映画評223 ~ 隠し砦の三悪人 (08.5.10)

今回は、「隠し砦の三悪人」

eiga080510.jpg


長澤まさみ主演の時代劇だ。

と思っていたら、映画のエンドロールでは、最初に出てきたのは、松本潤だった。

でも、私の中では、もちろん主演は長澤まさみ
共演は、松本潤、阿部寛、椎名結平、宮川大輔、甲本雅裕、皆川猿時、田鍋謙一郎
その他、坂野友香、古田新太、生瀬勝久、徳井優、上川隆也、國村隼など

<ストーリー>
国境を接していた戦国時代の3国、早川・秋月・山名。この中で、三国統一を目指す山名が秋月に攻め入り、これを落とすが、秋月の城主の一人娘雪姫(長澤)は、雪姫の命を守る真壁六郎太や軍資金とともに城から脱出を図る。一方、秋月領内での強制労働から逃げ出した金堀師の武蔵(松本)と木こりの新八は、ひょんなことからこの二人のお供をすることになる。雪姫を追ってきた鷹山刑部(椎名)率いる山名の軍勢に、一度は雪姫と六郎太は捕まるが、武蔵と新八によって助け出され、見事早川の国に逃げのびる。


その昔、黒澤明監督が三船敏郎を主演にして撮った映画のリメイク版だ。

スターウォーズにも影響を与えた偉大な作品らしい。
主役は、もちろん六郎太であり、雪姫はヒロインである。
後の二人は、そのおまけに過ぎない。

しかし、この映画では、ジャニーズである松本潤を武蔵役で使っている(当然、六郎太の役は無理)ため、平民と一国一城の主の娘との恋愛物語、というわけのわからないものになってしまっている。

それは、まだいいのだが、この松本潤が下手クソ!
直前にやっていた「花より男子」の予告編にも出ていたが、とてもじゃないが、主役をはれるようなタマじゃない。
宮川大輔も、キャラを作りすぎ。
ただのバカにしか見えないので、かなりの損な役回りだったと思う。

一方で、長澤まさみは良かった。(贔屓目もあるだろうが・・・)
そして、相変わらずかわいかった。
あと、阿部寛がいい。
眼光鋭く、貫禄も出てきてホントいい役者さんになったと思う。

基本的に、私は時代劇が大好きなので、少々のストーリーであっても、戦いに派手さがあれば大丈夫。
なので、松本潤には幻滅したが、まさみちゃんがかわいかったので、評価としては「B」としたい。

もちろん、変なところは結構あった。

まず、前提として、早川と秋月は同盟国。
にもかかわらず、秋月が山名に攻められた時に、早川からの援軍は一切なし。
いくら奇襲に成功したとは言え、早川の人間たちが呑気すぎるのには少々違和感があった。

次に、武蔵と新八が川原で金を見つけた時、これを咎めようとした雪姫が弓を射るのだが、この雪姫は、追っ手から逃れて隠れている身なのに、いったい何をしに出てきたのか、まったくわからない。

さらに、雪姫たちが山名の軍勢に取り囲まれた時、六郎太は武蔵を助けようと、わざとみね打ちにするのだが、これを雪姫は、殺してしまったと勘違いする。
血も出ていないなど、実際に切り殺す場合と明らかに違うのに、間違えることなどあるのだろうか。

それから、雪姫たちは、金の代わりに鉛をメッキすることで山名をごまかそうとしていたが、山名の兵士は、メッキがはがれたことで、これがニセモノだと気が付く。
どうして、新八から奪ったときに、それをやらなかったのか。
だいたい、金と鉛の重さって、結構違うと思うのだが・・・

また、武蔵が雪姫を連れて脱出しようとして、山名の兵士に取り囲まれ、刑部の側近にまさに切られようとした時、この側近は、誰かに刀で突き殺される。
状況からすると、当然後ろからやられたと思われたのだが、何と突き殺したのは前からきた雪姫だった。
この側近は、刀を持ってすぐ目の前に迫ってきた人間に全く気がつかなかったのだろうか。
考えられない!

そして最後。
六郎太が刑部との戦いに勝ち、刑部は自害しようと拳銃を撃つのだが、これが地中から出てきたガスに引火して、建造中の城ともども大爆発を起こす。
その時、六郎太もすぐそばにいたにもかかわらず、彼は新八とともに、何と大爆発の中を、馬に乗って脱出してきた。
あり得ない!

こんなシーンばかりでした。
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