映画評208 ~ バンテージ・ポイント (08.3.8)

今回は「バンテージ・ポイント」

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アメリカ大統領狙撃事件を題材にしたサスペンスだ。

主演は、デニス・クエイド。
共演に、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィッテカー、サイード・ダグマウイ、エドゥアルド・ノリエガ、エドガー・ラミレス
その他、シガニー・ウィバー、ウィリアム・ハート、ゾーイ・サルダナ、ブルース・マッギル、ジェームズ・レグロスなど

<ストーリー>
シークレット・サービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は・・・


終わった後の感想は、一言で言って・・・「いやあ、すごい!」だった。

登場人物は、大統領狙撃事件の目撃者、というかその場にいた8人。
映画は、その8人のそれぞれの立場・視線で語られていく。
つまり、同じ場面が8つの視線で描かれているということだ。
そして、最後にその8つは、すべてが一つに繋がっていく。

最初は、狙撃が起きた12時前後の同じ場面が8回出てくるので、何がなんだかよくわからなかった。

ところが、次の場面が出てくるたびに、それまでの場面とのつながりが見えてくる。
しかも、「寸止め」手法というのか、本人の「まさか!」という言葉で終わり、次の場面に移るので、こちらとしては、先が気になってしょうがない。
どの場面にも不要なものはない、と言ってもいいくらい、うまくできている。
驚いたのは、大統領の視線でも描かれていることだ。

その中で、主演のデニス・クエイドは、シークレット・サービスを演じている。
あまり主役顔をしていない感じもするが、なかなか渋い演技をしていた。

マシュー・フォックスと言う人は、テレビドラマ「LOST」で人気の俳優さんらしい。
シガニー・ウィバーは、ちょっと老けた感じだ。
もしかして、エイリアンの影響か?

カーチェイスも、なかなかの迫力があった。
最後は、まあ出来すぎのような気もするが・・・

ただ、自分自身で情けなかったのが、途中まで筋を捕らえきれていなかったこと。
もちろん具体的には書けないが、これがわからないようでは、「趣味:映画」なんで書けないような情けなさだった。

いつもながら、「あっ、そういうことだったんだ!」と思うことが多いのは情けない。
登場人物が、それぞれ誰であるかよく把握していないからダメなんだろうなあ。
とは言え、最後まで飽きさせない展開だった。

ということで、評価は文句なく「A」とした。

今年は、いつになくなかなかいい映画に当たっているような気がするが、その中でもナンバーワンの出来だったと思う。

まあ、しいて言えば、大統領狙撃のポイントは、普通事前に潰しそうな気がするのだが・・・
あれでは、どこからでも狙撃できることになると思うぞ。


ところで・・・

声優の広川太一郎さんが亡くなった。

最近見ないな、と思っていたら、がんで入院していたのだそうな。
広川さんは、私の一番好きな声優さんだ。

奇しくも、ついこの間「モンティ・パイソン」の吹替え版を購入したばかり。
何よりも、広川さんが吹替えをやっているエリック・アイドルが、一番好きだった。
「しちゃったりなんかしたりして・・・」というセリフが印象的だった。

合掌!
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