映画評17 ~ ラスト・サムライ (03.12.09)

今回は、「ラスト・サムライ」

主演は、トム・クルーズ
共演は、渡辺謙、真田広之、ティモシー・スポール、ビリー・コノリー、トニー・ゴルドウィン
その他、小雪、中村七之助、福本清三、原田眞人など


<ストーリー>
明治維新直後の日本。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。やがて、政府と発展著しい日本市場を狙うアメリカ実業界との思惑が一致、政府軍指導のため南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉が日本にやって来る。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、ある時、政府に反旗を翻す侍のひとり、勝元と出会った。そして、彼ら侍たちの揺るぎない信念に支えられた“サムライ魂”を感じ取った時、オールグレンは失いかけたかつての自分を思い出していく


いや~、これは良かった。

今年最高の映画かも知れない。
最後の壮絶な戦いでは、思わず目頭が熱くなってきたほどだ。

最初に言うと、評価はもちろん「A」

最初150分は長いかな、と思っていたが、終わってみればそうでもなかった。

主役のトム・クルーズよりも、準主役の渡辺謙の存在が光っていた。
明治維新直後の武士にしては、英語が流暢すぎる感じはしたが、貫禄十分だった。

真田広之も、渋い役どころだったが、いい味を出していたし、「日本一の斬られ役」福本清三がいい役をもらっていた。
小雪は、テレビ等で見る時はあまりいいイメージがなかったが、何だかものすごく綺麗に見えた。
トム・クルーズは、ちょっといい役もらいすぎか?
カッコ良すぎる感じはしたが、小雪との過剰なラブ・ロマンスがなかったのにはホッとした。

さて、今回の映画の見どころは、その壮絶な戦闘シーンだと思う。
いつも観る映画は、近未来も含めた現代の戦争を描くものが多くて、ほとんどがCGだったりするのだが、時代劇(と言っていいのか?)で、これだけ迫力のある戦いを描いた映画はあまりないかも知れない。
少なくとも、私の記憶の中には浮かんでくるものがない。

特に、残った数十名の軍勢で最後の突撃を行なうシーンでは、死ぬことがわかっていて、というよりは死ぬために戦いに出ていく最後の武士たちの姿が悲壮なまでに伝わってきて、ホント泣きそうになってしまった。

まあ、褒めてばかりでも何なので、しいて不満なところを探せば、最後の場面は余計だったような気もする。

明治天皇がえらくひ弱に描かれているし、大村もかなりたちの悪い人間のように描いている感じがした。
それによって、勝元の存在がより大きく見えるわけだけど、どうせなら新しい時代を築きあげようとする側の人間も、もっとしっかりと描いた方が良かったような気もする。

いずれにしても、期待以上の感動大作だった。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
573位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
265位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR