映画評28 ~ ペイチェック/消された記憶 (04.3.27)

今回は「ペイチェック/消された記憶」

主演は、ベン・アフレック
共演は、アーロン・エッカート、ユマ・サーマン、コルム・フィオール、ジョー・モートン
その他、ポール・ジアマッティ、キャスリン・モリス、クリスタ・アレンなど

<ストーリー>
近未来。コンピュータ・エンジニアのマイケルは短期間で極秘プロジェクトに属しては、その期間の記憶すべてを消し、高収入を得ていた。ある日、彼は親友から100億円の報酬と3年分の記憶を抹消する大仕事を頼まれる。


ジョン・ウー監督のSFミステリーです。

題材は面白そうだったのに、ここまで見るのが伸びたのは、監督がジョン・ウーだから。
このおっさんには、何回裏切られたか。

今回も彼が大好きなバイク・アクションはあったが(MI2でも、意味なくいきなりバイクが出てきたりしてたが)、さすがにエンジニアが主役では、2丁拳銃と教会の出番はなし。

でも、やはり鳩は出てきた。
しかも、ホントに唐突に。
まったく出す必要がないような場面なんだけど、彼はどうしても出したかったんだろう。

あのヒッチコックが、映画のどこかの場面に必ず顔を出していたように、どこかの場面に必ず鳩を出すことがトレードマークだと思っているのだろうか。
スケール小せえ!

物語は、一匹狼の天才エンジニアが企業の望む技術やマシンを開発し、その間の記憶を消すことと引き換えに莫大な報酬(ペイチェック)を得るというもので、その消された3年間の記憶の中にいったい何があったのか、という謎解きだ。

その鍵となるものとして、19個(実際は20個)の小物があって、一見ガラクタのような小物も実は意味がある、と思わせぶりな流れがあり、予告編等でも「このガラクタの意味を解き明かせば謎が見えてくる」とか言っていたような気がするが、何のことはない。
考えても無駄だと思う。
なぜなら、未来が見えていた本人にしかわからないのだから。

全体のストーリーとしてはスムーズに流れていたと思う。
「未来が見えるようなマシン」を作っちゃった時点で、理屈も何もあったものではないが、しいて言えば、「未来」というものがどの程度のものなのかが曖昧に設定されていたので、「先のことなら、とにかく未来」という感じがあって、ちょっと違和感があった。

それと、ベン・アフレックはどうしても天才エンジニアには見えない。
頭悪そうだし、どう見たってアスリートだ。
まあアクションシーンが随所に出てくるので、ホントの意味での「天才クン」では人物設定が成り立たなかったのだろう。

それに、ウマ・サーマンも、どうしても魅力的な女性には見えない。
役柄は「キル・ビル」の主人公そのままだし。
最後に、ラストの「落ち」は、あれでいいのか?

まあ、そんなこんなでいろいろと突っ込みどころはあるけれど、なかなか面白かった。
ということで、評価は「B」とした。
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