映画評406 ~ TEKKEN(鉄拳) (10.3.20)

今回は「TEKKEN(鉄拳)」

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主演は、ジョン・フー
共演は、ケリー・オーヴァートン、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、イアン・アンソニー・デイル
その他、ルーク・ゴス、カン・リー、ダリン・デウィット・ヘンソン、ゲイリー・ダニエルズ


<ストーリー>
莫大な力を持つ三島財閥によって動かされる世界。ある日、TEKKENシティの塀の外にあるスラム街で暮らす風間仁は、三島財閥の警備部隊「鉄拳衆」の襲撃に遭い、必死に家に戻るが、家が壊された上、母が殺されてしまう。彼は、殺害を命じたと思われる三島への復讐を誓う。


私の好きなアクションものだから、全体的にはまずまず楽しめた。

ただ、展開面ではよくわからない点も、いくつか。

莫大な力を持つ三島財閥の総帥・三島平八の狙いは、いったい何なのか。

前半の描き方からすると、誰がどう見ても悪役にしか見えない。
ところが、実はそうではない。

悪いのは、息子である三島一八の方で、親父を殺し、自分の息子(?)まで殺そうとする。
だけど、最終的に何をしたいのかは、よくわからない。

ただ権力を握りたいだけ?
であれば、冒頭に出てきた「世界は8つの企業によって分割されている」という前提の持つ意味がわからなくなる。
この三島財閥にしても、アメリカ全体を中心として、かなり広範囲を支配しているはずなのだが、映画の中では、そんな大きなスケールは微塵も感じられない。
世界的規模の戦争で崩壊した後の、無秩序な地域の一つを描いた程度のスケールだ。

また、三島財閥支配下で暗躍する「鉄拳衆」は、なぜかカタコトの日本語でしゃべっているのは、何だか変な感じ。
日本人として描かれている三島平八をはじめとして、息子の一八も仁の母親も、みんな英語で話しをしているというのに・・・

元ネタは、人気の格闘ゲームなんだとか。
なので、原作では、もっと奥は深いんだろうと思う。

そういう意味では、割り引いて考える必要はあると思うが、格闘映画として見ても、ちょっと中途半端だろうか。
なぜなら、各地から集まったチャンピオンが戦う、という設定なのに、その格闘シーンがあまりないからだ。
しかも、途中で出てこなくなったキャラクターもいるし。

結果的に、仁が母親の復讐を果たす、というだけの映画になってしまっているので、だったら最初からそのような設定にすればいいのに。

ということで、可もなく不可もなくで、評価は「C」にします。

ところで・・・

またまた、エンドロール後に思わせぶりな1シーンがあったようだけど、こういうやり方はやめてほしいな。
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