映画評20 ~ バレット・モンク (04.1.17)

今回は「バレット・モンク」

主演は、チョウ・ユンファ
共演は、ショーン・ウィリアム・スコット、ジェイミー・キング、カレル・ローデン
その他、ヴィクトリア・スマーフィット、マコ、ロジャー・ユアンなど


<ストーリー>
人知れず、チベットの僧侶たちによって代々守り伝えられている究極の巻物。それは、この世を天国にも地獄にも変えることのできる強大な力を秘めていた。そして、ある3つの預言を成就した者だけが、60年間に渡り巻物を守護するための奇跡の力を与えられる――。現代のニューヨーク。ひとりのチベット僧が降り立つ。60年前に巻物の守護者となった彼は、その任を引き継ぐ後継者探しにやって来たのだった。と同時に、巻物を狙う武器商人ストラッカーに追われる身でもあった。そんなチベット僧は、ある時、スリの若者カーと出会うのだが・・・


チョウ・ユンファの主演作を見るのは、実は初めてだ。
見た目ものすごく貫禄があるので、いつか見てみたいと思ってはいたのだが、なかなか機会がなく、今回やっと実現したわけだ。

しかし、この映画にあのジョン・ウーが絡んでいるのが気になった。
この二人は「狼たちの挽歌」以来のコンビらしいが、ジョン・ウーについては、これまでも何度か言っているように、いつもがっかりさせてくれる、今もっとも嫌いな監督だ。

人物描写とか無茶苦茶だし、アクションシーンにしたって、ワンパターンでわけのわからないものが多い。
よく言われるのが「必ずスローモーションが入る」「いつも2丁拳銃」「弾は切れることなく、いつまでも撃ち続けられる」「なぜか教会が出てきて、その中をなぜかハトが飛ぶ」などであるが、今回教会とハトは出てこなかったが、後はその通りだった。

さて、ストーリーだが、結局最後までよくわからなかった。
チベット僧による神秘的な力の話かと思いきや、何だかインディー・ジョンーズっぽくなってきて、チンピラは出てくるわ、ナチの残党は出てくるわ、マフィアは出てくるわ、もうわけがわからない。

最後は、チンピラとマフィアの娘が実はチョウ・ユンファの後継者だったという、ホント無茶苦茶なストーリーだった。
アクションも、ワイヤーを駆使したつまらないもので、迫力がなかった。
何であんな不自然な動きになるワイヤー・アクションを多用するか理解できない。

ところで、素朴な疑問なんだけど、チョウ・ユンファって上手いのだろうか?
英語の発音が何だか日本人みたいで、全然流暢じゃなかった気がするが。
貫禄があるのは認めるけど、ちょっとがっかりした。

それと映画の途中で投げかけられた「ホット・ドッグを作るのに、パンは8つなのに、なぜソーセージは10本なのか」(だったっけ?)という問いがあり、何やら意味深な雰囲気を醸し出していたが、ラストシーンでその正解が示されたにもかかわらず、さっぱり意味がわからなかった。しかも、たいした意味なんかなさそうだし。

結局、最後の最後まで楽しむ部分のない退屈な作品だった。
感動もなし面白さもほとんどなしの空虚な2時間。
やっぱり心配していた通りになってしまった。

評価は、もちろん「C」にした。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
573位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
265位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR