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映画評912 ~ バンブルビー

今回は「バンブルビー」です。

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SFアクション『トランスフォーマー』シリーズに登場するキャラクター、バンブルビーにスポットを当てたスピンオフ。バンブルビーと傷心の少女が出会い、交流を深める。メガホンを取るのは『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』などのトラヴィス・ナイト。『トゥルー・グリット』などのヘイリー・スタインフェルド、プロレスラーでもあるジョン・シナらが出演する。知られざるバンブルビーの過去が明かされる

主演は、ヘイリー・スタインフェルド
共演は、ジョン・シナ、ホルヘ・レンデボルグJr、ジョン・オーティス
その他、ジェイソン・ドラッカー、パメラ・アドロン、スティーヴン・シュナイダー、リカルド・オヨス、グリン・ターマー、アンジェラ・バセット、ジャスティン・セローなど


<ストーリー>
1987年。18歳の少女チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は居場所がなく、孤独な毎日を過ごしていた。ある日彼女は、海沿いにある小さな廃品置き場で1台の黄色いボロボロの車を見つける。彼女は、この車をバンブルビーと名付けて直そうとするが、それは普通の車ではなかった


あの「トランスフォーマー」のスピンオフ映画ということで、バンブルビーたちが地球に来た理由、バンブルビーだけが口をきけない理由などが明らかになる。

と言っても、バンブルビーが口がきけないなんて、今初めて知ったし。

まあ、本シリーズも、すでに5本作られているのだけど、そのうち4本見ている。

1作目で「わけがわからない」と思い、2作目「リベンジ」で「やっぱりわけがわからない。もう二度と見ない」と書いてあったのに、そんなことも忘れて3作目「ダークサイド・ムーン」・4作目「ロストエイジ」も見ていたわけだ。

しかも、毎回毎回「わけがわからない」と書いてある。

何がなんだかわからないまま見ているのだけど、今回は「もう慣れてきた」という感じだろうか。

なぜわざわざ動きにくい「人間型」をしているのか、どうして地球人の言葉を話すのか、などなどいちいち気にしていたら、物語に入っていけない。

・・・ということに、ようやく気が付いたわけだけど、それでも、その都度車に変身したり、戦闘機やヘリコプターに変身したりするのはまだしも、その機能までマネできるという能力は理解できない。

しかも、そんな姿になれるというのに、戦う時はわざわざ本来(?)の姿である人間型に戻って殴り合い、なんていうのも、理解できない。

つまり、彼らを単なる宇宙人として見なければ、物語についていけないのである。

ただ、今回は主人公の女の子がかわいかったので、割と感情移入ができたし、最後まで飽きずに見ることができた。

ネットでの評判が、意外と高かったので、いったいどこが良かったのだろうと思って見てみたら、ほとんどの人が「バンブルビーがかわいい」と書いてあった。

何なんだろう、この「わけのわからない」感想は。

これが地球を守るような強いロボット(機械型生命体)になるとはとても思えないのだけど、そういう意味でも、この映画は本来の筋とはあまり関係ない、ただのスピンオフ映画として見た方がいいと思う。

スターウォーズでいうところの「ローグワン」みたいなものを想像していたら、がっかりしていた・・・ような気がする。

随所に出てくるギャグというか、笑わせどころも、割とハズしているのがイタいし。

ただ、監督がマイケル・ベイから変わった今回は、バトルの場面は、これまでの作品と比べたら、割りとわかりやすかったと思う。

ということで、評価は難しいけど、いちおう「C」にしておきます。

80年代のアメリカンロックが流れているのは良かったかな。


主人公を演じたヘイリー・スタインフェルドが、とても魅力的でした。

「かわいい」というのもありますが、芯のあるしっかりした女の子を演じていたその姿は、結構存在感がありました。

あと、軍人役のジョン・シナも良かったです。

この人、現役のプロレスラーなんだとか。

ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)と同じですね。
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映画評911 ~ キャプテン・マーベル

今日は「キャプテン・マーベル」を見てきました。

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『ルーム』などのブリー・ラーソンをヒロインに迎え、1990年代の地球を舞台に描くアクション。驚異的な力を持つ主人公が、失った記憶をめぐる戦いに挑む。『コールド マウンテン』などのジュード・ロウをはじめ、『アベンジャーズ』シリーズなどのサミュエル・L・ジャクソンらが共演。『なんだかおかしな物語』などで組んできたアンナ・ボーデンとライアン・フレックが監督を務める。

