映画評333 ~ RED SHADOW/赤影 (09.6.6)

今回は「RED SHADOW~赤影」

eiga090606.jpg


DVD屋で物色していたら、見つけたので、「そう言えば見るの忘れてたなあ」と思い、見ることにした。
2001年の作品ということだが、たぶんメジャーな映画館ではやっていなかったような気が・・・

主演は、安藤政信
共演は、村上淳、麻生久美子、奥菜恵、竹中直人
その他、津川雅彦、陣内孝則、藤井フミヤ、舞の海、根津甚八、神山繁、篠原涼子、椎名桔平など

キャストだけ見れば、かなり豪華だ。
さすが時代劇と言える。

<ストーリー>
戦国大名達が戦に明け暮れていた戦乱の世。彼らに仕える忍者の中に「影一族」と呼ばれる忍者集団があった。彼らは戦国大名・東郷に仕え、天下統一のためにあらゆる任務を忠実にこなしながら「無敵の鋼」と呼ばれるいかなる物質よりも高い強度を誇る金属で武器と防具を作り、不思議な忍術を会得していた。しかし永い時を経てその「無敵の鋼」は散逸して術を使える者も次第に減り、影一族の正当な後継者は頭領、白影の下に残る赤影、青影、飛鳥の三人の若者を残すのみとなっていた。


あの「赤影」とはまったく関係のない、同名異作の時代劇だ。

いやあ、ヒドかった。

そして、第一の感想は・・・
この監督(中野裕之)、頭悪いだろう。

まず、何をやりたいのか、さっぱりわからない。
ストーリーがわからないのだ。

安藤政信演じる「赤影」が、悪を倒す、という物語であれば、それに集中すればいいものを、赤影がとても主役には見えない。
むしろ、奥菜恵演じる琴姫の方が目立っている。

そもそも、時代劇をコメディ風に仕上げようとするのは、かなり大変だと思う。
当然のことながら、時代考証も考えつつ、うまい具合に笑いにもっていくには、相当なセンスが必要だ。
しかし、この監督には、ユーモアのセンスが感じられない。
劇中のギャグは、ことごとくスベってしまっている。
ただのドタバタ以前の問題として、まったく笑えない、というのは致命的だ。

その上で、無理やりラブ・ストーリーの要素まで組み込もうとしているから、余計にわけがわからなくなっている。
結果的に、時代劇としても失敗してしまっているわけだ。

津川雅彦や神山繁のような大物を起用する一方で、藤井フミヤや舞の海などというド素人を起用するのは、いったいどういうつもりだろうか。
おまけに、竹中直人や陣内孝則のような大袈裟俳優が主要キャストなので、見ていてとてもツラい。

しいて言えば、奥菜恵はかわいかった。
それだけ。

少なくとも、安藤政信は時代劇向きではない。

と、ここまで書いていて、急に思い出したのだが、最初の場面で、あの布袋寅泰が出ていた。
かなり腕の立つ浪人の役だったので、重要な役柄かと思っていたのに、結局その後二度と出てこなかった。
ありゃあ、いったい何だったんだ。

などなど、最初から最後まで唖然としっ放しのヒドい作品だったので、評価は当然のことながら「D」とする。

そう言えば、当時評判が悪かったような記憶が・・・
もう遅いけど。
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