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映画評282 ~ 誰も守ってくれない (09.1.25)

今回は「誰も守ってくれない」

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主演は、佐藤浩市
共演は、志田未来、松田龍平
その他、佐野史郎、佐々木蔵之介、柳葉敏郎、石田ゆり子、津田寛治、木村佳乃など。

<ストーリー>
平凡な4人家族の船村家で、ある日、一家の未成年の長男が小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕されてしまう。東豊島署の刑事・勝浦(佐藤浩市)は容疑者家族の保護を命じられ、保護マニュアルに従って15歳の沙織(志田未来)をマスコミの目、そして世間の目から守るため、ホテル、アパート、マンションと逃避行を始める


いやあ、重かった。
シリアスな内容だろう、とは思っていたが、思った以上にシリアスだった。

ただ、変な小細工をせず、単なるお涙頂戴ものにしなかったのは良かったと思う。
もろちん、やりすぎと言うか「いくら何でも、あそこまで・・・」という部分はあったが、全体的には特に違和感はない。

主演の佐藤浩市がいい。

正義感あふれる熱血漢、というのではなく、自身も問題を抱える刑事という設定によく合っていた。
ただ、3年前の事件云々は、なくても良かったような気がする。
ネットのキチガイ住民たちが、あそこまで暴き立てるものなのか、と思うほど暴走していたところに、ちょっと違和感があったので。

共演の志田未来も、うまいという感じではないけれど、いい味を出している。
松田龍平も、うまいとは思わないが、飄々とした雰囲気がうまく出ていた。
柳葉敏郎も、「踊る・・」の室井なんかよりも、こういう田舎のおっさんの方が似合っている。
どうせ訛りが抜けないんだから。
ただ、佐々木蔵之介の役どころがよくわからない。
せっかく存在感のある役者さんなんだから、もっとうまく使ってほしかった。
それと、津田寛治の刑事役。
あの声では、軽すぎて貫禄がまったくない。

何よりも、最後の場面が良かった。

志田未来演じる沙織が、車で家に帰る途中、佐藤浩市演じる刑事に駆け寄る場面だが、何気ないやり取りだけど、あれで最後が締まったと思う。

「感染列島」でも「赤い糸」でも、途中までは何とか我慢できても、最後で「あ~あ」と思わせると、台無しになってしまう。
何も突飛なことをする必要はない。
流れに沿って、普通にやればいいだけ。

ということで、別に泣いたりはしなかったけれど、なかなか良かったので、評価は「A」とします。

それにしても・・・

この映画を見て改めて思うことは、「腐れマスコミの所業は、ホントにヒドい!」ということ。
2チャンネルも、時にはムチャクチャだけど、マスコミがあそこまでやらなければ、ネットだって・・・という気はする。
こういうヤツらを根絶やしにする方法はないものだろうか。
ただ、この映画の中の沙織の彼氏・達郎のように、身近にも隠れたキチガイがいるかも知れない、ということはホントに怖いことだ。

あと、沙織の兄が逮捕されたということで、またまた学校で黒板一杯に・・・というお馴染みの場面が出てくるかと思っていたのだが、出なくて良かった!?
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