映画評114 ~ トム・ヤム・クン (06.4.29)

今回は「トム・ヤム・クン」

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主演は、トニー・ジャー
共演は、ペットターイ・ウォンカムラオ、ボンコット・コンマライ、チン・シン、ジョニー・グエン
その他、ネイサン・ジョーンズ、ジョナサン・パトリック・フーなど

<ストーリー>
南半球の国際都市オーストラリアのシドニーに、ひとりのタイ人青年カームが降り立った。国際的マフィア組織に祖国の象を密輸され、臨界点を越えた怒りに打ち震えるカームは、鍛え抜かれた己の肉体と超人的なムエタイ技術を武器に、単身、組織の中枢に入り込んで、すべてを破壊する計画を立てる。


人気急上昇中(?)のタイ人俳優トニー・ジャー主演のアクション映画だ。

家族同然に暮らしていた象を盗まれたことから、単身でオーストラリアに乗り込んだ主人公が、敵をバッタバッタとなぎ倒しながら象を取り戻そうとする、というストーリーだが、展開はともかく、ただひたすら「とにかく主人公が強い」という映画だ。

最初は、誰が味方で、誰が敵なのかかよくわからない。
まっ、敵は顔をみればだいたいわかるが。

そのうち、本当に悪いヤツがわかってきて、最後に誰が象を盗んだのか、ということがわかるのだが、ラストはあんな展開になるとは思わなかった。
ちゃんと象を救出すると思っていたのに。

確かに、あれで主人公が完全にキレてしまい、それこそ襲い掛かるテキをムチャクチャに叩きのめしてしまうわけだが、もう少しハーピーエンドに近いものにしてもよかったのではないか、という気がした。

アクションは申し分ないと思う。

まあ、この手の映画にありがちな、最初は敵にボコボコにやられるのに、次の瞬間急に強くなって、逆に相手をボコボコにする、というのが、やはり出てきたのは気になったが。
不意を突かれてやられてしまったのならともかく、まともに闘っていて、どう考えても勝てそうにないような相手だったのに、一度やられて再び起き上がった時には、前よりもはるかに強くなっている、というのには、どうにも納得がいかない。

ただ、スピーディーな流れの中でやっているので、あまり違和感がない、というのも正直な感想なのだが。

いずれにしても、最後あまり爽快感がなかったのはマイナスだったと思うが、全体的に特に変なところもなく、なかなか楽しめた作品だった。

ということで、評価は「B」とした。

ところで・・・

今回の悪役はチャイニーズ・マフィア。
つまり、シナ人ということだ。

世界中に進出し、内側から侵食していっているシナ人(華僑)だが、特にタイにおいては、シナに対するイメージは相当悪いらしい。

そういった感情がモロに出ている映画だ、と言っている人がいた。
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