映画評304 ~ レッドクリフ Part2 ~未来への最終決戦 (09.4.12)

今回は「レッドクリフ Part2 ~未来への最終決戦」

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思わせぶりな宣伝でPart1から引っ張ってきたシリーズの完結編。

主演は、トニー・レオン、金城武
共演は、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ
その他、中村師童、リン・チーリン、フー・ジュンなど

<ストーリー>
大軍を率いて赤壁へ進行してきた曹操軍。曹操は疫病で死んだ自軍兵を対岸の孫権・劉備連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる。これが原因で劉備軍は撤退、だが諸葛孔明だけは赤壁に残った。そんな中、孫権軍司令官・周瑜と孔明はお互いの首をかけての謀略を展開、周瑜は曹操軍2武将の謀殺、孔明は3日で10万本の矢の収集に成功する。やがて曹操軍に潜伏していた孫尚香が帰還、決戦へ向けて本格的な準備が始まる。


いやあ、さすがにアクション(戦い)のシーンはすごい!
あれだけのスケールでできるのは、ジョン・ウーならでは、なのかも知れない。

とは言え、さすがにジョン・ウーと言うべきなのか。
余計なシーンもたくさん。

まず、鳩については、今さら何を言ってもダメだと思う。
どんな題材であっても、とにかくどこかで鳩を出そうとするのだから、もはやビョーキとしか言いようがない。
戦場で、あんな鳩が飛んでいるのは不自然なのに決まっているのだが、わざわざその鳩に重要な役目を負わせるところなんか、「意地でも鳩を出してやる!」という強い意思表示だろうか。

あと、今回は女性にかなり重きを置いているが、いずれもあり得ない場面ばかり。

スパイとして潜入した孫権の妹は、どこからどう見ても女性にしか見えないのに、誰も気が付かない上に、軍の全陣容を事細かに描かせるような、のんびりとした曹操軍。

それに、この「デブ助」のエピソードは不要だろう。
意味なく間延びするだけで、全体に悪い影響を与えていると思う。

また、周瑜の妻も、単身で敵陣に乗り込むなんて無謀すぎて、あり得ない。
周瑜の妻を奪うためにだけに戦いを起こしたかのような描き方をしているので、曹操もただのアホにしか見えない。
特に、クライマックスの戦いでの負け方は、頭の悪いヤツのそれに近い。

全体的に、曹操や劉備など、本来であれば三国志の主役である面々は、頼りない男のように描かれていて、周瑜と諸葛孔明の二人がカッコよく描かれすぎ。
特に、周瑜なんて、トニー・レオンが演じると、ただの優男にしか見えないのだが、もっとも勇敢に描かれている。
金城武も、日本語だと壊滅的だが、中国語だとさすがに違う。

ただ、エンターテイメントとして見れば、特に違和感もなく、結構面白かった。

とは言え、ジョン・ウーの作品に「A」なんかつけたくないので、ここは「B」とします。
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