映画評377 ~ カールじいさんの空飛ぶ家

今回は「カールじいさんの空飛ぶ家」

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ディズニーのアニメである。

<ストーリー>
78歳の孤独な老人カール。亡きの妻との思い出が詰まった家を奪われそうになったとき、彼は人生最初で最後の冒険を決意する。それは、妻と夢見た秘境に行くこと。カールは家に風船をくくりつけ、空へと旅立った。


いやあ、あんなストーリーとは思わなかった。
だけど、面白かった。
よく笑ったし、ちょっぴり感動もした。

最初は、最愛の妻を亡くした男が、昔からの夢を叶えるために、風船のついた家を使って一人で旅に出る、という話かと思っていた。
確かに、そういう部分はあるのだけれど、事態は思わぬ展開をする。

ここからは、あまり書くと、さすがに面白くないだろうからやめておくが、はっきり言えばドタバタだ。
でも笑ってしまう、感動もしてしまう、というお話だ。

さらに、PIXARのアニメは「モンスター・インク」をはじめとして、登場人物の表情がとてもいい。
それが、たとえ人間でなくとも、実在しないバケモノであっても、だ。
だから、セリフなんかなくても、その表情を見ただけで、登場人物の気持ちがよくわかる。

今回も、主人公であるカールじいさんの、序盤の愛妻との出会いの場面などで、無口だったカールじいさんの表情は、見ているだけで泣けてくる。
だから、この表情を見るだけでも、かなり楽しめる作品だと思う。

ただ、例によって、細かい点を言えば・・・

カールじいさんが、少年の頃にあこがれていた冒険家であるチャールズ・ムンツが、後半になって登場する。
そして、終盤で、このカールじいさんとのやり取りがいろいろとあるのだが・・・

しかし、カールじいさんは78歳という設定だ。
ということは、この冒険家は、少なくとも100歳前後ということになる。
にもかかわらず、あのやり取りはないだろう。
もちろん、二人とも「やっぱ、老人だわ」という描写はあるのだが、それにしては若すぎる。

とは言え、全体的には特に違和感はなし。
最後まで笑いあり、感動ありだった。
ということで、評価は文句なく「A」とします。

ところで、この映画の原題は「UP」なのだそうな。
何とも簡単な題名だ。
これだったら、邦題の方がすばらしいと思う。
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