映画評268 ~ 特命係長 只野仁最後の劇場版 (08.12.6)

今回は「特命係長 只野仁最後の劇場版」

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人気テレビドラマの映画版だ。

主演は、高橋克典
共演は、桜井淳子、永井大、蛯原友里、田山涼成、近江谷太朗、梅宮辰夫
その他、西川史子、長谷川初範、デビット伊東、赤井英和、チェ・ホンマン、三浦理恵子など

<ストーリー>
大手広告代理店・電王堂の総務二課係長・只野仁(高橋)は、自他共に認めるダメ社員。しかし、彼には知られざるもう一つの顔があった。社内外のトラブルを解決するため会長直属の「特命係長」として暗躍しているのだ。社運をかけたイベントの開催が迫る中、メインキャラクターをつとめる人気グラビアアイドル、シルビアに脅迫状が届き、只野は護衛と身辺調査の特命を受ける。早速調査を開始するが、かつてない強敵が立ちはだかる。果たして・・・


テレビドラマの映画版だから、登場人物の人間関係だとか、あらかじめ知っていないとわかりにくい面はある。
特に、わけのわからないキャストが多いので、イメージだけで役柄を想像していると、まったく違ったりするので、余計にわけがわからなくなってしまう。

永井大は、もっと華々しく活躍するのかと思っていたら、せっかくの筋肉を使う場面もなく、ただの弱々しい使いっ走りだった。
赤井英和も、いい上司役だったのだが、いざという時に、大爆発するのかと思っていたら、あっさりと殺されてしまった。
チェ・ホンマンは、ホントに強いのだから、もっとビシっと戦ってもよかったのに、志村けんばりのわけのわからない踊りを披露したり、何とシルビアのファンだった、という面白くもないオチまであった。

ただ、後はいつも通り。

「稀代」の大根役者梅宮辰夫は、いつも通りの棒読みだし、あろうことかバカ娘の梅宮アンナまでチョイ役で出ていた。
長谷川初範も、いつもながらの臭い芝居で、中途半端ないい男ぶりを演じていた。

意外とがんばっていた(怪演?)だったのが、西川史子。
中途半端なお色気担当(蛯原友里とか)よりも、存在感はあった。

ただ、まったく期待していなかっただけに、意外と面白かった。
設定がムチャクチャだけに、特に細かいところを取り上げてイチャモンをつけてもしょうがないので、今回はやめておく。

悪いヤツらも、銃器類は一切使わず、ひたすら素手や棒きれで正々堂々と戦っていたのは、好感が持てた!?
高橋克典は、もう40を超えたおっさんなのだが、なかなかカッコいい。

ということで、かなり甘めに評価は「B」とする。

ただ・・・

いつも参考にしている、映画評論家の前田有一氏が、この映画に結構高い点数をつけていたのだが、高橋演じるダメ係長が、パーティーに出た時のダブダブの背広に対して、大受けしただけではなく、『あの場面で笑っていない人が試写室にいたのがいまだに信じられないのだが』とまで言っていた。

たいして面白くない場面で、せいぜい「苦笑」する程度のシーンなのだが、どうやら前田さんは、お笑いのセンスはあまりないようだ。

チェ・ホンマンについても、『陽気なホンマンらしく、ダンスは踊るわ、バカキャラをうれしそうに演じるわで、観客を楽しい気分にさせてくれる』などと、まったく予想外のコメントをしていた。
格闘家がギャグをやるとウケる、というのは、ただの思い込みだ。

意外なことをやればウケる、というわけではない。
少なくとも、あそこで踊る理由なんか、どこにもなかったもの。
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