映画評315 ~ 名探偵コナン・世紀末の魔術師

続いては、第三弾「名探偵コナン・世紀末の魔術師」

eiga090505.jpg


<ストーリー>
ある日、コナンの好敵手で世界を股にかける・世紀末の魔術師・キッドから警視庁に謎めいた犯行予告状が届いた。キッドが狙っているのは、大阪の鈴木財閥の会長・鈴木史郎の蔵から発見されたロマノフ王朝の秘宝であるインペリアル・イースター・エッグ。1885年から1916年にかけて50個、皇后への復活祭の贈り物として時のロシア皇帝が宝石細工師・ファベルジェに作らせたとされる、51番目の代物であった。


今回のスケールも大きい。
何せ、ロシアのニコライ2世の伝説がテーマだし、ロシア語も重要な役割をもってくる。
怪盗キッドや服部平次など、お馴染みの面々も出てくる。

しかし、推理モノという点で見れば、少し物足りない。

何せ、スコーピオンが誰か、というのが途中でわかってしまう。
なぜなら、それまでに登場した人物のうち、横須賀にあるお城の地下に探検に入った者の中にはいなかった人物。
それは、一人しかいないからだ。

お城には来なかった理由の説明もなかったような気がするが・・・
ロシア語の語呂合わせに重きを置いているので、そのあたりが疎かになってしまった、ということだろうか。

だから、大爆発だの炎の中での決闘だの、アクションはふんだんにあるのだが、名探偵コナンという主人公のドラマとしては、今いちという感じがした。

さて、例によって、違和感のあったところを少々。

怪盗キッドが「エッグ」を盗むために、大芝居を打った場面。
彼は、大阪の街を停電にして、自家発電によってすぐに灯りのともった場所のうち、ホテルや病院など公共施設以外の建物に、エッグが隠されていると読み、それを通天閣の上から探し当てた。
これは、ヒネりすぎだろう。

まず、エッグを隠した場所が自家発電のできる建物かどうか、どうやって判断できるのか。
おつむの弱い連中として描かれている警察なのに、そこまで頭が回るとは、とても思えない。
しかも、数ある建物の中から一発で探る当てるなんていうのも、都合がよすぎる。

また、その直前にコナンが、怪盗キッドの現れる時間を、午後7時20分と読んだのだが、その理由が「ひらがなの『へ』」だって。

これは、いくら何でもこじ付けすぎだ。
だって、書きようによっては、8時18分とも読めるし・・・・

ということで、第一弾と比較すると、ちょっと物足りなかったので、評価は「C」にします。

それにしても、重要な人物・頭のいい人物が、みんな子供たちとは、大人はいったい何をやっているのか・・・と言いたくなるくらい。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
725位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
338位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR