映画評200 ~ 沈黙の報復 (07.12.30)

区切りの200本目である今回は「沈黙の報復」

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主演は、スティーブン・セーガル
共演は、エディ・グリフィン、カーク・B・R・ウォーラー、リーズル・カーステンス
その他、カルメン・セラーノ、ジェイド・ヨーカー、ダニー・トレホなど

<ストーリー>
サイモン(スティーヴン・セーガル)の1人息子で、潜入捜査官をしているマックス(コリー・ハート)が、何者かの凶弾に倒れてしまう。怒りに燃えるサイモンは、息子を殺害した犯人を探し出すことを決意。復しゅう心だけが原動力となっているサイモンは、単身でギャングが集まる危険なエリアに踏み込むが


スティーブン・セーガル主演の3部作「おやじの映画祭り」シリーズの最後を飾る作品だ。

原題は「Renegade Justice」だから「反逆の正義」とも言うべきか。
いずれにしても、全然「沈黙」はしていない。
前作がセーガル映画史上最低の作品だっただけに、逆の意味でちょっと期待していた。

まあ、今までのセーガル映画と何ら変わりないが、今回は拳銃やライフルもぶっ放す。
変な小細工がない分、小気味いいが、主人公の言っていることとやっていることが全然違う。

セーガル演じるサイモンは、「息子を殺したヤツを殺す」と言い、「誰が命令したかは関係ない。誰が殺したかだ」と言っていた。
これだと、どう考えても、「復讐する相手は、息子を殺したヤツ一人」と読める。

ところが実際には、邪魔するヤツらはほぼ全員殺している。
そして、最後の最後、息子を殺した憎い相手を始末するのだが、その時に自分を殺そうとしたギャングのボス・アーマンドを、結局殺さない。

アーマンドは、去り行くセーガルの背中を見ながら「クールな野郎だぜ。まさにギャングだ」と呟くのだが・・・ちょっと待て!!

息子を殺せと命令した一番悪いヤツは、このアーマンドなんだぞ。
普通なら「お前だけは許せない!」と言わなければならない一人だと思うのだが。

こんなムチャクチャなストーリーを、よく思いついたものだ。
このラストシーンを見て、ちょっと唖然としてしまった。

セーガルは、このラストを「カッコいい」と思っているんだろうか。

セーガルが、相変わらず強いのはいい。
今さら驚かないから。
今回は、申し訳程度に一度重傷(?)を負うのだが、次の瞬間には歩き回っている。
これもいい。
何せ「今まで一度も負けたことのないオヤジ」なんだから。
だけど、根幹に関わる部分が、こんなにいいかげんでいいのか。

途中までまずまずだっただけに、最後にはがっかりした。

ということで、評価は「C」とした。
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