主演は、ブリー・ラーソン
共演は、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン、ジャイモン・フンスー
その他、リー・ペイス、ラシャーナ・リンチ、ジェンマ・チャン、アネット・ベニング、ルーン・タムティ、クラーク・グレッグ、ジュード・ロウなど


<ストーリー>
1995年、ロサンゼルスのビデオショップに、突然正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。彼女には驚くべきパワーが備わっていたが、全く覚えていない“記憶”がフラッシュバックすることが悩みだった。その記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵がいた。彼女は、後にアベンジャーズを結成するニック・フューリーと共に戦いに身を投じることになる


アベンジャーズ結成の元となった作品である。

というか、そういう設定になっている。

「スターウォーズ」でいうところの「エピソード1」みたいな感じだろうか。

だから、アベンジャーズ作品にはニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が必ず出てくる理由や、彼が左目に眼帯をしている理由などが明らかになる。

そういう意味では、これまでわけのわからなかった展開が理解できるようになって、面白く感じたのは事実である。

(そう言えば、アベンジャーズ/インフィニティで、唐突に出てきて「何なんだ、あの女は」と思ったキャラクターがいたけど、あれはキャプテン・マーベルではなかったの?)

ただ、前半は彼女が記憶を失っていてそれを取り戻すまでの話なのだけど、これがちょっと長すぎる。

まあ、これを解き明かさなければあとの話につながらないのはわかるのだけど。

だから、彼女の正体が判明してからの、「敵」とのバトルシーンが、かなり端折られている感じがした。

それにしても・・・

キャプテン・マーベルは強すぎる!

たぶん、アベンジャーズの中でも最強だと思われるくらい強い。

これなら、スーパーマンにだって負けないと思う。

残念ながら、チームが違う(?)ので戦うことはないと思うけど。

最新作「アベンジャーズ/エンドゲーム」で、あのサノスにボコボコにされてしまうアベンジャーズだけど、彼女がいれば一気に形勢逆転というか、そのために彼女を登場させたのではないか、と思えるほど強い。

と言うか、彼女一人でいいじゃん、という感じ。

ただ、当初は「自分の感情を制御できない」という設定だったのに、自分の正体がわかった途端に、なぜか急にその力がパワーアップする。

この流れがちょっと理解できないので、後半の彼女の強さの異常さだけが目立ってしまう。

だって、宇宙船(戦艦)でさえ一瞬で破壊してしまうし。

一説では、彼女が銀河系の中で、他にやるべき仕事をしている最中に、不在となった地球を守るためにアベンジャーズが一時的に結成された、という話もあるくらいだ。

映画のエンドロール後に、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の一部が映し出されるが、そこではもはや絶望的となった地球で、キャプテン・マーベルを呼ぶために必死になっているアベンジャーズの面々と、突如現れるキャプテン・マーベルの姿が・・・

たぶん、「アベンジャーズ/エンドゲーム」では、最後の最後に出てきて、一瞬でサノスを叩きのめすのではないか、と思われます!?

ということで、ちょっと消化不良気味な部分はあったけど、次回への期待を込めて、評価は「B」にします。

映画評910 ~ 君は月夜に光り輝く

今日は「君は月夜に光り輝く」を見てきました。

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第23回電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜の原作を映画化したラブストーリー。不治の病を患う少女と、彼女が願うことを代わりに体験する少年のエピソードがつづられる。NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」などの永野芽郁と、『君の膵臓をたべたい』などの北村匠海が主演を務めた。『響-HIBIKI-』などの月川翔がメガホンを取り、甲斐翔真、松本穂香、今田美桜、長谷川京子、及川光博らが共演している。

主演は、永野芽郁、北村匠海
共演は、甲斐翔真、松本穂香、今田美桜
その他、優香、生田智子、長谷川京子、及川光博など


<ストーリー>
高校生の渡良瀬まみず(永野芽郁)は、死が近づくほど肌が強く光る“発光病”を患っていた。発光病の患者が成人まで生存した例はなく、彼女は病院から出られない。まみずの同級生の岡田卓也(北村匠海)は彼女の願いを実行し、感想を伝えることにする。その“代行体験”を通じてまみずは人生を楽しむようになり、卓也は彼女のことが好きになっていく。


