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映画評339 ~ MW-ムウ- (09.7.4)

今回は「MW-ムウ-」

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手塚治虫原作の漫画を映画化したものだ。

主演は、玉木宏、山田孝之
共演は、石橋凌、石田ゆり子、鶴見辰吾
その他、風間トオル、林泰文、山下リオなど

<ストーリー>
16年前、とある島で、島民全員が大虐殺されるという事件が発生。その事実は政府によって闇に葬られたが、奇跡的に逃げ延びた2人の少年は、それぞれの宿命を背負って大人になる。一人は頭脳明晰なエリート銀行員という仮面を被り、凶悪犯罪を重ねる美しき悪魔・結城美智雄、もう一人は、敬虔な神父となった賀来裕太郎。報復のために関係者たちに制裁を重ねる結城に、神に仕える賀来は苦悩するが・・・


原作は知らないのだが、「映画化不可能」と言われていたらしい。

どこが、どうできないのか、と思っていたが、それはどうやら「同性愛」の部分のようだ。
主人公である二人が、実は同性愛であった。
だから、山田孝之演じる賀来が、犯罪を重ねる結城を止められなかったわけだ。

肝心な部分をぼかしたとは言え、かなりドキツい場面が随所に出てくる。
殺された人の血にまみれた顔を、これでもかというほど大写しにしていたが、そこまでしなくても、という気がしながら見ていた。
石田ゆり子まで、無残に殺されてしまうし。

内容について言えば、可もなく不可もなく、というところだろうか。
これといった違和感もなかったけれど、たいした盛り上がりもなかった。

しいて言えば、厳重に管理されているはずの有毒ガス「MW(ムウ)」が、簡単に奪われすぎ。
いくら人質を取っていたとは言え、自衛隊じゃあるまいし、米軍なんだから、極端な話、人ひとりの命よりも国家の安全、国家の機密を守ったはず。
だいたい、基地の見学に入る際に、銃はおろか手榴弾なんて持ち込めるわけがないだろうに。
研究所じゃなくて、軍の基地だぞ。
ここらあたりの描き方が、ちょっと杜撰だったような気がする。

出演者で言えば、玉木宏が、今回初の悪役を演じたそうだ。
この人、いわゆるイケメンなんだろうし、しかも声がいい。
「おかけんた・ゆうた」のおかけんたに負けないくらい、いい声をしている。
しかしその声は、どこか弱々しくて、どうも悪人にはふさわしくないような気がする。

山田孝之や石橋凌については、特に問題ない。
つまり、キャストに何の違和感もなくて、展開にも特に違和感がなかったにもかかわらず、今ひとつ盛り上がらなかったのは、やはり原作のせいだろうか?

それと、最後結城が死んでなかった、という描写があったけど、あれは「なし」だと思う。
もしかして、続編でも作るつもりなのか?
原作を無視して。

ということで、評価としては、ちょっと厳しく「C」とします。
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