映画評275 ~ 恋空  (08.12.29)

今回は「恋空」

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昨年の作品で、あまりの評判に、DVDでも見るつもりはなかったのだが、意外にも早くテレビで放映されたので、今年最後の映画として見ることにした。

主演は、もちろん新垣結衣
共演は、三浦春馬、小出恵介
その他、香里奈、麻生祐未、臼田あさ美、深田あき、高橋ジョージ、浅野ゆう子など

<ストーリー>
高校1年生の美嘉は、暖かい家庭で育った優しい女の子。夏休みに入る前、図書室に忘れた携帯を取りに戻ると、それまでのメールも電話帳も全て消されていた。そこに見知らぬ男の子から電話がかかる。その日から、その少年からの電話が毎日来るようになった。最初は不審がっていた美嘉だったが、次第にその少年に好意を持つようになった。学校でその少年に出会った美嘉は恋に落ち・・・


こうして見ると、何だか普通の話のようだが、この先まで書くと、ホントにベタベタでムチャクチャだということがわかる。

つまり、恋愛モノの考えられるパターンを全部混ぜ合わせたような作品。

「美嘉役の新垣結衣は、あまりにせつないストーリーにリハーサル中、号泣してしまったとか」と書いてあったけど、ウソだろ?

実際に見てみると、そりゃあもうヒドいのなんのって。

最初は、まずまずだった。
ちょっと展開に無理がある、というか早すぎる気はしたのだが・・・

しかし、途中から一気に無茶苦茶になる。
○○○された後で、ヒロが探しにくるシーン。

「何で、ここにいるってわかったの?」
「オレの愛の力だ」

いったい誰に○○○されたかもわらないのに。
しかし、彼は言う。
「絶対カタつけてやるから」
そんでもって、犯人たちに辿り着くのだが、そいつらをボコボコにして、初めて陰で支持をしたヤツがわかる。
元カノだったというわけだ。

でも、普通逆だろう。
先に元カノを問い詰めて、それで実行犯がわかる、という展開ならわかるけど。

それに、昼間っから図書室でイングリモングリって、無茶苦茶。

テレビ版では、かなりカットしていたけど、いったいどんな学校だ?
こいつら、高校1年生だぞ。
サカリのついた猫だって、やる場所くらいは考えているぞ。

で、子供ができたら「がんばって、二人で育てよう」
どうやって?
学校やめて働く、って単純すぎるだろ。

さらに、子供の名前は「図書館で出来た子だから、『本』って字をつけよう」
ということは何か?
いつも図書館でやってたのか?

でも、あっさり流産。
その後、急に彼が冷たくなって、「別れよう」って言いだす。
悲しむ美嘉だが、すぐに新しい彼氏(これがまた、ベタな関西弁を話すヤなヤツ)を作る。
それからあっという間に大学生になって、新しい彼氏がいきなりプロポーズ。
美嘉も、すぐにOK。

でも、その直後にヒロの病気が判明。
それで、あっさり新しい彼を捨ててヒロの元へ。
この関西弁の兄ちゃんも、あっさり引き下がる。

ヒロも、一旦美嘉を突き放すけど、すぐによりを戻す。
で、今度は美嘉がヒロにプロポーズ。
ヒロは、すぐにOK。

展開早!

それにしても、ヒロはガンだったっていうのに、元気ありすぎ!
しかも、美嘉は「介護のために、大学をやめる」だって。
介護って、ヒロは病院に入院しているというのに。
で、何をするのかと思えば、病室でヒロと楽しそうに会話するだけ。
そりゃあ、そうだろう。
食事の用意や、下々の世話なんていうのは、まったくいらないわけだから。

それ以外では・・・

高校2年生の春に、ヒロの部屋でドンチャン騒ぎ。
どう見たって、みんな酔っ払ってる。
でなきゃ、ラリってる。
これって、どうよ?
しかも、このガキ、ほとんど学校に行ってない。

元々は、携帯小説という話だが、これを書いたヤツはかなり頭が悪そう、ということがわかる。

「ヒロは川みたいだね」って、意味がわからん。
「川みたい」って、いったいどんな人?
ただ、上から下に流れているだけ、ってことか?

だいたい、これは事実に基づいてるって?
これまた、ゼッタイにウソだろう。

まあ、ヒドいと言やあヒドいんだけど、これでも泣いた人がたくさんいるんだとか。

確かに、最後ヒロが死ぬシーンは、誰だって泣けるだろう。
あの場面だけを取れば。

でも、美嘉が自殺しようと、橋から飛び降りようとした時もビックリ。
だって、川に架かっている橋なんだから、下は川か川原だろう。
つまり、落ちたところで、死ねる確率は、ほとんどないと思うのだが・・・

それに、最後のあの2羽の鳩は、いったい何だったの?

などなど、評判通りの作品だったわけだが、それを踏まえても・・・・

・・・やっぱり、新垣結衣はかわいい!

だから、評価はしません。

少なくとも、これが彼女の代表作にならないことだけを祈ります。
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