泣ける話である。

主演の永野芽郁が、なかなかいい演技をしていたし、北村匠海も、どちらかと言うと棒演技に近いものはあったが、なかなかかわいくて(?)存在感があった。

途中で、涙を流してしまうシーンもいくつか(月夜のシーンとか、最後のシーンとか)あったので、全体的にはまずまずの映画だった。

しかし、見終わった後で、いろいろと思い返してみると、違和感のあるところもいくつか出てきた。

まず、冒頭で北村匠海演じる卓也が、入院中のまみずのお見舞いに行くのだけど、この二人は実質初対面だ。

クラスが同じとは言え、クラス替えの時期にはすでにまみずは入院していた、という設定なので、そのまみずに対してクラスで寄せ書きをする際、会ったこともないまみずに書くことがない卓也が、無理やり書かされた上に、最後に書いたということで、それを病院まで持っていかされる。

この時点で、すでに違和感があるのだけど、その初対面の卓也に対して、まみずが「自分のやりたかったことを代行してくれ」という流れは、結構強引だ。

まあ、卓也がいい男だから頼んだ、という流れもありだろうし、卓也もまみずがかわいいからOKしたという設定も、「なくはない」と思う。

しかし、バンジージャンプなんて、そう簡単に引き受けるとは思えないし、それ以前に「メイド喫茶」で働きたい、という願望が何だかウソ臭くて、見ていて違和感がある。

しかも、そのメイド喫茶の中でも別の女の子と何だかんだある、なんていうのは、エピソードの詰め込みすぎで、まるで「恋空(ガッキー主演)」みたいだ。

クラスの出し物で「ロミオとジュリエット」をやるのはいいとして、卓也がジュリエット役を引き受ける、というのも、ムチャクチャすぎて笑えない。

そうしたら、何と卓也の親友が「昔、クラスでロミオとジュリエットをやることになって、オレがロミオで、まみずがジュリエットをやる予定だった」と言い出したものだから、ビックリしたけで、だからと言って卓也がその役を引き受ける流れは、ちょっと強引すぎる。

さらに言えば、卓也の親友(香山)のお兄さんが、実はまみずと同じ「発行病」で亡くなり、その彼女だったのが卓也の姉で、姉は彼の死をはかなんで自殺(?)した、という人間関係なんだけど、ちょっと世界が狭すぎるだろう。

しかも、その「発行病」自体、実は存在しない病気だ、というのはどうなんだろう。

別に、この病気が実在しないから物語は成立しない、ということではないけれど、そんな身近に二人もいると、かえって「難病」感が下がってしまう。

さらにさらに、まみずの父親の存在も、何だか変。

娘の治療費のために「偽装離婚」をした、ということらしいけど、要は「破産宣告」を受けるためなんだろうが、だからと言って難病の娘に会うこともできない、って何だか設定が無理やりな感じがする。

しかも、最後には母親とともに娘と会うのだから、「あの設定は何だったの?」としか思わない。

つまり、感動させたいがために、いろいろと無理やりな設定を詰め込んでしまったために、かえって収拾がつかなくなってしまった、という、まさに「恋空」な感じ。

まあ、泣ける話なんだけど。

ということで、どう評価するか困ってしまいますが、泣いてしまった(?)ので、いちおう「B」にしておきます。

映画評909 ~ PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に

今日は「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に」を見てきました。

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アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの劇場版新3部作の最終作。アジアを旅する狡噛慎也と、彼に戦い方を学ぼうとする少女の物語が描かれる。ストーリー原案と監督は、3部作を通して塩谷直義が担当。ボイスキャストには狡噛役の関智一や少女役の諸星すみれのほか、本田貴子、志村知幸、磯部勉、高木渉、鶴岡聡らが参加する


<ストーリー>
狡噛慎也は、2116年に発生した東南アジア連合・SEAUnでの事件以降、あてのない旅を続けていた。ある日、狡噛は南アジアの小国で武装ゲリラの襲撃から難民を救う。狡噛は、テンジン・ワンチュクという難民の少女に、敵討ちのために戦い方を教えてほしいと頼まれる


