映画評134 ~ 涙そうそう (06.9.23)

今回は「涙(なだ)そうそう」

eiga060923.jpg


主演は、妻夫木聡、長澤まさみ
共演は、麻生久美子、塚本高史、中村達也、森下愛子
その他、大森南朋、船越栄一郎、橋爪功、小泉今日子など

<ストーリー>
那覇で自分の店を持つことを夢見て働く兄の洋太郎のところへ、高校に合格した妹のカオルがやって来て同居することになった。やがて資金が貯まり、店が開店を迎えようとしたとき、洋太郎は詐欺に遭って莫大な借金を背負ってしまう。それでも洋太郎は、カオルを大学に進学させるために必死に働くが・・・


もちろん、目的は「長澤まさみちゃん、かわい~い」というのを見ることだけだった。

で、もちろんかわいかったし、演技もなかなか良かったと思う。
ただし、内容がちょっと。

前半は良かった。

妻夫木聡演じる洋太郎も、人柄の良さがにじみ出ていたし、長澤まさみ演じるカオルと久しぶりに会って、楽しく会話するところも良かった。

ただ、洋太郎が、船越英一郎演じる詐欺師にあっさり騙されるあたりから、ちょっと展開が雑になったような気がする。

最終的に洋太郎は死んでしまうのだが、そのあたりもちょっと唐突な感じがした。
それまでの無理がたたった、ということらしいのだが、それまでがあまり無理しているようにも見えなかっただけに、余計に唐突な感じだった。

カオルが台風に襲われた夜に、家の窓ガラスが割れてオロオロしているところに、突如洋太郎がやってくるのも、何だかとても不自然。
あの暴風雨の中を、いったいどうやって来たのか、よくわからない。

そこで、洋太郎は突然倒れるわけだが、前兆がほとんどない(直前に、ちょっと咳き込む場面はあったが)だけに、まさか死ぬとは思わなかった。
また、病院で洋太郎の元恋人に会うのは、医者の研修中なんだからいいのだけれど、そこから急に容態が悪くなるものだから、見ている方がついていけない。

葬式の後、カオルが海辺でたたずんでいるところに、ばあやがやってきて慰めるのだが、おばあちゃんでは、雰囲気は出ない。
だいたい、あのおばあちゃん役も下手だったし。

最後、洋太郎からカオルの成人式用の着物が届いたところで終わるのだが、まだ続きがありそうな感じで、何だか終わった気がしない。

結局、実の兄妹ではないのだから「許されない愛」ではないのに、中途半端に恋愛が終わってしまったものだから、見終わった後の充実感がなかった。

ついでに言うと、カオルの幼い頃を演じた女の子はブ○イクだったので、感情移入できなかった。
こういうのも、結構影響すると思うのだが。

ということで、最初期待していただけに、ちょっと残念だったので、評価は「C」とした。

長澤まさみって、こういう悲劇よりもコメディタッチの方が合っていると思う。
途中で、誰かが死んでしまって泣いちゃうのはいいけれど、最後は笑ってほしい。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
782位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
355位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR