映画評356 ~ サブウェイ123/激突 (09.9.10)

今回は「サブウェイ123 激突」

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地下鉄ジャックをした男と地下鉄職員との駆け引きを描いたパニック・アクションだ。

主演は、デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ
その他、ジョン・タートゥーロ、ルイス・ガスマン、ジェームズ・ガンドルフィーニなど


<ストーリー>
ニューヨーク、午後2時。4人組の男が地下鉄をジャック、乗客を人質に立てこもった。犯人は無線で地下鉄運行指令室に連絡し、1時間以内に市長に1,000万ドル用意させろと要求。連絡役には最初に無線で話をした地下鉄職員のガーバーを指名してきた。人質救出班のカモネッティ警部がそれを代わろうとすると、犯人は乗客を射殺。犯人との交渉役に就くガーバーだが、彼はある容疑で左遷されたばかり。はたして、犯人の目的は・・・


久々に、会社帰りに見た映画。
来週から、見たい映画が目白押しなので、今週のうちに見ておこうと思った作品だ。

何せ、D.ワシントンに、J.トラボルタという好きな俳優が出ている映画だ。
普通に面白いはずだ、と思っていた。

確かに、前半は面白かった。
とにかく、犯人であるライダーの目的がわからないし、地下鉄職員であるD.ワシントン演じるガーバーが、いったいどうするのかドキドキしながら見ていた。

ところが、そのうち犯人の一味の一人が、元地下鉄職員であることがわかる。
そこから、展開が少しおかしくなっていく。

まず、警察の交渉の専門家であるカモネッティ警部補が、ガーバーに対して疑惑の目を向けるが、これが不自然。

ガーバーが賄賂をもらっているという疑いをかけられているのは事実だが、少なくともライダーとの会話の中から、この二人が知り合いであるという推測は出てこない。
それは、回りで聞いていた職員たちもわかるはず。
結果的に、ガーバーは賄賂が事実であることを告白させられるわけだが、ちょっと強引な展開だ。

また、犯人の仲間の一人であるレイモスの素性が知れたのは、人質になっていた乗客の一人が持っていたパソコンが接続されたままだったから。
だけど、あんなパソコンが動画のままで放置されていたら、犯人だってすぐに気が付くだろうに、終盤になるまで、まったく気が付かない。

これを含めて、とにかく犯人たちはあまり頭がいいと思えない。

それと、それまではちょっと弱気な男だったガーバーが、最後の最後に、なぜか急に勇敢になり、人の乗用車まで奪い取って犯人を追い、最後は射殺してしまう。
このあたりの豹変ぶりが不自然。
普通なら、あの場面では逃げて、警察に連絡するのが普通だろうに。

そして、何よりも、一番わからないのが、ライダーの目的。
おそらく金の相場で大儲けしようと企んでいたのだろうが、それを達成したのだから、別に捕まったところで、いずれ釈放された時には大金持ちになっているはずだし、問題ないだろうに、わざわざ殺されることを選んだ。

これによって、これまでのすべての展開が、一気に「はあ?」となってしまった。

結局ガーバーが得をしたわけでもなく、いったい何を描きたかったのか、さっぱりわからない。

ということで、期待しすぎたこともあり、評価は「C」とします。

あと、細かいところでは・・・

犯人射殺の準備をしていた警察の一人が、狙いを定めて指示を待っている時に、ネズミに噛まれた、ということで思わず引き金を引いてしまい、レイモスを射殺してしまった。
こんなこと、普通あるのだろうか?
たかがネズミに噛まれたくらいで、引き金を引いてしまうようじゃダメだろう。

それ以前に、ネズミがズボンから入ってきた時点で、予測してろ!
・・・と思うのだけど、どうなんでしょう。


ついでに言うと、タイトルの「激突」の意味もよくわからない。
何と何が激突したのだろう。
確かに、身代金用の現金を運ぶ時に、パトカーと一般車が、何度か激突していたけど・・・
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