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映画評938 ~ THE INFORMER/三秒間の死角

今回は「THE INFORMER/三秒間の死角」を見ました。

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アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレムの小説を原作にしたクライムサスペンス。FBIの情報提供者となった囚人に危機が待ち受ける。メガホンを取るのは、俳優としても活動している『エスコバル 楽園の掟』などのアンドレア・ディ・ステファノ。『ロボコップ』などのジョエル・キナマン、『プライベート・ウォー』などのロザムンド・パイクをはじめ、コモン、アナ・デ・アルマス、クライヴ・オーウェンらが出演する

主演:ジョエル・キナマン
共演:ロザムンド・パイク、コモン、アナ・デ・アルマス、クライヴ・オーウェン


<ストーリー>
自由と引き換えにFBIの情報提供者になった模範囚のピート(ジョエル・キナマン)は、最後の仕事として麻薬組織に潜入し、そこのリーダーから刑務所内の麻薬取引を管理するよう命じられる。彼は自身や家族に危険が迫ると感じて組織から抜けたいとFBIに申し出るが、捜査を取り仕切るモンゴメリー(クライヴ・オーウェン)はそれを許さず、逆に仮釈放の取り消しをちらつかせる。ピートはやむを得ず刑務所に戻って捜査を続けるが、その動きをニューヨーク市警がマークしていた。


いつも行く映画館では予告編がなかったのだけど、なかなかの俳優陣だし、面白そうだったので見にいくことにした。

結論から言うと、思ったよりハラハラ・ドキドキ感はなかったけど、そこそこ楽しめた。

主な登場人物は、上に挙げた5人の他に「将軍」と呼ばれる悪人とその手下が少し出てくるだけで、複雑な人物関係はない。

最初は、主人公の周りで次々と血生臭い抗争が行われ、主人公にも刺客たちが次々に襲い掛かる・・・という展開を予想していたのだけど、そのへんは少し期待外れだった!?

とは言え、テンポもまずまずで、展開に違和感もほとんどなかったので、そこは良かったかな。

ただ、副題にもなっている「三秒間の死角」というのは、よくわかりませんでした。

もしかして、クライマックスで、ガスボンベが撃ち抜かれてから爆発するまでの時間のことを言っているのかな?

だとしても、そんな説明も暗示もなかったし、そんなハラハラする場面でもなかったし。

ということで、評価は「B」にします。


主人公よりも、ニューヨーク市警役のコモンの方が存在感があったし、FBIの女捜査官を演じたロザムンド・パイクもなかなか良かったです。

クライヴ・オーウェンは、最近は悪役の方が多い感じだ。
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映画評937 ~ エンド・オブ・ステイツ

今日は「エンド・オブ・ステイツ」を見ました。

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ジェラルド・バトラーが『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』に続き、シークレットサービスを演じるアクションシリーズの第3弾。アメリカ大統領の暗殺未遂事件の容疑者に仕立て上げられた主人公が、自らの潔白を証明するため奮闘する。前作で副大統領だったモーガン・フリーマンが大統領を演じるほか、ジェイダ・ピンケット=スミス、ニック・ノルティらが出演。『ブラッド・スローン』などのリック・ローマン・ウォーがメガホンを取った

主演:ジェラルド・バトラー
共演:モーガン・フリーマン、ジェイダ・ピンケット=スミス、ランス・レディック、ニック・ノルティ
その他:ティム・ブレイク・ネルソン、パイパー・ぺラーポ、ダニー・ヒューストンなど


<ストーリー>
テロ事件から世界を守ったシークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は、過酷な職務のため満身創痍で、引退を考え始めていた。ある日、休暇中のトランブル大統領(モーガン・フリーマン)が大量のドローン爆弾に襲撃される。攻撃の最中意識を失ったマイクは、目を覚ますと大統領暗殺を企てた容疑者としてFBIに拘束されていた。


「エンド・オブ・〇〇」シリーズの第3弾ということだが、2作目はなぜか見ていない。

1作目は、北朝鮮のテロリストが何とホワイトハウスを占拠する、というトンデモない設定となっていだ、内容的にはなかなか面白かった。

2作目の内容を見るに、このシリーズのコンセプトは・・・

「とにかく大統領を助ける」

ということにある。

そのために、味方の警察や兵士が何十人殺されようが、一般人が何百人死のうが関係ない。

最終的に大統領が無事であれば「バンザ~イ」という映画だ。

今回も同じだけど、主人公が大統領暗殺のワナにハマる、という展開だ。

しかも、今回の敵は超攻撃的なドローンを大量に駆使して大統領を襲う、というかなりのハイテクだ。

そして、このハイテク兵器を搭載した車をわざと現場に置き去り、主人公が首謀者のようなワナを仕掛けるわけだけど、これがおかしい。

こんなかなりのコストがかかっているはずの兵器を置いていくなんてことは、普通ありえないだろう。

例え、犯人たちが潤沢な資金を持っていたとしても、捜査する側が、この状況を見て「どうして犯人たちは、この車を置き去りにしていったのだろうか」と思わない方がおかしい。

