映画評352 ~ 96時間 (09.9.21)

今回は「96時間」

eiga090823.jpg

誘拐された娘を救出するために奔走する元CIA工作員の父親の活躍を描くバイオレンス・アクションだ。

主演は、リーアム・ニーソン
共演は、マギー・グレイス、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、ファムケ・ヤンセンなど


<ストーリー>
17歳になったばかりのキムが、友だちと初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐される。まさに誘拐される瞬間にキムと携帯電話で話していた父親のブライアンは、自らの手で犯人たちを地獄の果てまで追い詰め、娘を奪還しようと決意し、単身パリに乗り込む。誘拐犯はアルバニア系の人身売買組織だと判明。政府の秘密工作員として活動してきた経験を生かし、単独で捜査を開始する。


事前情報はほとんどなかった。
主演のリーアム・ニーソンについても、あまり知らなかったし。

展開は、ムチャクチャ早い。

尻軽女の友達に誘われて海外旅行をする頭のちょっと弱い娘は、パリに着く早々に誘拐される。
パリでの楽しい一日なんて、まったく経験させない。

そして、父親である元CIA工作員は、携帯電話から録音した声を元に、すぐに犯人を特定する。
この間、数時間程度しかたっていない。

さらに、パリに直行するや、娘たちが予約していたホテルで見つけた娘の携帯電話に映っていた写真から、すぐに犯人グループの一人の顔を見つけ出す。
次の瞬間には、空港で次の獲物を探していた、その犯人の一人を見つけるや、追いかけて死に至らしめる。

ここで情報が途切れるかと思いきや、今度は現在パリ警察にいる昔の同僚に協力を依頼するが、非協力的なため、逆にこの元同僚を利用して、犯人までたどり着く。

と言うか、実はこの元同僚が後ろで糸を引いているのだが、どうしてそれがわかったのか、私にはわからなかった。
たぶん、見過ごしてしまったのだろう。

そして、娘を誘拐した犯人を、拷問の末に殺した後、売られた先に直行。
そこで、一度は捕まってしまうものの、難なく脱出すると、歯向かう敵を皆殺し。
さらに、どこかの富豪に売られた娘を追って、クルーザーに乗り込み、出てきた悪漢どもを、またまた皆殺し。
最後は、そのあくどい富豪までも殺して、見事娘を救出。
目出度し、目出度しである。

こう書くと、まるで文句を言っているようだが、結構面白かった。

何せ、余計な描写がほとんどない。
主人公が、悩んだり、行動を躊躇したりすることは一切なく、すべて猪突猛進。
犯人たちとの無駄な駆け引きなどもない。
これが良かった。

最後も、富豪が娘にナイフを突き付けて「取引を・・・」と言った瞬間に、これを撃ち殺している。
富豪が逃げ回り、逃げ切れないとわかると、助命を請い、そして隙を窺って、主人公に襲いかかろうとし、逆に撃ち殺される。
こんな長々としたシーンは見事に省略されている。

だから、1時間半余りの上映もあっという間だってし、実に小気味よかった。
ということで、ストーリーはともかく、主人公は強くてカッコ良かったし、面白かったので、評価は「A」とします。


ただし・・・

タイトルの「96時間」というのは、劇中で、主人公の仲間が「この手の誘拐では、96時間が勝負。これを過ぎると、もう無理だ」と言ったのが元だけど、実際には、早い段階で犯人はわかっているので、この時点では、もはや「96時間」という数字は関係がなくなっている。

原題は「TAKEN」だから、余計に時間はあまり関係ない。
これは、邦題をつけた人のセンスがあまりない、ということだろう。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
377位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
180位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR