映画評19 ~ 半落ち (04.1.11)

今回は、「半落ち」

今年最初の映画は日本映画となった。

主演は、寺尾聰
共演は、柴田恭兵、原田美枝子、吉岡秀隆、鶴田真由、伊原剛志、石橋蓮司
その他、國村隼、高島礼子、奈良岡朋子、樹木希林など


<ストーリー>
刑事で警察学校教官の梶が警察に、「私は妻を殺しました」と自首してきた。県警刑事部の志木が取り調べにあたるが、梶は妻殺害後2日間の行動については固く口を閉ざしていた。


何だか中途半端な時代劇のようなタイトルだが、なかなか重い映画だった。

妻を絞殺した夫が、警察に自首するまでの2日間の行動が、この事件の鍵を握るというストーリーで、最後もドンデン返しというやつではなく、シリアスな結末だった。
警察内部の醜い姿をさらけ出してはいたものの、特に極端でもなく、全体のストーリーに変な影響はなかったと思う。

ただ、最初に出てきた事件が、全体のストーリーとは何の関係もなかったことと、新聞記者である鶴田真由と、その上司が恋愛関係にあるというのは余計だったように思う。
最後にラーメン屋の青年が出てくるが、ここでもっと感動するかと思っていたが、意外とそうでもなかったのは、もしかしたら無意識にもっと別の結末を期待していたのかも知れない。

主演が寺尾聡ということで、最初はちょっと迷ったのだが、どうしてどうして渋い演技だった。
伊原剛史が準主役級の検事役、というのにはちょっと驚いたが、これまたなかなかの演技だった。
刑事の柴田恭平は予想通り。
同じく柴田の上司役の石橋蓮司も、いつもはどちらかと言うと悪徳警察幹部みたいな役が多いのだが、今日は柴田をかばう面も見せる渋い役柄だった。
樹木希林、原田美枝子など脇役陣も言うことなし。

それと、これが一番言いたかったのだが、裁判官役の吉岡秀隆。

あれは、完全なミスキャストだろう。
どう見たって、ただの子供だし、髪型だって中途半端な長髪で、まだ学校へ通っているガキにしか見えない。
セリフにしても、重みが全然なくて、「北の国から」の演技とまったく同じ。
どこからどう見たって裁判官には見えない。
頭も良さそうには見えないし、しかも頼りない。
こんなヤツがタイトルロールで、3番目(寺尾・原田の次)に出てくるなんてゼッタイにおかしい!

いったい誰がこんなやつをキャスティングしたのか。
裁判の最後で胸に突き刺すようなセリフを吐く重要な役柄であるのに、こんなヤツが泣きそうな顔で頼りなく言ったのでは台無しではないか。

いずれにしても、こいつのおかげでちょっと残念だった。

ただ、評価としては「A」とします。

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