映画評190 ~ パンズ・ラビリンス (07.10.8)

今回は「パンズ・ラビリンス」

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主演は、イバナ・ゲレロ
共演は、セルジ・ロペス、マルベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル
その他、アレックス・アングロ、ロジェール・カサマジョール、マノロ・ソロ、セサール・ベアなど

<ストーリー>
1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリア(イバナ・バケロ)は、この恐ろしい義父から逃れたいと願うばかり自分の中に新しい世界を創り出す。オフェリアが屋敷の近くに不思議な迷宮を見つけ出して足を踏み入れると、迷宮の守護神が現われ彼女に危険な試練を与える


結論から言うと、あんな結末になるとは思わなかった。

もちろん悲しい結末ではないが、かと言ってハッピー・エンドでもない。
でも、想像していたよりは面白かった。

ただし、難点がいくつかあった。

まず、オフェリアが2つ目の試練をクリアできなかった状況。

試練の内容の中に「決して何も食べるな、何も飲むな」というのがあったが、1つ目の試練である、「腐った木の根元に住んでいる大ガエルに何かを飲ませて、体の中から金の鍵を取ってくる」というものに対して、あんなドロドロの中を、恐れずに入っていったほどの勇気の持ち主であるにもかかわらず、いとも簡単にブドウ2つをつまみ食いしてしまう。
これは、あり得ない!

例え空腹であったにしても、あそこで食べ物に手を出すことなんて、物語の展開からしても無理がある。
私は、好意的に「たぶん、魔法か何かに引っかかって、つい手を出してしまったのだろう」と思っていたのだが、その後パンから追及された時に「2つくらいはいいかと思って」と言い訳をしていた。
ゼッタイにあり得ない!

そして、もう一つ。
オフェリアに睡眠薬入りのウィスキーを飲まされた大尉が、オフェリアを追って森に入るのだが、最初フラフラしていた大尉が、赤ん坊を取り返して元に戻る時には、ごく普通に歩いていた。
もしかして監督は、睡眠薬を飲んだという事実を忘れちゃったのか?

ついでに言うと、メルセデスに口を裂かれた大尉が、その裂けた口を自分で縫うシーンがあったが、あんなグロテスクな場面を何だって映そうとしたのか、よくわからない。
気持ち悪いだけだったぞ。

いずれにしても、この監督さんの考えていることがまったくわからなかったので、それがなければもっと面白い作品になったと思う。

とは言え、全体的には面白かったので、評価は「B」とした。
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