そうすれば、主人公がワナにはめられたのだ、ということに気が付くはずだろうに、基本的にこの手のアクション映画では、「警察・軍隊はアホ」なので、何も考えないまま物語は進む。

さて、ワナにはまって孤立無援となった主人公だけど、いったいどうやって仲間を作るのか、と思っていたら・・・何とお父さんが出てきた。

しかも、元兵士の上にかなり凶暴だ。

主人公を殺しにきた犯人側の兵士たちを、仕掛けた爆弾で爆殺しまくる。

この仕掛け具合がハンパない。

そうこうしているうちに、犯人側のボス(兵士訓練所?のボス)が発覚するのだけど、こいつらは逃げるどころか、大統領を暗殺するために、直接乗り込んでくる。

大統領を守ろうとする兵士たちは、ほとんど役に立たずに、ほぼ全滅し、最後は主人公一人で犯人たちを追いかける。

そして、最後はお互いに銃弾が切れて、お約束の「白兵戦(肉弾戦)」となる。

なお、黒幕はやっぱり身近なあの人でした。

まあ、ほとんどワンパターンの筋書きだけど、テンポがいいので、見ていて飽きない。

もともとこういうアクション映画が好きなこともあって、結構楽しめました。

ということで、評価は「B」にします。

映画評936 ~ アナと雪の女王2

今日は「アナと雪の女王2」を見てきました。

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第86回アカデミー賞で歌曲賞、長編アニメ映画賞を受賞した『アナと雪の女王』の続編。姉エルサの氷と雪を操る力の秘密に迫る。前作に引き続き、監督をクリス・バックとジェニファー・リー、エルサ役の声優をイディナ・メンゼル、アナ役をクリステン・ベルが務めた。


<ストーリー>
凍てついたアレンデール王国を救い、確固たる絆で結ばれたエルサとアナの姉妹は、幸せに暮らしていた。ある日エルサは、自分にしか聞こえない不思議な歌声を耳にする。その歌声に導かれるように姉妹は仲間の山男クリストフ、雪だるまのオラフと一緒に旅に出る


これは意外と面白かった。

正直言って、まったくと言っていいほど期待はしていなかった。

前作で完結しているはずなのに、なんでパート2なんか作るのかと思っていた。

しかも、前作は主題歌がすべてだったのだから、あれ以上の主題歌が出てくるとは思えなないし、予告編を見る限りにおいても、そんなにいい曲とは思えなかった。

ところが、前作と違ってストーリーに深みがあったと思う。

前作は、お姉さん(エルザ)の秘密はあったとは言え、どちらかと言うと妹(アナ)の単純なラブストーリーだし、特にヒネりもなかった。

だいたい、タイトルも妹の名前はついているけど、お姉さんの名前は出てこないし・・・

今回は、エルザを主軸にした物語で、「なぜあのような能力を持っているのか」ということと「どうして両親は亡くなったのか」ということが実は結びついていて、前作でさらっとしか語られなかった話が主題となっている。

これが結構いい感じで展開していて、最後はすべて(?)解決する、という話だ。

もちろん、違和感がある部分もいくつかあった。

前半で、アナの恋人であるクリストフが、彼女にプロポーズしようと頑張るくだりは、ちょっとクドすぎる。

今作のテーマでもある「4つの精霊」が「風(大気)・水・火・大地」であるのだが、実はもう一つ「5つめの精霊」がいる、という展開となる。

こんなの「愛」に決まってるだろうが!」

すでに何十年も前に「フィフス・エレメント」でも同じことをやっていたし、とにかく何でもかんでも「最後は愛」なんて、もうベタすぎてイヤになる。

それに、風の妖精の化身(?)はよくわからなかったけど、火の妖精の化身が火を吐くトカゲ(サラマンダー?)、土の妖精の化身がゴーレム(?)で、水の妖精の化身はもしかしてあの馬なのか?

