映画評120 ~ Goal ! (06.6.4)

今回は「Goal!」


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映画史上初となるFIFA公認のサッカー映画3部作の第1弾、だそうな。

主演は、クノ・ベッカー
共演は、スティーブン・ディレイン、アンナ・フリエル、アレッサンドロ・ニヴォラ、マーセル・ユーレス
その他、ショーン・パートウィー、トニー・プラナ、そしてベッカム、ラウル、ジダン、シアラー、ジェラードなど

<ストーリー>
プロを夢見てL.A.の地元サッカーチームで活躍するラテン系青年サンティアゴは、ある日スカウトに才能を見出され、ニューカッスル・ユナイテッドの入団試験を受けるチャンスを得る。父の反対を押し切り単身渡英し、逆境に苦しみつつも入団を果たした彼は、今まで以上に熾烈な競争と困難に立ち向かっていく。


ワールドカップ・サッカー人気に便乗したスポ根映画だ。

私もサッカーは大好きなので、内容はともかく見てがっかりするとは思わなかったので、無条件で見た。

結果は、「そりゃあ、あんなシーンを見せられたんじゃあ、感動しない方がおかしいぜ!」と柄にもなく関東弁が出てしまうほど・・・・
というわけにはいかず、もちろん感動シーンはあったものの、余りにも出来すぎな構成に、ちょっと興ざめする面もあったので、評価は「B」とした。

主演のクノ・ベッカーは、イングランドの有名選手に似た、いかにも胡散臭い名前だが、サッカーはそこそこやるようだ。

ストーリーは、メキシコからアメリカへ不法入国した若者が、父親と対立しながらも、サッカーへの情熱を捨てきれず、幸運にもスカウトの目に止まって、いざサッカーの母国イングランドへ、そして夢を現実のものにする、というサクセス・ストーリーだ。
一流のプロ選手になるためには、数々の苦難が待ち受けており、主人公も何度も挫折しながら・・・・と思わせておいて、実際にはそんなのは一瞬だけで、すべてが都合よく回転する。

プロテストで散々な結果だったにもかかわらず、なぜか生き残り、彼の素質に嫉妬した同僚から屈辱的な仕打ちを受けたにもかかわらず、その同僚が、いつの間にか主人公に悪質なファールをした相手選手に報復をするほどの味方になる。

他チームから移籍してきたスター選手は、どうしようもなくいいかげんな選手なのだが、どういうわけか主人公をどん底から救い上げ、なぜか急に改心をして、すばらしいプレーを連発し、最後の最後に主人公に最高のお膳立てをする。

ここまでご都合主義丸出しの映画も珍しい。

スポーツ映画なのだから、ゴールのシーンは、たとえ「筋書き」だとはわかっていても感動してしまうものだ。
だったら、そこへたどりつくまでの展開は、もっと厳しいものであるべきではないのか。

主人公の父親も、サッカーチームの監督も、いい味を出していただけに残念だ。

途中で、ベッカム・ジダン・ラウルなとも出演していたが、ただ出ていたというだけ。

この映画もパート3まであるそうで、パート3には中田英寿も出るそうだが、そんなことで観客を引き寄せるより、もっと他にやることはあるんじゃないかと思う。
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