映画評150 ~ エラゴン 遺志を継ぐ者 (06.12.17)

今回は「エラゴン~遺志を継ぐ者」

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史上最大級と宣伝されているファンタジー・アドベンチャーだ。

主演は、エド・スペリーアス
共演は、ジェレミー・アイアンズ、シエンナ・ギロリー、ロバート・カーライル、ジャイモン・フンスー
その他、ジョン・マルコヴィッチ、ギャレット・ヘドランド、ゲイリー・ルイス、レイチェル・ワイズなど

<ストーリー>
かつてはエルフやドワーフが人間と共存する平和な土地だったが、今では邪悪なガルバトリックス王が支配する遥か彼方の帝国アラゲイシア。農場に暮らす17歳の少年エラゴンは、ある日、森の中で光を放つ青い石を見つける。その石は、世界の命運を握るドラゴンの卵だった。


ストーリーは、ファンタジーの王道そのもの。
善と悪、陰と陽が混在する世界の片田舎に主人公エラゴンが、ある日不思議な石を拾ったことから、運命が大きく動き出す。
その石は何とドラゴンの卵で、やがて成長し、エラゴンと一体となって悪の王であるガルバトリックスへ勝負を挑む、というもの。

とにかくファンタジーだから、少々のストーリーでも楽しく見られると思っていた。

ところが、何だか妙にユルい。
展開が早すぎるせいかも知れないが、生まれたばかりのドラゴンがあっという間に成長してしまうし、主人公も昨日までただのガキだったのが、翌日にはすでに英雄になっている。
ダイジェスト版を見ているようで、中に入っていけない感じがした。

でも一番のネックは、この主人公エラゴンに感情移入ができなかったことだろう。
何せ頭が悪い。

劇中でも、ジェレミー・アイアンズ演じるブロムから「勇気があるが、その何倍も愚かだ」と言われていたが、この愚かさは尋常ではない。
「勇気」と言うよりは、単に「無謀」なだけだし、その行動の基盤が頭の悪さなのだから、見ていて「アホか、こいつは」としか思えない。

正義の戦いでも聖なる戦いでも何でもいいのだが、そういう時に一番厄介なのが、こういう頭が悪い上に無謀なヤツだ。
こういうヤツがいるせいで、味方全体が危険にさらされてしまう。

普通の映画では、この役はヒロインか主人公の友達である。
少なくとも、主人公のキャラクターではないはずだ。

細かいところを言えば、他にもある。

どうして、ドラゴンをメスにしたのだろうか。
あんなバケモノが女性の言葉を話すものだから、何だかものすごく違和感があった。

しかもこのドラゴン、自由に空を飛べるのだが、ケガをした時には、飛行機のような降り方をする。
まさに胴体着陸だ。
こんなのは初めて見た。

そんなこんなで、結局最後までモヤっとしていた。
しかも、悪の王様はまた倒されていないのだから、どうせ続編が出るのだろう。

ということで、今回は残念ながら評価は「C」とした。
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