ちょっと安易というか、奇をてらいすぎている気もした。

それと、一番わからなかった点。

エルザとアナの両親のそれぞれの出身部族(?)の対立の中で作られたダム。

これを破壊することで、両部族が和解することができる、みたいな展開だったけど、これがよくわからなかった。

何でダムを破壊すると、すべてが丸く収まるの?

別にダムは関係なく、エルザの存在だけで理解できたのではないの?

あと、クライマックスのところで、どうしてエルザは凍ってしまったの?

それと、「魔法の森」は35年間も霧の中に閉じ込められていた、ということだったけど、この間も両者はずっと対立していたの?

せっかくいい流れで展開しているの、肝心なところで「えっ、何で?」という感じになったのは、ちょっと残念だった。

とは言え、ちょっとウルっとなる場面もあったし、こんなストーリーとは思わず、期待(してなかったけど)以上に楽しむことができたので、評価は「A」にしておきます。

ただ、主題歌・挿入歌は、それほど感動するようなものはありませんでした!?

映画評935 ~ ターミネーター:ニュー・フェイト

今日は「ターミネーター:ニュー・フェイト」を見てきました。

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SFアクション『ターミネーター2』の続編。未来のためにターミネーターに立ち向かう人々を待ち受ける運命を映し出す。ジェームズ・キャメロンが製作としてシリーズに復帰し、『デッドプール』などのティム・ミラーが監督を担当。『ターミネーター2』でT-800を演じたアーノルド・シュワルツェネッガーと、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが再共演を果たす

主演:アーノルド・シュワルツェネッガー
共演:リンダ・ハミルトン
その他:マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボニータなど


<ストーリー>
ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟のミゲルに襲い掛かる。ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)に救われ、 何とか工場から脱出した。そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。


これまで5作ほど作られているのに、これは「ターミネーター2」の続編なんだって。

ちゃんと「ターミネーター3」「ターミネーター4」って、番号がついているのは、何だったんだろう。

まったく関係ない作品ならともかく、「ターミネーター3」と「ターミネーター:新起動/ジェネシス」には、シュワちゃんも出ているというのに、いったいどういうことだろうか。

それで、今回はシュワちゃんの他に、リンダ・ハミルトンも久しぶりに出ていますが、どちらかと言えば脇役です。

実際の主役は、グレースという女性ですが、立ち位置としては「第二のジョン・コナー」という感じでしょうか。

それはそれでいいのですが、元主役のジョン・コナーは、何と冒頭でシュワちゃんに殺されてしまいます。

これの意味がよくわかりません。

そして、新主役のグレースが後のリーダーになる前に抹殺するために、未来から刺客として新しいターミネーターが送られてきますが、同時にそれを阻止するために、別の強化型兵士(こちらは人間です)が送られてきます。

元々、未来は「スカイネット」という機械(コンピューター?)集団に支配されるはずだったのに、今回は「リージョン」という、まったく別の集団に変わっています。

だけど、やっていることは同じ。

未来の脅威となる人間を抹殺するのに、なぜか一体だけ送りこんでくる。

どうして複数送り込んで来ないのか。

確か「ターミネーター1」では、過去に転送する装置が途中で壊れたので1体しか送り込めなかった、という理由だった(と思う)けど、今回はなぜ1体だけしか送らなかったのか、よくわからない。

だから、最後は皆で一致団結したコナーたちにやられてしまう。

もちろん、この方が見映えはいいし、迫力はあるのだけど、ここらあたりの状況をちゃんと説明してほしかったです!?

さらに言うと、この最新型殺人ターミネーターを倒す方法として、グレースの体に内蔵されている兵器によって「ヤツの神経系統を破壊する」みたいなことを言ってましたが、自由自在に姿を変えることができて、ほとんど不死身なのに「神経」があるの?

何で???

ここは、さすがに違和感があった。

ついでに言うと、シュワちゃん演じるターミネーターが、なぜか年老いているのも気になる。

劣化している、というのではなく、ホントに老人になっているのは、どう説明するんだろう。

などなど、結構イチャモンをつけてみましたが、内容としてはテンポもよく、迫力もあって良かったです。

特に、グレース役の女優さんが存在感がありました。

あと、リンダ・ハミルトンは年を取ってましたが、カッコよかったです。

でも、さすがに今作で終わりでしょう。

この先続編を作るのは、いくら何でも説明がつかない、というか、まったく違う作品になってしまいます。

だから「最終回」ということになると思いますが、そういう意味で言えば、ちょっと物足りなかった気もします。

ということも踏まえて、評価は「B」にします。

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