映画評29 ~ 殺人の追憶 (04.4.3)

今回は「殺人の追憶」

久しぶりの韓国映画だ。

主演は、ソン・ガンホ
共演は、キム・サンギョン、パク・ヘイル、キム・レハ、ソン・ジェホ
その他、ピョン・ヒボン、パク・ノシク、チョン・ミソンなど


<ストーリー>
1986年10月23日、農村で若い女性の変死体が発見される。地元の刑事パクは地道な取り調べを始めるが、現場は大勢の見物人で荒らされ、なかなか証拠がつかめない。やがて、第ニの事件が起きてしまう。


主演は、「シュリ」「JSA」などでおなじみのソン・ガンホ。
1986年に実際にあった未解決の殺人事件を題材としたフィクションとのことだが、まるで戦後まもない日本、は極端にしても、私が小さかった頃でもなかったようなド田舎を見ているようで、韓国の田舎ってあんなのかと思ったほどだ。

何せ、田んぼのあぜ道はともかくとして、ちょっと町並みを外れたところは街灯も何もない真っ暗なところで、あれじゃあ誰が人を殺したかなんてゼッタイにわかんないだろうなあ、という感じだった。

で、ストーリーは、犯人を探す地元の刑事が、これはと思った容疑者にムチャクチャな拷問をして犯人をでっち上げる、という何だかコメディのようなお話なのだが、そういう意味でも、目指すものが何なのかよくわからなかった。

クライマックス(?)で、もっとも臭いと思われた容疑者が、DNA鑑定の結果犯人ではなかったことがわかった時も、あまり盛り上がらなかったし、じゃあいったい誰なんだ、と思わせるふうでもなく、よく言えば謎を残したままで、悪く言えば中途半端に終わってしまった。

だいたい、最初に容疑者にされた頭の弱い男が自白(?)する時も、聞いていて「こいつは、まるで自分の見たことを言っているようだな」と思っていたのだが、実はまったくその通りで、犯人ではなく実は目撃者だった、という筋立てになっている。
いつもボー~っと見ていて、なかなか気がつかないようなニブい私に見破られるなよ、と思ったものだ。

結局、後味のない(?)映画となってしまった。
これまでに見た「シュリ」などで、韓国映画に対する評価は割と高かったのだが、ここのところ韓国そのものに対する嫌悪感が高まっているせいか、今回の映画はあまり感動できなかった。

というわけで、評価は「C」とした。
「世界が絶賛した」なんて宣伝してたけど、間違いなく大ウソだろう。


蛇足だけど・・・

「ちょっと短気だ」と言われた若い刑事は、ちょっとしたことでいきなり飛び蹴りを食らわしたり、ぶんなぐってみたり、あんなの短気なんじゃなくて、頭がいかれたヤツにしか見えない。
でも、こいつの足が破傷風のせいで切断しなければいけなくなった、なんていう部分は、まったく不要だろう。
とにかく、登場人物はイカれたヤツばかりだった。
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