映画評440 ~ 踊る大捜査線 THE MOVIE3 奴らを解放せよ! (10.7.3)

今回は「踊る大捜査線 THE MOVIE3 奴らを解放せよ!」

eiga100703.jpg

主演は、織田裕二
共演は、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、小栗旬、柳葉敏郎
その他、北村総一郎、小野武彦、斉藤暁、他いつもの面々
あと、テレビ放送のものも含めた歴代の犯人たち(小泉今日子、岡村隆史、伊集院光など)も出てくる。


<スートリー>
湾岸署を襲った連続殺人事件から7年。海外からの要人が降り立つ空港が近くにあり、高速道路や変電所などが立ち並ぶお台場は、テロリストの標的となっていた。そのため湾岸署は、よりセキュリティ設備が充実した新湾岸署への引っ越しをすることになる。引っ越しの作業を一任された青島は、部下と一緒に取り掛かるものの、湾岸署管内で次から次へと事件が発生し・・・


予想通り・・・

・・・つまらなかった。

いや別に、署内に緊張感がまったくないのはいい。
そういう連中ばかりだし、そういう設定だから。
若いのに、いきなり管理補佐官という設定であっても構わない。
小栗旬を出したかったのだろうから。

そして、所々に笑いを振りまこうとしているのもいい。

だけど、全体的に面白くなかったのだからしょうがない。
ほとんど笑えなかったし。

映画として面白くなかったのでは、どうしようもないだろう。

だいたい、今回の実行犯である、あの素人連中って、いったい何?
セキュリティ・システムに侵入できるということまでは、まだ納得できるとしても、どうしてあんなに簡単に殺人までやってのけるのだろう。
しかも、まったく証拠も残さず。

ほとんどパソコンの前にしか座っていない連中なのに、銀行を襲ったり、バスを乗っ取ったり、かなり計画的にやらないとできない犯行まで、完璧にやってのける。
主犯格の一人を除けば、ネットで知り合っただけの、ただのプー太郎連中だろうに、そんなことができるとは到底思えない。
つまり、作り手側は、そんなことなど「どうでもいい」と考えていたのだろう。

だから、主要な登場人物にも、わけのわからない役割を演じさせている。

まず、署のシステムに侵入され、皆が閉じ込められた時の対応。
伊藤淳史演じる和久(殉職した元刑事)の甥っ子が、たまたまセキュリティのマニュアルを持っていただけなのに、「お前が解除して来い!」と、システムルームに行かされる。
んなアホな!である。
あり得んだろう。
この警察署には、システム(IT)担当者っていないのか?

また、閉じ込められている最中に、急に悪臭が立ち込めた時、ユースケ演じる真下正義が「毒ガスだ!」って叫ぶ、
何だよ、毒ガスって。
ちゃんとガスの名前を言えよ。
名前がわからないのだったら、毒ガスかどうかわからないだろうに。

さらに、青島が木の杭で閉じられたシャッターをガンガン叩くシーン。
いったい何がしたいわけ?
ガス溶接でも焼き切れないのに、ぶっ叩いてどうするつもりだったの?
もしかして、いいシーンだと思って撮ったのか?
わけがわからない。

そして、物語は意外な結末へと進む。

・・・って、あんな展開ってアリか?
見ていて唖然としっ放しだった。

登場人物で言えば・・・

小栗旬は、想像していた役柄ではなかったが、特に違和感はなかった。
噂では、織田裕二と柳葉敏郎の仲が最悪なので、直接のやり取りを回避するために、わざわざ間に立つキャラクターを用意した、ということらしいが・・・

ユースケ・サンタマリアも、変な登場の仕方ではあるが、最後のオチのためだけの出演なので、ある意味しょうがない。
内田有紀は、わざわざ出てきた意味はなかった。

今回、意外だったのは、小泉孝太郎。
あの下手くそが、意外にも貫禄がついてきていた。

しかし、伊藤淳史だけはあり得ない。
どう見たって刑事には見えないし、そもそもバカ面なので、やることなすことがコントにしか見えない。
しかも、いかりや長介が演じた和久刑事の甥っ子ということで、やたらと伯父さんのセリフが出てくるのだが、これがみな手帳に記されている。
甥っ子が書き留めたのではない、和久自身が書いたものである。

ということは、和久刑事は、いちいち自分の発言を手帳に書き留めていたということか?
「・・・・な~んてな」まで書いてある。
まるで、ネタ帳ではないか。

だいたい、和久に人気があった(?)のは、そのセリフではなく存在感だろう。
いかりや長介自身、演技そのものは下手だったし。
にもかかわらず、そのセリフだけ取り上げて、同じように言わせたところで、チビ・ノリダーみたいな舌足らずなヤツが言っても、何の貫禄もない。

ということで、期待はしてなかったにもかかわらず、さらに期待外れだったので、評価は「C」とします。

「D」でないのは・・・

やっぱ、小泉今日子が出てきた時には、「おお~っ」って思ったから。

その小泉今日子だけど、途中小栗や織田に会った時、話の最後に不気味な笑いをするのだけど、その直後の高笑いは・・・

かわいすぎる!

変質者の笑いではなく、元アイドルのかわいい笑いにしか見えなかった。

監督は、撮り直せよ!
思わず、こっちまで微笑んでしまったではないか。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アクセス数
プロフィール

はぶて虫

Author:はぶて虫
はぶて日記(映画版)へようこそ!

検索フォーム
最新記事
最新コメント
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
649位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
297位
アクセスランキングを見る>>
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR