映画評327 ~ 名探偵コナン・迷宮の十字路(クロスロード) (09.5.16)

今回は、第7弾「名探偵コナン・迷宮の十字路(クロスロード)」


<ストーリー>
ある日、東京郊外のとある神社で密談を交わしていた3人の男たちが殺された。犯人は翁の能面をつけ、日本刀と弓矢で一瞬のうちに3人の命を奪った。時を同じくして大阪、京都でも殺人事件が発生。やがて殺された5人は、有名な仏像や美術品の窃盗を繰り返してきた盗賊団のメンバーであることが判明する。彼らはお互いを義経や弁慶、あるいはその家来たちの名前で呼び合っていた。その頃コナンたちは、8年前に山王寺から盗まれた国宝級の仏像の捜索を依頼され、京都を訪れていた。コナンは仏像を盗んだ犯人を窃盗団と疑い、早速捜査を開始するのだったが・・・

全体を通して、終始違和感が拭えなかった。

まず、ストーリーの根幹となる絵のトリックが、何だかこじつけの感が強い。

特に「玉」の字の「ヽ」の部分は、寺の位置を示していることになっているが、人によって打つ場所はちょっと違うだろうし、京都なんだから、いたるところに寺があるだろうから、別の場所と間違える可能性もある。

それよりも、実際に宝物があった場所は、犯人が現在本拠地にしている寺だったのだが、犯人たちは京都の人間なんだから、もらった暗号を見て、すぐに「今、自分たちのいる場所だ」と気が付くはずじゃないのか。
そういうことを考えると、そもそも「義経」が、こんな頭の悪い暗号なんか考えるはずはないと思うのだが・・・

結局のところ「暗号ありき」でストーリーを考えるから、こんな展開になってしまうのだと思う。

それと、この犯人のやっていることが理解できない。

こいつは、服部平次を何度か「殺そうとした」ということになっている。
しかし、バイクに乗った平次と和葉を襲った時には、とてもそんな風には見えなかった。
なぜなら、矢を放った後、再び矢を放つのではなく、なぜか平次を追い越していったからだ。

その後、寺で一騎打ちをやるわけだけど、わざわざ平次に木刀を渡すなど、とても殺そうとしていたようには見えない。

その他にも、わけのわからないシーンがいくつか。
最後の場面で、重体(?)のはずの平次が、どうしてあそこまで大立ち回りができたのか。
少なくとも、どう見ても病院から脱走した体調不良の男には見えなかった。

ついでに言うと、和葉と平次の出会いの話は、出来過ぎ、というよりは変。
幼馴染の和葉が和服を着てちょっと化粧をしたぐらいで、別人と間違えるとはとても思えない。
だいたい、二人してそこで会う約束をしていたわけだから。

そろそろ見飽きてきたのだろうか、最初から最後まで中に入っていけなかった気がする。
ということで、評価は「C」とします。

しかし、倉木麻衣のテーマソングは秀逸でした。
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