映画評144 ~ 旅の贈りもの 0:00発 (06.11.3)

今回は「旅の贈りもの 0:00発」

主演は、櫻井淳子
共演は、多岐川華子、徳永英明、大平シロー、大滝秀治、黒坂真美
その他、樫山文枝、梅津栄、石丸謙二郎、小倉智昭、細川俊之、正司歌江など

<ストーリー>
年下の恋人とのハワイ旅行を目前に彼の浮気を知り、逃げてきた由香。自殺サイトの仲間と集団自殺するつもりだった華子。どこか夢見がちなミチルにリストラされたサラリーマンの若林らは、偶然にも深夜0時00分に大阪駅を出発する行き先不明の電車に乗り込み・・・


鉄道を舞台とした日本映画である。

場末の映画館でやっていた映画で、予告で見たわけでもなく、雑誌にも載っていなかったのだが、何となく見てしまった。

最初は、皆の乗った列車が時を超えて架空の駅に到着する、というストーリーを勝手に描いていたのだが、全然違った。
ただ、その都度行き先が違う、というだけの設定だった。

その行き先というのが、日本海にある小さな駅で、ここで主人公たちの素性が、徐々に明らかになっていく。

桜井は、年下の彼氏の浮気現場を見て逆上し、そのままこの列車に乗ったキャリアウーマン。
多岐川は、インターネットの自殺サイトで知り合った連中と自殺の約束までしたのだが、結局死ぬことができず、フラフラとこの列車に乗った女子高生。
その多岐川から「一緒に死のう」と言われるのが、大平シロー演じるリストラされたサラリーマン。
それぞれが曰くありげな理由を引っさげて、この田舎町で過ごすうちに、最後には自分なりの結論を見出していく、という流れだ。

内容的には、ベタな展開が結構あって、うまくいきすぎの感(特に、最後大平シローが実家に電話を入れた時の娘の対応)があったのだが、全体的に特に違和感もなく、良かった。
まったく期待していなかっただけに、意外な掘り出し物という感じだろうか。

櫻井淳子は綺麗な女優さんだが、ちょっとキツいイメージなので、あまり好きではない。
多岐川華子も、お母さん(多岐川裕美)似でかわいいが、まだ若くて主役をはれる器ではない。
徳永英明も、町に住み着いたお医者さん、といういい役どころなのに、ちょっとセリフ回しが下手くそだ。

結局、誰が主役なのかよくわからない感じだったのだが、大滝秀治や樫山文枝・梅津栄などの脇役に支えられて何とかうまくまとまった、という感じ。
逆に言うと、それがまた良かったのかも知れない。

ただ、子供役がちょっとブサイクだったし、何よりも演技が下手なのが目立った。

これがなければ、もうちょっとよかったのに、と思いながらも、なかなか面白かったと思う。
ということで、評価は「B」とした。
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