3部作の最終話である。

第1作がちょっと期待外れで、第2作が期待以上だったので、あまり期待しないで見たけれど、結論から言うとまずまず面白かったです。

サブタイトルが「恩讐の彼方に」だったので、「ありゃ、菊池寛の名作じゃん」と思っていたら、ホントに菊池寛の本が出てきます。

難民の少女の殺されたお父さんが持っていた遺品だったようで、日本語で書かれたこの本を何とか読もうとする少女が描かれますが、本の内容(というか結果)については触れられていません。

今回の主人公である狡噛慎也が少女に「復讐は無意味だ」みたいなことを言いますが、そのことを伝えるために、狡噛自身が本を少女に手渡したのならともかく、お父さんの遺品ですから、その意味を本に見出すのは、何だか違うような気がします。

とは言え、映画はそんな感じの内容でした。

最初は、誰が悪党なのかよくわからず、ちょっと盛り上がりに欠けるかな、と思いましたが、後半になって真の悪党が登場し、最終バトルもなかなかの迫力でした。

今作では、いつもの「シビュラシステム」は登場しませんし、何で舞台がアジア?と思いましたが、どうやらこの後の物語に続きそうです。

主人公・狡噛慎也が日本に戻る、という形で物語が終わりますので・・・

第2作で出てきた外務省の花城フレデリカ(それにしても、何でこんなわけのわからない名前をつけるんでしょうね)も出てくるので、いやがおうにも次回作に期待が出てきます!?

たぶん、次にまた3部作ができるものだと信じております。

ということで、なかなか面白かったので、評価は「B」にします。

映画評908 ~ グリーンブック

今日は「グリーンブック」を見てきました。

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黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。『はじまりへの旅』などのヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』などのマハーシャラ・アリが共演。『メリーに首ったけ』などのピーター・ファレリーが監督を務めた。アカデミー賞の前哨戦の一つとされるトロント国際映画祭で、最高賞の観客賞を獲得した

主演は、ヴィゴ・モーテンセン
共演は、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ディミテル・D・マリノフ
その他、マイク・ハットン、イクバル・テバ、セバスチャン・マニスカルコ、トム・ヴァーチュー、ドン・スターク、ランダル・ゴンザレスなど


<ストーリー>
1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく


いい話でした。

実話だそうです。

ただ、ちょっと期待しすぎたせいか、思ったより感動できませんでした。

所々にユーモアが散りばめられていて良かったですが、何だか淡々と話が進んでいく感じでした。

全体的にパンチ不足(?)と言えばいいのか、ドクター・シャーリーは思ったより差別に遭いませんし、トニーもたいして暴れません。

アカデミー賞作品賞を取ったとのことですが、一部には「白人目線での黒人差別」という批判もあるように、「アメリカの黒人差別って、あんなもんじゃないだろう」というくらい緩かったです。

アメリカでは、成功した黒人は白人社会に入れるので、黒人から嫌われる、という話を聞いたことがありますが、シャーリー本人もそのようなことを言っていたものの、そんな感じはほとんどありませんでした。

トニーがシャーリーに親近感を覚えるのが早すぎる、という気もしました。

自分の家で黒人が口をつけたコップをすぐさまゴミ箱に捨ててしまう、というほど黒人を嫌っていたトニーなのに、旅に出た直後くらいから、そんな感情がどこにも見えなくなります。

ただ粗暴で教養のない男、としか描かれていないような気がします。

とは言え、最後にシャーリーがクリスマス・パーティーを開いているトニーの家に来て、トニーの奥さんであるドロレスと抱き合いシーンは良かったです。

ドロレスを演じていた女優さん(リンダ・カーデリーニ)が綺麗でした。

ということで、「最強の二人」をイメージしていたので、もっと感動するかと思っていたものの、なかなかいいお話だったので、評価は「B」にします。



<最強のふたり>
http://habute.blog74.fc2.com/blog-entry-611.html


主演のヴィゴ・モーテンセンは太ったというか、年をとりましたねえ。

「ロード・オブ・ザ・リング」でアラゴルンを演じた頃の精悍さはどこかにいってしまったのでしょうか。

貫録は出てましたが・・
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