映画評189 ~ パーフェクト・ストレンジャー (07.9.29)

今回は「パーフェクト・ストレンジャー」

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主演は、ハル・ベリー
共演は、ブルース・ウイリス、ジョヴァンニ・リビシ、ゲイリー・ドゥーダン、クレア・ルイス
その他、リチャード・ポートナウ、ニッキー・エイコックス、フロレンシア・ロザーノ、ハイジ・クラムなど

<ストーリー>
新聞記者のロウィーナ(ハル・ベリー)は、幼なじみのグレース(ニッキー・エイコックス)が殺された事件を調べることになる。ロウィーナは、グレースが広告代理店のCEOにして大富豪のハリソン・ヒル(ブルース・ウイリス)と不倫の関係に陥り、そのネタで彼を脅迫しようとしていることを、グレース本人から聞かされていた


宣伝では「ラスト7分11秒までは、真犯人は絶対にわからない」とあったが、こんな書き方をしたら、おのずと真犯人は絞られてくるから、かえって逆効果だと思うのだが。

まず、犯人だと思われているブルース・ウイリス演じるハリソンは除外される。
そして、終盤で、主人公の協力者である男が、実は相当怪しいという状況が描き出される。
これによって、この男も除外される。
ということは、結局残った人物で、たいした役柄ではない者を除くと、真犯人は・・・主人公しか残らない。
実に簡単じゃん!

ということを考えながら見ていたわけではなく、終わった後そう思っただけ。

主人公が真犯人、という発想は面白いと思う。
でも、そこに至るまでの展開がやや強引すぎる。

確かに、主人公が、昔父親から性的な虐待を受けていたらしい描写が出てくるが、中盤以降に唐突に出てくるので、何だか違和感がある。

ついでに言うと、母親が父親を殺した後、庭に埋めようとするのだが、周りからはモロ見えの場所で、あんな作業をするなんてバカ丸出しだ。
女友達に見られて当然、どころか、普通やろうなんて思わないだろう。

しかし、一番違和感があるのは、ハリソンを犯人に仕立てるための工作が稚拙だということだ。
殺された女性と交友があり、しかも脅迫されていたとか、毒薬を持っていたとか、いろいろ証拠は挙げられてはいるが、肝心の本人に何も証言させていないなど、展開が一方的すぎる。

事実ハリソンは犯人ではないのだから、アリバイだとかいろいろ反論するだろうに、そんなものは一切なし。

さらに違和感があるのはラスト。

協力者であった男に事実をつかまれて脅迫された時に、包丁で刺し殺すのだが、この後の行動もまた稚拙。
キッチンの上のものをぐちゃぐちゃにして、いかにも争ったかのように偽装するわけだが、あんなものは、調べれば変なことはすぐにわかるだろう。

途中まではまずまず面白かったのに、余計な宣伝と強引なドンデン返しのせいで、面白さが半減してしまった。

ということで、評価は「C」とした。
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