というのがよくわからない。

過去の歴史が変われば、自分たちだって変わってしまうだろうに、やっていることがよくわからなくて、まるで「世界征服」を標榜しながら、いつも幼稚園ばかりを襲うショッカーみたいなものでしょうか?

たぶん歴史が変わるのを見越して世界を征服しようと考えているのかも知れないけど、このあたりの設定の「?」も気にならないくらいのテンポが良かったです。

役者さんは、信長を演じた山本耕史と秀吉を演じた八嶋智人以外は、知らないあんちゃんばかりだったけど、主演の鈴木拡樹は、いい男の上に声も渋くて、結構ハマっていました。

調べてみたら、元仮面ライダーだったようです。

なるほどね、と感じですかね。

テーマは「本能寺の変で自害した信長を助けようとする歴史修正主義者を排除して、信長を史実通りに抹殺する」というもの。

こう書くと、簡単なストーリーのようだけど、これをベタながらうまく展開させていて、最後までハラハラ・ドキドキ(?)させてくれました。

クライマックスのバトルシーンでも、ちょっと感動しそうなところがありましたし。

ただし、殺陣はムチャクチャに近いものがありました。

下手クソというよりは、稚拙。

もっとカッコいい振付けもできたでしょうに、萬屋錦之介が見たら卒倒しそうなレベルだったと思います!?

とは言え、ここまで面白く見られるとは思わなかったので、評価はかなり甘めに「A」にします。

何となく続編がありそうな雰囲気でしたが、もしあれば次回ももちろん見ます!

映画評898 ~ 劇場版 「Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly

新春第一弾は「劇場版 「Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly」です。

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ビジュアルノベルゲーム「Fate / stay night」のうち、“桜ルート”と呼ばれる最終ルート「Heaven's feel」を3部作で映画化した劇場版第2弾。どんな願いもかなう「聖杯」をめぐる戦争が再び始まり、衛宮士郎が間桐桜を守るために戦い抜く姿を映し出す。前作に引き続き、監督とキャラクターデザインを須藤友徳、脚本を桧山彬、音楽を梶浦由記が担当。杉山紀彰、下屋則子、神谷浩史、川澄綾子、植田佳奈ら声優陣も続投している


<ストーリー>
冬木市で10年ぶりに聖杯戦争が始まる。聖杯戦争の御三家といわれる間桐家の当主・間桐臓硯が加わり、英霊(サーヴァント)として真アサシンを召喚する。さまざまな魔術師(マスター)とサーヴァントが倒れていく中、戦いに参加する衛宮士郎もサーヴァントのセイバーを失うが、間桐桜を守るため戦い続ける


3部作の2作目である。

原作を知らないというのもあるかも知れないが、相変わらずわけがわからない。

前作を覚えていない、ということもあるけど、登場人物の相関関係よりも、出てくるヤツの名前がよくわからないので、会話に出てくる登場人物の名前が誰のことなのかよくわからず、従ってバトルが始まっても、誰と誰の戦いなのか今いちよく理解できていない。

こんなのでよく見る気になったな、と思われるかも知れないが、とにかくこういう画のアニメが好きなので見ているだけ。

とは言え、所々(街の描写とか、細かい部分の描写)が実にリアルである一方、主人公を始めとした人物描写が意外と雑(?)なのが気になった。

守護神(?)みたいな連中の画は結構いいのに、主な登場人物の顔はかなり手を抜いている感じがした。

ただ、バトルはかなり迫力がある。

何がどうなっているのかはよくわからないけど、壮絶なバトルの描写はしっかりとできている。

ストーリーは、何と言うか、かなり途中を端折っている感じで、全体感が今いち掴めない。

それと、前作でも書いていたけど、ヒロインの「さくら」にはやっぱり感情移入ができない。

何歳くらいの設定かよくわからないけど、声は完全なガキのくせに、やっていることが・・・???なので、見ていて実に違和感がある。

どうしてこの声を当てたのかはわからないが、高校生の淡い恋を描いているわけでもないの、やっていることが〇〇〇なので、余計にわけがわからない。

とにかく、わけのわからないことだらけだけど、展開としてはちょっと気になるので、最終章までちゃんと見る予定です。

ということで、評価は今回も「C」にしておきます。


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