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映画評169 ~ ドレスデン/運命の日 (07.5.2)

今回は「ドレスデン 運命の日」

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主演は、フェリシタス・ヴォール
共演は、ジョン・ライト、ベンヤミン・サドラー、ハイナー・アウターバッハ、カタリーナ・マイネッケ
その他、マリー・ボイマー、カイ・ヴィージンガー、ユルゲン・ハインリッヒウォルフガング・シュトゥンフなど

<ストーリー>
第二次世界大戦末期の敗色濃厚なドイツで唯一空爆を免れていた東部の都市ドレスデンを舞台に、病院で働く看護師アンナ(フェリシタス・ヴォール)が、空爆に失敗して病院の地下に潜んでいた英国空軍の兵士ロバート(ジョン・ライト)の手当をして匿う。アンナの婚約者である医師アレクサンダー(ベンヤミン・サドラー)は、父親の策略で、ある計画を実行しようとしているのだが、それに気が付いたアンナはロバートとともに逃げようとする。しかし、ついに運命の日がやってくる。


第二次世界大戦時のドイツ・ドレスデンへの無差別空爆を描いたドイツ映画だ。
主演のフェリシタス・ヴォールは、初めてみた女優さんだが、美人ではないものの、なかなか魅力的な女性だった。

ドイツ女性と英国軍人が戦時中にもかかわらず恋に落ちる、というありそうにない設定だが、展開的に特に違和感はなかった。

英国軍人であるロバートが、病院で殺されもせずに生き延びることに少し不満が残るが、フェリシタス・ヴォールの魅力がそれを帳消しにしていたと思う。

それに、ドイツ人なのに、皆英語を話しているというインチキ映画ではなく、ドイツ人はドイツ語、イギリス人は英語を話していたのも良かった。(当たり前か?)

それにしても、ものすごい迫力の空爆シーンだった。
史実に基づいて忠実に再現したそうだが、戦争の悲劇についてあらためて考えさせられた秀作だったと思う。
ちょっと重かったけど・・・・

ということで、評価としては、ちょっと甘めに「A」とした。


ところで・・・

ドレスデンと言えば、文化と芸術の町。
映画では触れられていなかったが、第二次世界大戦中、実はこのドレスデンが「無防備都市宣言」をしていたことは有名な話。

にもかかわらず、ドレスデンは、それこそやりたい放題やられ、町は廃墟と化した。
いかに「無防備都市宣言」が無意味であったかということだ。
この宣言は、あくまでも「相手がジュネーブ条約を守ることを期待する」程度の意味合いしかない、ということ。

相手が攻撃してきたからと言って、国際法違反だとかで罰せられることはない。
つまり、ほとんど意味のない宣言であるわけだ。

それなのに、脳ミソお花畑の連中は、「無防備都市宣言をしよう」などとわけのわからない自己満足の世界に浸っている。
こんなもの、有事の際には「ここは、まったく抵抗しない地域ですので、どうぞ攻めてきて下さい」と言っているようなものだ。
そんなこともわからないアホども。

軍隊を持っていない、というだけで「コスタリカがいい」というヤツ。
社会保障が整っているから、というだけで「スウェーデンがいい」というヤツ。
いずれも、実態がどうなのかまったく知りもしないで持ち上げているアホだ。
そこまでやろうとするのなら、いざという時に「国民皆兵制度を敷く」とか「ムチャクチャ高い税金を取る」など、それなりの覚悟を持つ必要がある。
ところが、この手の輩は、そんな覚悟なんかさらさらなくて、ただ「無防備都市宣言をすれば大丈夫」とか「憲法第9条があるから戦争は起こらない」とか信じている。
脳ミソが腐っているとしか思えない。
こういうヤツは、一度調べてみればいい。

この映画を見ながら、そんなことを考えていたら、ちょっと熱くなってしまいました。
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