映画評245 ~ パコと魔法の絵本 (08.9.13)

今回は「パコと魔法の絵本」

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実写とCGを組み合わせたブラック・ファンタジーだ。

主演は、役所広司
共演は、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子
その他、劇団ひとり、國村隼、上川隆也、木村カエラ、貫地谷しほりなど

<ストーリー>
一代で会社を作り、わがまま放題に生きてきた大貫は、持病のため入院していた。病院には、オカマ野郎や、ヤクザ、子役から脱し切れずに悩んでいる役者、言葉遣いも態度も最悪な看護婦など、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていたが、その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。わがままな大貫も、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるようになる。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院のみんなに呼びかける。


しかし、ハチャメチャな内容だった。
でも、笑った。
そして、泣いた。
この手の映画で、これだけ笑ったのも久しぶりだろうし、まさか泣くとは思わなかった。

それにしても、よく出来ていると思う。

病院の連中は、イカれたヤツばかりで、とても現実にはいそうにない連中だが、随所にふさわしい役柄を披露していた。

まず、役所広司は、文句なくうまい!
たぶん、この人がいなかったら、この映画は成立していなかったと思う。

ヒロインのアヤカ・ウィルソンは、決してうまいとは思わなかったが、かわいかった。
その他の俳優たちも、よくこんな役を引き受けたなあ、というものばかり。
上川隆也は、病院の先生で、妙な性癖を持っているのだが、決めるべきところでは決めていた。
国村隼が、まさかこんな役をやるとは思わなかった。
阿部サダヲは、見た目がイヤだったのだが、なかなかいいキャラクターをしていると思う。
土屋アンナと小池栄子も、トンデるキャラを演じていたが、二人とも「これが素じゃないのか」と思わせるくらいハマっていた。

ラストも、ちょっと意表を突かれた。

最後には、イカれた連中も一つになるんだろうな、とは思っていたが、なるほど、「これの方がいいよな」という形だったと思う。
「落ち」も、本来なら危ないところかも知れないが、これまでの流れから、ほとんど違和感がなかった。

ということで、最初は「こんな映画、くだらないに違いない」と思っていたのだが、想像以上に良かったので、ちょっと甘いかも知れないが、評価は「A」とした。
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