映画評291 ~ チェンジリング (09.2.22)

今回は「チェンジリング」

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子供を失った女性が、警察から執拗な嫌がらせを受けながらも、最後は警察と戦う姿を描いたドラマだ。

主演は、アンジェリーナ・ジョリー
共演は、ジョン・マルコヴィッチ、ジェフリー・ドノヴァン、コルム・フィオール
その他、ジェイソン・バトラー・ハーナー、エイミー・ライアン、マイケル・ケリーなど

<ストーリー>
1928年ロサンゼルスの郊外で息子ウォルターと幸せな毎日を送る、シングル・マザーのクリスティン。だがある日突然、家で留守番をしていたウォルターが失踪。誘拐か家出か分からないまま、行方不明の状態が続き、クリスティンは眠れない夜を過ごす。そして5ヶ月後、息子が発見されたとの報せを聞き、クリスティンは念願の再会を果たす。だが、彼女の前に現れたのは、最愛のウォルターではなく、彼によく似た見知らぬ少年だった。


あのクリント・イーストウッドが監督した、ということで、見たいと思っていた作品だ。

実話に基づいた話らしい。
「事実は小説よりも奇なり」と言われるが、往々にして映画の場合は、実話に基づいた話は、あまり面白くない。
どうしても、結末が曖昧になる場合が多いからだ。

この映画でも、最後はちょっと曖昧になる。

しかし、展開的には、何の問題もない。
実話だから。

アンジェリーナ・ジョリー演じる女性も、彼女に対して高圧的な態度を取る警部も、ジョン・マルコヴィッチが演じた彼女を援護する牧師も、それぞれうまく描けていると思う。
実話だから。

確かに、いい映画だったと思う。
感動や衝撃はなかったものの、「さすがはイーストウッド!」と思わせる作りだったとも思う。

でも、何か物足りなかった。

やはり映画的には、最後ウォルターが戻ってきた方が、より感動的なんだろうが、そのあたりをどうしてもぼやかさなければならないところが、実話の限界だと思う。
普通に考えれば、ウォルターはもはや生きてはいない。
最後エンドロールの直前に、字幕が出て「その後、彼女は生涯にわたって息子を探し続けた」とあったが、これが精一杯なんだろう。

出演者は、みんな良かった。

アンジェリーナ・ジョリーは、あまり好きな女優ではない。
あんな「四角い顔」をした女性が、セクシーだと言われること自体納得できない。
とは言え、こういう役柄は、逆に似合っていたと思う。
憔悴しきった表情はなかなかだったし、いつもの強い女性(精神的にではなくて、腕っぷしが)ではなく、弱い女性と強い母の両方を演じることができるのは、ホントはうまい女優さんなんだと思う。

ということで、何の違和感もなかったけれど、特に感動もしなかったので、評価は「B」とします。
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