映画評429 ~ ライムライト (10.5.16)

今回は「ライムライト」

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「午前10時の映画祭」第9弾は、1952年の作品。
喜劇王チャップリンの作品は、テレビでは見たことがあるが、この作品は初めて。

主演は、チャールズ・チャップリン
共演は、クレア・ブルーム、バスター・キートン、シドニー・チャップリン
その他、ジェラルディン・チャップリン、エドナ・パー・ヴィアンスなど

<ストーリー>
人生への絶望から自殺を図った踊り子テリーを救った老道化師カルベロは、愛に溢れた笑顔をもって彼女を元気づけた。今の彼には、かつての栄光はなく、生活も楽ではなかったが、何故かこの少女を見捨てることはしのびなかったのだ。大切にしているバイオリンさえも質に入れ、彼女の回復を祈るカルベロ。そして彼はそれまで気乗りしなかった舞台にも立つ決心をするが・・・


しかし、こんなものとは思わなかった。

主題曲はもちろん知っているし、チャップリンの偉大さも知っている。

しかし、この作品では、笑える部分がほとんどない。

まず、いつもの道化姿ではなく、素顔で登場することが多い。
そして、役柄は「かつての喜劇王」だ。
今や落ちぶれた喜劇役者なのだが、その出し物が何ともしょぼい。
昔ならウケたのかも知れないが、今見てもまったく笑えない。
これが致命的。

しかも、チャップリンのセリフに哲学的・教訓的なものが多すぎる。

内容としては、悲劇なのだが、そこに至るまでの展開が、どうしても受け入れられないので、前半はちょっとイライラしていた。

最後の場面でも、かつての喜劇王に対して、「さくら」を動員しての大爆笑。
見ていてツラいものがあるのだが、チャップリンはそれには気づかず(たぶん)、そして静かに息を引き取る。
しかし、その死も案外に唐突だ。

ヒロインのクレア・ブルームは綺麗だった。
しかし、それだけ。

かつての名作にケチをつけるわけではないが、これが「面白い!」と言えるのかどうか。
アカデミー賞受賞とは言え、取ったのは「作曲賞」
決してその内容ではない。

当日は、私の体調が最悪だったこともあるが、終始生あくびをしての観賞での約2時間は、結構長かった。

ということで、本来であれば最低評価に近いのだが、クレア・ブルームを見るだけでも、心が和んだので、評価は「C」にします。
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