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映画評942 ~ ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (テレビ版)

今回は、テレビ放映の「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」です。

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ロビン・ウィリアムズらが出演した『ジュマンジ』に続く物語が展開するアドベンチャー。学校の地下室で見つけた奇妙なビデオゲームの世界に入り込んでしまった高校生たちの運命を描く。監督はドラマシリーズ「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などに携わってきたジェイク・カスダン。『カリフォルニア・ダウン』などのドウェイン・ジョンソン、『スクール・オブ・ロック』などのジャック・ブラックらが顔をそろえる。

主演:ドウェイン・ジョンソン
共演:ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス
その他:ボビー・カナヴェイル、リス・ダービー、アレックス・ウルフ、マディソン・アイズマン、マーク・エヴァン・ジャクソンなど


<ストーリー>
高校の地下室で居残りを命じられた4人の少年少女は、そこでジュマンジという古いビデオゲームを見つける。プレイしようとキャラクターをチョイスした瞬間、彼らは選んだ人物に変身し、ゲーム内の世界であるジャングルへと移動してしまう。現実とは全く違うキャラクターになった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、次から次へ野生動物と遭遇。危険にさらされながら、何とかゲームをクリアして現実世界に戻ろうとするが・・・


今年は映画に集中しようと思い、その一環として、現在上映中の「ジュマンジ ネクスト・ステージ」を見ようかどうか迷っていたので、昨日テレビで放送していた前作である「ウェルカム・トゥ・ジャングル」を見ることにしたわけだ。

で、結論から言うと・・・

今作は見ないことにした。

まず、このシリーズは見たことがないな、と思っていたのだけど、実は前作が第2作で、現在上映中なのは第3作。

つまり、あまり進展していないわけだ。

第1作は、確かボードゲームで、止まったマス目に書いてあることが現実に起こる、という内容だったので、何となく面白くなさそうで見なかった。

しかし、第2作からは最初からアクション型のロールプレイングゲーム風となっているようなので、ちょっと気になっていたわけだ。

ところが、何だか中に入っていけない。

ロールプレイングゲームにしては、展開が早すぎて、主人公たちに訪れる危機がたいしたことなく、あっという間にゴールまで行きついてしまった、という感じだった。

それと、変身後のキャラクターたちは、それなりにいい(カレン・ギランはかわいいし!)のだけど、もともとの主人公はさえないオタクで、その相手となるヒロインも地味~な女の子なので、最後の場面の出会いも、まったく心に響かない。

あと、ゲーム内のキャラクターたちも、元の高校生の性格を引きずりすぎているので、何となく違和感がある。

それに、全体的にコメディタッチなんだけど、所々のギャグが今いち笑えない。

公開当時流行っていたのだろうが、「チョベリグ」の連発は、さすがに聞いていてイラっとした。

そんなこんなで、あっという間にミッションをクリアして、ハッピーエンドになるかと思っていたら、最後の最後で主人公が、ヒロインに向かって「この世界に残ろう」と言い出す。

ゲームの中のキャラクターがカッコいいマッチョマンとかわいくて強い女の子、ということで。このままがいいと思ってしまう・・・はずがない、と思えたので、ここは違和感があった。

余計なシーンだったと思う。

ということで、たいした盛り上がりもなく、あっという間に解決してしまったので、ワクワク・ドキドキ感が乏しく、最新作をあえて見たい、とは思わなかったので、評価としては「C」にしておきます。

ただ、「ネクスト・ステージ」がテレビで放送されたら、もしかしたら見るかも?
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映画評941 ~ ヒックとドラゴン 聖地への冒険

新春第一弾は「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」です。

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人間とドラゴンの友情を描いた『ヒックとドラゴン』シリーズの第3弾。人間とドラゴンが共に生きることを選択してから6年後、主人公のヒックらが新天地を追い求める様子を映し出す。1作目から監督を務めてきたディーン・デュボア、アニメシリーズを含めてヒックの声を担当してきたジェイ・バルシェルが続投している。


<ストーリー>
敵対していたドラゴンと人間は、臆病者のバイキングの少年ヒックと傷を負ったドラゴンのトゥースの奮闘により共に生きる道を選ぶ。彼らはバーク島で平和に過ごしていたが、ドラゴンが増え過ぎて島がパンク状態になる。今は亡き父の後継者となり、若きリーダーに育ったヒックは島を出てドラゴンたちと新しい世界を探すことを決意する。


このシリーズも3作目ということだが、なぜかパート2である「ヒックとドラゴン2」を見ていない。

道理で、今作の冒頭で「これまでのおさらい」として、あらすじを説明する映像が流れるのだけど、見ていて「あれ?こんなのあったっけ」というシーンがあったのは、そういうわけだ。

とは言え、それを見ていないからと言って、全体の流れにはあまり影響はなかったように思う。

第一作を見た時に持っていた違和感は、あまり引きずってはいなかったけど、かつて争って(殺し合って?)いた人間とドラゴンが、なぜか仲良く、というよりはドラゴンが人間のペットになっているのに、実は心が通じ合っている、という全体の雰囲気はやはりどうにも受け入れにくい。

今作では、さらに白いドラゴン(ライト・ヒューリー)が出てきて、かなり大きな存在となるのだけど、これが何だか感情移入しにくくて、かなり違和感があった。

まず、このライト・ヒューリーは、ヒックたちが捕らえられたドラゴンを開放するために海賊(?)を襲った時、唯一取り残されたドラゴンである。

他のドラゴンたちが黒系である中、こんなに目立つ白いドラゴンを見落とすことも違和感があるけれど、その後この白いドラゴン(のちにヒックによって「ライト・ヒューリー」と名付けられる)は、なぜかトュースの前に姿を現す。

当然のごとく、「ああ、これは悪役(グリメル)が放ったワナだな」と思うのだけど、その後そのような描写が一切ない。

結局ライト・ヒューリーは、どうやってあそこから脱出してきたのか説明がないので、最後の最後まで違和感を持ったままだった。

そもそもあのライト・ヒューリーは、異様に白くて、しかも鱗がないので、とてもドラゴンには見えないし、どちらかと言えば気持ち悪かった!?

だから、トュースとの恋のロマンス(?)は、何とも奇妙なシーンだったが、これを延々とやるので正直ウザかった。

しかも、このライト・ヒューリーは、なぜかドラゴンの女王みたいな扱いで、海の果ての不思議な世界(ドラゴンたちが平和に暮らす世界)で、この女王との恋人宣言(?)をしたトュースが、ドラゴンの王みたいな雄叫びをあげるシーンは、もう何がなんだかの世界だった。

このドラゴンたちが暮らす世界は、実はヒックが探していた世界だったはずなのに、「やった!やっと見つけた」という感動の声もなく、しかも普通に空を飛んでいたら行きついたという程度の場所だったので、あの世界はいったい何だったのか、という気さえした。

タイトルではそう思わせているのに・・・

映画では、その後ヒックたちが、グリメルたちと戦い、見事これに打ち勝つのだけど、それらのシーンをうまく描写していたとは思うが、序盤から違和感のかたまりだったせいで、最後まで感情移入できなかった。

ただ、そのバトルのシーンも、最初に海賊船に乗り込むのはヒックを含めたいつものメンバーだけのような描写だったのに、いつの間にか仲間のバイキングが総出で戦っているような描写になっていて、これまた違和感はあったのだけど、王道の展開なので、そこはあえて何も言わない。

ネットでの評価がかなり高かったので、ちょっと期待はしていたのだけど、白いドラゴンの存在に最後まで馴染めなかったので、何とも残念でした。

映像はとても綺麗でした。

ということで、評価は「C」にします。
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