映画評193 ~ クローズド・ノート (07.10.28)

今回は「クローズド・ノート」

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主演は、沢尻エリカ
共演は、竹内結子、伊勢谷友介、永作博美、板谷由夏、田中哲司、サエコ
その他、篠井英介、山口愛、栗田麗、石橋蓮司など

<ストーリー>
女子大生の香恵(沢尻エリカ)は引っ越しの際、前の住人が忘れていった1冊のノートを見つける。ある日、香恵は画家の石飛(伊勢谷友介)に恋をするが、相談相手の親友ハナは留学中で連絡もままならない。もやもやした気持ちを紛らわすように香恵はノートを開くが、挟まれていた写真にノートの持ち主の伊吹(竹内結子)がいた


主演は、問題児・沢尻エリカだ。

公開時の挨拶で態度が悪かったとして評判となったエリカ様の映画は、これが初めてとなるが、最初は長澤まさみのライバルとなるこいつの演技を見てやろうと意気込んでいた。

結論から言うと、やはり下手だ。
一つひとつのセリフや、特に泣く場面では、他の役者との差は歴然だった。

でも、ストーリーは良かったと思う。
途中までの小さなエピソードが、最後には全部一つにまとまる展開は、見ていて清々しかったし、ほろっとさせられる物語だった。

もちろん、竹内結子は良かった。
彼女が主役と言っていいほどで、さすがだと思う。

伊勢谷友介も、いい味を出していると思う。
中村嘉葎雄も、ピリっとした存在感だった。
意外に、永作博美が良かった。

ただし、所々に変なところがあった。

まず、冒頭で沢尻演じる香恵が引越しをした先のアパートで、サエコ演じる彼女の親友が、竹内結子演じる伊吹の日記を見つけるくだり。

壁についてある鏡を見て「あれっ?」と声をあげ、「この鏡、開くんじゃないの」ということで、中に忘れていた日記を見つけるわけだが、これはムチャクチャ違和感があった。

あんなもの、普通に開くと思うだろうから、あそこまで驚くわけがない。
何気なく開けてみたところ・・・という設定で十分ではなかったのか。

それから、香恵がマンドリンを弾くという設定。

練習でも下手くそで、結局演奏会でも失敗するのだが、それなのに、伊勢谷演じる石飛から「個展でマンドリンを弾いてくれ」と頼まれると、当然のようにOKしていた。
あり得ない。

あれだけ音がはずれるほど下手くそな人間であれば、好きな人の前だけならともかく、個展という不特定多数の前で弾けるわけがない。

だいたい、石飛の前では普通に弾いていた。
要するに、わざわざ下手くそだという設定にする必要はなかったと思うわけだ。

それから、サエコの元彼は不要だ。
気持ち悪い男だし、香恵に横恋慕する姿もみっともない。
変に目立つだけ。

最後に、香恵が伊吹の勤めていた学校に顔を出したとき、学校の窓から元教え子たちが、一斉に紙飛行機を飛ばしたのも違和感があった。
映像的には綺麗なのかも知れないが、意味がよくわからない。

ということで、いろいろあったけど、評価は「B」とした。
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